2009年03月29日
一発が速いのはよくわかったので、あとはレースディスタンスで どうなのか?
結果は・・・・。
完璧です!! J.バトン!!
・・・バトン、ホントの全開アタックしていないでしょ?
ポールスタートしてから、一気に4.5秒のリードを築いてからは、ひたすら
マージンコントロールのレースでした。
後続とのタイムギャップをコントロールした1.5時間でしたね。
ルーベンスはスタートでやらかしたものの、結果は2位。
参戦できるかどうかわからない状況から、わずか1ヶ月で参戦し、
結果は予選も決勝も1-2フィニッシュ!!
素晴らしいですね。
この結果を、ホンダは どのような思いで見ているのでしょう??
ルイスも、棚ぼたとはいえ、最後尾スタートから、辛抱強く走って結果4位ですから、
マシン性能を考えても、これ以上無いくらい上々の結果です。
上が潰れてくれないと、この順位は無理でしょう。
フェラーリは散々な結果で、くしくも昨年の開幕と同じ様な結果。
2台とも完走できず、速さも無い・・・。 重傷かも?
でも、今回の1番の驚きはタイヤ です!
なんなの? あの性能 -->スーパーソフトタイヤ
10週持たないのはともかく、デグラデーション大きすぎでしょ??
各タイヤの性能差を、わざと大きくしたのはわかるけど、やりすぎじゃない?
これだと、Sソフトは極端なショートディスタンスにせざるを得ない。
ただ、ブラウンGPのマシンは、他社よりまともに使えてるから、タイヤマッチング
も良好なんでしょう。 バトンはタイヤマネージメントやマシンをいたわる走りには
定評があるし。
トヨタは、予選終了後、ちょっと問題があってPITスタートになってしまったものの、
3位と、5位ですから、前評判通りでした。
今季は予想通りの大混戦で、見てる方としては面白くなりそうですが、ブラウンGP
が独走してもなぁ・・・・。
マクラーレンのファンで、フェラーリ嫌いな私的にはちょっと複雑。
やっぱり、この2チームが速くないとなぁ、とも思ったりして。
来週はマレーシア。 ここだとコース的にもブラウンGPが速いんだろうな。
鈴鹿での日本GPは、C2席で見ます。 (既にチケットは確保済み)
鈴鹿に来る頃には、どういった展開になっているんだろうか?
一緒に見る方、楽しみですね(笑)
Posted at 2009/03/29 17:20:14 | |
トラックバック(0) |
F1 | 日記
2009年03月28日
とうとう、2009年のF1が開幕しました。
近年のF1では、もっとも大幅なレギュレーション変更が行われたシーズン。
ウインターテストを見る限りでは、ここ数年の様な
フェラーリ VS マクラーレン
といった、いわゆる2強時代は終わって、混戦が予想されてました。
テストでは、
・マクラーレンの新車は失敗作? (リアエンドのエアロが×?)
・トヨタ、ウィリアムズは好調
・ルノーは失敗作?
・BMWは微妙・・・。
・フェラーリは堅実 KERSは?
・レッドブルは格好良い!! 珍しいRサス(プルロッドはどうなの?)
・旧ホンダのブラウン、まともに走れてないけど、いきなり速い!!
マクラーレンはリアエンドの空力処理が失敗と言われているけど、本当なのか?
仮に失敗だったとしても、あれだけの力を持つチームなのだから、開幕までには
何とかするだろう。
とか、
ブラウンGPはテスト結果が凄いけど、コンディションがよくわからないし、
タイヤもスーパーソフトだったから、本当はどうなん?
なんて事を気にしながら、開幕のフリー走行、予選を楽しみました。
今季から、CSではフリー走行1回目から全セッション生放送!!
なんで、1回目のフリーから見てました。
(さすがに金曜は仕事なので録画してです F1LIVE.COMで文字情報だけチェックしてましたが)
1.ブラウンGP速い!! この速さは本物です!!
ジェンソンとルーベンスが1-2なんて。 昨季までは「終わった」と言われていたドライバーが1-2とは。 オンボード映像を見ても車体の安定度は抜群。
ホンダが「来年にかけている」と言い続けたのはホントだったんですね。
すばらしいマシンです。 あっ、エンジンがメルセデスになっているんで、この点はホンダ製より明らかにパワーやドライバビリティは数段上です。
もっとも、正式に発足したのが3月、テストは2回程度しか走れていないのに、これだけの速さを発揮するのは、よほど車の基本設計が優れているのでしょう。
しかも、最も得意と言われている高速コーナーが無いメルボルンで、これだけ速いとなると、次戦のマレーシアでは他チームは歯が立たないかも??
