Torque Pro でマルチメーター

マルチメーターを購入する資金がないので、Torqueというアプリをダウンロードしてみました。

諸先輩方が書かれているように、まずはOBDアダプタを購入しましょう。

通信方式にはWifiとBluetoothがあります。
お好みで選択してもいいのですが、注意点があります。
WifiとBluetoothは実は同じ周波数で通信を行っています。
『2.4GHz帯』というのですが、同一空間内にWifiとBluetoothが存在すると、混線してどちらも動作しなくなります。
(※5GHz帯を使用するWifi端末の場合は、混線しません)

Wifiで通信を行うものには
ポケットWifi
車両搭載型Wifiユニット(搭載車種は少ないですが)
Wifi搭載型ポータブルHDD(SSD)
などがあります。

Bluetoothで通信を行うものには
カーオーディオ
ハンズフリーキット
などがあります。

(※上記は車内使用しそうなワタシが知る限りのものですので、間違いなどがあるかもしれません、ご了承願います)


ワタシが経験したケースでは、
Wifi搭載型ポータブルSSD⇒(Wifiで通信)⇒Nexus7_2012(動画観賞)⇒(Bluetoothで通信)⇒カーオーディオ(動画音声出力)で運用失敗

Wifi搭載型ポータブルSSD⇒(USB)⇒Nexus7_2012(動画観賞)⇒(Bluetoothで通信)⇒カーオーディオ(動画音声出力)へ変更しました。

(※現在は動画観賞を全て有線で行っています)

各々の使用環境に合わせて選択する必要があります。

Amazonなどで販売していますが、モノによっては当たりはずれがあるようです。

ワタシはアプリ動作でスマホのバッテリー消費が大きいことを考慮してBluetoothにしましたが、現在はスマホを充電しながらTorqueを動作させています。

OBDアダプタを入手したら、スマホと接続します。

OBDアダプタを車両のOBDポートへ接続し、エンジン始動(ACCでもイイと思います)

接続設定がすんだら、Torqueアプリを起動します。
(※必ず無料版で動作確認してください)



画像はトップ画面です。
(※端末によって表示方法が変わる可能性があります)
Realtime Infomation・・・マルチメーター表示

Fault Codes・・・故障コードの表示・消去など

Map View・・・GPSを使用した現在地表示(ワタシは使用していません)

Torque Scan・・・車両情報のリスト表示(Pro版のみ、別途インストールしてください)

Test Results・・・不明(使用していません)

Graphing・・・指定データのグラフ表示？(使用していません)

Adapter Status・・・OBDアダプタの状態表示

Help・・・ヘルプ

画面隅の歯車・・・アプリ設定など(Pro版ではPIDを作成できます)


細かい操作方法は割愛します

ここよりPro版限定

86+BRZ+FRSで使用できるPIDを紹介します。

まずはエンジンオイル温度

LongnameはRealtime Infomation上のメニューで表示されます(日本語不可かも)

ShortnameはRealtime Infomation上のメーターに表示されます(日本語OK)

こちらは以前他の方により公開されています。

ATF温度

海外サイトを参考にしました。
http://www.scangauge.com/support/x-gauge/toyota-specific/

OBDヘッダーが7E0と7E1の2種類ありましたが、7E1で正常動作しました。

温度センサーはポンプ吐出口にあるようです。

クーラント温度が20℃以下の場合、6速への変速禁止で出力データの正確性が確認できました。

燃料タンク容量

海外サイトの書き込みを参考にしましたが、燃料警告灯が約7Lで点灯するとのことなので、Equationを変更し、検証中。

http://www.ft86club.com/forums/showthread.php?t=23530
http://minkara.carview.co.jp/userid/1776760/blog/30305628/
(取扱書はちゃんと読まなきゃですね・・・。)

空燃比

これも海外サイトを参考にしました。

ステアリング角度

これはプリウスのPIDをリスト化された方のものを参考にしました。

ステアリングを切った方向と指針の向きを同じにしたかったので、equationで調整しました。

他にも発見しましたら更新いたします。