この辺もエアロでさんざん苦労したホンダ時代とは正反対。
レギュレーション改正が転機になりましたね。
Rブラウンの開発能力も、やっぱり高かった、ということか・・・。
2.マクラーレンは失敗作だった
テストでの結果そのものでした。
車体はものすごくナーバスでオーバー傾向が凄い。 安定しているブラウンGPとは
大違い。 特にルイスがコントロールに苦労している様子が伺えます。
足回りも、ものすごくハードな様で、足りないダウンフォースを車高を下げる事で
何とか補おうとしているのか、フロアを擦ったりして、凄くピーキー。
ここはチーム力があるから、何とかして来るだろうけど、今季はテスト制限が
きつく、走れないので改良速度は遅くなるだろう。 中盤までに間に合うか?
3.レッドブルも速いじゃん!
S.ベッテルが3位に入るとは正直びっくり。 だってルノーエンジンですよ(笑)。
ちょくちょくトラブルがでているけど、壊れ無ければ速いね。
ここのマシン、コーナー立ち上がりでトラクションが抜群です。
4.KERSはまだまだ
予選Q3に進んだ車の中でKERS搭載車は、たった2台のみ。
典型的な例は、BMWで、KERS搭載したニックはQ3進めず、非搭載のクビサが
Q3進出と、KERS無い方が速いじゃん!! (笑)
KERSの使い方は、いわゆる一般的によく言われていた
「ストレートでのオーバーテイク」では無く、
「コーナーの立ち上がりで数秒ずつ使って速く立ち上がる」
為に使用していました。
これは、開幕前に予想された通りですが、レースになればどうなるかわかりません。
5.その他。
・トヨタは過去のシーズンよりは遙かに良いスタートを切れたけど
ブラウンGPの凄さに霞んでしまった。 遅くはないけど、取り立てて
速くもない。 フェラーリの前に行けたのは○
・中嶋は、チームメートのニコに対して激遅。
フリー走行から予選まで、ほぼ全てで0.5遅れてます。
同じマシンに乗るチームメートから、これだけ遅れるのは致命的で、改善しないと
チームからの信頼を失います。
・ルノーは予想通りダメですね。 アロンソの腕で何とかしている面が大きいですが
ピケの順位が、正当なチームの順位でしょう。
ここのマシン、格好悪いし・・・。
INGは今季で撤退するし、ルノーはF1やめたがっているから、このままでは
撤退か??
今季は、混戦で、面白いシーズンになりそうです!!
明日から鈴鹿で開催される日本GPのチケットが発売されます!!
私は富士には行きませんが、鈴鹿のF1は行きます
最大の問題は、駐車場と宿泊場所の確保です。
Posted at 2009/03/28 16:55:38 | |
トラックバック(0) |
F1 | 日記
2008年12月30日
2008年 モータースポーツからの撤退が続きました。
--<以下は全て個人的な感想です>--
その1 HONDA F1から撤退
・史上最大の経済危機+急激な円高
・成績不振
・SAF1サポートの負担
・スポンサー不足(無し?)
公式発表では、
「サブプライム問題に端を発する経済危機を乗り切るために資金と技術を会社存続のために集中する」
となっています。
勿論、その要因も有るのでしょう。
国内販売も減少の一途で、アメリカでは倍々ペースで減少しています。
その上、急激な円高が追い打ちを掛けた状況です。
輸出への依存度が高いメーカーほど、大打撃になるのは当然。
たぶん、輸出産業の経営陣は100円~90円台後半までは見越していたでしょうが
まさか90円台の前半から80円台に入るとは完全に想定外だったはず。
ホンダの場合、Sony同様、特にアメリカでの売り上げ依存度が高いメーカー
ですから、2重3重の大打撃になっていることは想像できます。
(ルノーはアメリカで販売していないので打撃は少ない)
成績に関しては、第3期の9年の活動でコレと言った成果は残せませんでした。
毎年優勝争いをしていたら、違った結果になったかもしれません。
あの成績じゃ、「F1でプライベーターに負けるメーカー系チーム」の烙印を
おされてるし、正直、あの予算と規模で何やってるの? と。
BAR時代の2004年にコンストラクーズで2位になったのがピークでしょうか。
翌年には最低重量規定違反で出場停止処分を受けて以降は低迷。
この問題、ホンダは日本向けに「悪いことはしてしない」と発表し、被害者を装った
が、日本以外では「明確な違反者」として糾弾されています。
本当に自信があるのなら、FIAに控訴したりしてアピールすべきだが、それすらして
いない事が、当事者自身、違反を認識していたのに被害者面しただけ。
(この件は海外、国内、複数のモータースポーツ誌に掲載されています)
結局その後は尻窄み。 浮上のきっかけすらつかめないまま。
この原因の1つにはチーム体制があると思っています。
ホンダチームと良いながらも、実質は英の会社に「マル投げ」。
そのマル投げ相手も、F1運営経験も無いスタッフ に、である。
ホンダサイドが積極的にチーム改革をする、と言った様な行動も見えないまま。
英サイドからは、日本のホンダは単なるスポンサーと見られていた。
トヨタは、昨年からチーム運営を本格的に改革し、責任の所在を明確にした結果
成績も上向いてきているのとは、対照的です。
タバコ広告規制でBATが撤退する時も、マーケティング活動を怠り、スポンサーを
集められず、その挙げ句に「アースドリームコンセプト」。
あれは、スポンサーを集められなかった為に仕方なくエコを使ったカラーリング
にしただけ。 あれではスポンサーが付くわけも無く、活動資金はホンダの
持ち出し、その上SAF1までサポートし出したら、そりゃ利益を圧迫するでしょ。
参加チームのBEST4に入る活動資金(一説にはTop2)もの莫大な資金と人材を投じ、
来年からの新レギュレーションに備えてRブラウンを招聘して万全の体制を作って
いる、と言い続けてきたホンダ。
今季も早くから、
「来季を見据えて」
「開発リソースを来年のマシンに集中」
と言い続け、散々ファンに期待させるだけ期待させといて、結果がこれでは・・・・。
何も結果を残せず、莫大な資金を捨てただけ と言われるのも当然。
会見で、福井社長が「出来ることなら続けたい」と言ったのは本心だと思います。
福井氏は、現NOVAエンジニアリングの森脇氏 達と日本アルペンラリーに出場した
経験もある、モータースポーツがやりたくてホンダに入社した、と仰っている方
ですから。 最も個人的な想いだけで継続できるモノでもないので、協議の結果
がこういう結果になったのでしょう。
株式会社は、株主に対する経営責任、従業員に対する責任もあるでしょうから、
経常赤字になるような時勢では撤退するのもやむを得ないのでしょう。
ファンからすれば納得できない事もあるかもしれませんが、従業員や株主から
見たら「給料が下がる可能性がある時に、そんなものやめろ」「配当が出ないし
株価も上がってるならやめろ」と言われるのも当然だと思います。
ホンダに限らずメーカーは、市販車を売って成り立っている企業です。
市販車を売るため、広告活動が主眼でF1に参戦している以上、赤字になった
り、宣伝効果が無いと判断した時点でやめるべきモノでしょう。
この辺が、
「F1をやるために市販車を売っている」フェラーリや、
「レースをする為に存在している」ウィリアムズ
とは 決定的に異なる点です。
経済事情次第ではトヨタやルノー、BMWやメルセデスだってどうなるか
わかりません。
ただ、撤退するにしても、もう少い巧いやり方がなかったのかな?
タイミング的にも、FIAエントリー締め切り後ですし、こうなると各種違約金や
諸問題で、相当なエネルギーを使うことでしょう。
F1に限らずモータースポーツからの撤退を検討しているチーム、メーカーに取っては
「あのホンダでさえ撤退したのだから」と、有る意味撤退の後押しをする事に
つながるかもしれません。
個人的にホンダのファンでは無いのですが、来季のKERSには多少なりとも期待を
していただけに残念でした。
Posted at 2008/12/30 21:10:56 | |
トラックバック(0) |
F1 | 日記
2008年10月19日
ここ数戦は やってはいけない事をした挙げ句ペナルティやら
なんだかんだで昨年の終盤と同じ様な結果になりつつ有った
ルイス・ハミルトン でしたが、上海では見事な結果でした。
昨年は ここのピットロードでコースアウトという、予想だにしない
ハプニングで自らのチャンピオンシップを台無しにしました。
今回も3回目のフリー走行で、ピットロード上でのオーバーランを
やっちゃった時は、正直、オイオイと思いました。
クラッシュはなく、エスケープ出来たんですが、復帰する際にバックで
コース復帰しました。
サーキット走ってる方はご存じでしょうが、
サーキットのピットロードは 原則 バックギア禁止 です。
勿論、危険を避けるためやむを得ない状況下では許されますが。
ここでペナルティが無ければいいなぁ、危惧したんですが、大丈夫だった様です。
この事以外は、フリー走行から予選とトップで、
決勝も見事な Pole to Win で久々にすっきりした完勝レースを見せて貰いました。
今回のフェラーリは手も足も出ず、 事実上のチームオーダーでキミとフェリペを
入れ替えてポイント差を最小に抑える事しか出来ませんでしたね。
私は、昔からマクラーレンのファン ですし、フェラーリは昔から嫌いです。
キミは好きなドライバーですが、今季は失望したし、フェリペは嫌い な
私は ルイスを応援しています。
最終戦で、富士の様な事をやらず、3~4位獲得を目的にしたステディなレースが
出来ればタイトルは手に入るはず。
イギリス以外では、色々と叩かれていますし、事実、物議を醸す事をやっていますが、
史上最年少チャンピオン獲得して欲しい。
Posted at 2008/10/19 17:44:25 | |
トラックバック(0) |
F1 | 日記
2008年09月15日
ベルギーとイタリアで2週連続開催となったF1ですが、2週続けて
非常に面白いレースでした。
スパ は恒例のスパウェザーで終盤で大混戦。
ルイスはもう1つ待てば簡単に抜けたのに、あそこで行ってしまうあたり
まだまだです。 行きたい気持ちは分かるけどね。
WETコンディションならフェラーリを抜くのは簡単だろうに。
結局、レース終了後に25秒加算(ドライブスルーペナルティ扱い)
ペナルティで3位降格。
ペナルティに関しては抗議をしているようですが、ルール上は
「ドライブスルーペナルティに関しては抗議を受付ない」
となっており、抗議を受け付けらるか微妙な所。
モンツァ ではフリー走行、予選、決勝と全て雨。
フリーと予選では時折激しい雨もありました。
そんな中、ルイスとキミが まさかのQ2敗退。
両者とも、Q2開始直後はPitにいて様子を伺っていましたが、コンディションは
悪化の一途。 結局、この出遅れが響いてQ2敗退。
この時、フェラーリのPitにいたミハエルが監督に激怒してました。
それにしてもベッテルはWetで見事な走り。 ブルデーも5位と
トーロロッソは2台揃って素晴らしい結果にオーナーのベルがーも涙してました。
この時点で翌日の決勝はWet-Dryへ変わることが予想されており、トップチームは
敢えてDryを考慮したセッティングを施していたものと予想していました。
決勝は前日の予想とちがってWetコンディション。
しかもセーフティーカースタート。 これは昨年の富士以来です。
Dryでは流石に2強に歯が立たないと思われたがWetではポールスタートが圧倒的に
有利。 しかもセーフティカースタートを巧く利用して十分なアドバンテージを
もって1コーナーへ入ってからは盤石な体制でした。
レースLapも見事なペースだったし、文句無しの Pole to Win
初優勝、おめでとう!!
雨に助けられた点は有ると思うが、それを巧く利用して予選から決勝まで
見事なレースでした。
チェッカー後、ベッテルがタイヤを2回叩いたシーンが印象的でした。
解説の川井ちゃん曰く「浜島さんがいたら喜ぶだろうな」と、言ってましたが
技術者冥利に尽きるでしょうね。
今週のF1GRANPIX NEWSが楽しみです。
このレースでは、前レースのペナルティ問題が物議を醸した事を受けて
「ショートカットでアドバンテージを受けた場合、譲るのは勿論、直後のコーナー
では仕掛けていけない」 と基準を明確にしました影響で、ショートカットした後の行動が非常に慎重でした。
これでチャンピオンシップは1ポイント差。
ますます目が離せませんが、今後マクラーレンが有利なのは明らか。
さらにWetになればフェラーリは苦しみそう。
<私は昔からマクラーレンのファンです>
Posted at 2008/09/15 15:17:34 | |
トラックバック(0) |
F1 | 日記