8/14 須坂(米子不動&大谷不動)~菅平~(上信越-関越-外環-首都高)~東京
昨日、下見をした道中は狭いので、なるべく対向車も先行車もいない状況で通行したい
為に、7:00にホテルを出て米子大瀑布へ向かう。
駐車場でおにぎりを食べてから、登山靴に履き替えて遊歩道を歩き始める。
約900mで
米子不動尊。 最初に
「不動滝」 (落差85m) に向かう。
この滝の周囲は固い岩盤で、いわゆる滝壺が存在しない。
そのためか行者の滝行に使われ、いまでも滝に打たれる行者もいるそうです。
滝の下部まで
歩けるよう整備されていて、その気になれば誰でも(?)滝に打たれることが
可能です。(笑)
そのまま
「権現滝」 (落差75m) に移動。
こちらは近くまで行くことは不可能です。
しばし見物した後、一旦不動尊に戻ってから遊歩道を歩いて対岸の台地に向かいます。
この台地は不動滝、権現滝ともによく見える絶好のビューポイントです。
また、この
台地状の平野は、背後に硫黄を産出した硫黄鉱山があり、そこで働く人々や
その家族が暮らしていた集落が有った場所でもあります。
最盛期には1500人もの人々が生活していたそうで、診療所や学校もあったそうで、
看板には当時の建物の配置状況が説明されています。
そのあと 300mほど離れた場所にある
、 「奇妙滝」 (落差60m) に向かいました。
この滝は不動滝ほど ではありませんが、近くまで行くことが可能です。
この後は、通ってきた道とは違う道で駐車場へ戻りますが、途中、休憩用にたてられた
あずま屋 前も絶好のロケーション。
900mほど下ると、来るときに通った道に合流し、直ぐに駐車場に着きました。
ここへ来た理由は、滝そのものが昔から好きだと言うのも勿論ですが、
この米子不動は、
冬になると本州随一のアイスクライミング・エリアになるのです。
権現滝の完全氷結は気候によりますが、他の滝は凍って氷瀑となり、中級以上のアイスクライマー
なら涎モノの氷がそこら中に出来ます。
夏にはなんて事の無い 染み出し も氷柱と化し、黒滝なんて見事な氷柱になります。
大小合わると15本以上のルートがあり、半数以上が登攀距離100mクラス。
来年の1月~2月に、このエリアで3~4本程度のクライミングをする計画であり、
現時点での最大の目標なんです。
その為の偵察(配置、距離感、地理的条件、等々)に来たんです。
あっ、勿論、冬は夏と同じ感覚で入ることは不可能です。 積雪が少なかったり、作業用の
除雪が入れば別ですが、
基本的に車で入ることは不可能で、スキーやを履いて4時間程度歩く必要が有ります。スノーシューだともう少し掛かりそう。
最高の入山方法は、積雪状況次第ですがスノーモービルです(笑)
我々が行く時には、スノーモービルを借りていく予定です。
最大の目的を果たした後は、山の反対側にある
「大谷不動」 を目指して峰の原林道を走行。
この大谷不動も冬にはアイスクライミングエリアと化します。
こちらは米子ほどのスケールはないものの、それでも垂直50mクラスが5本ほどあり、簡単な
ルートは有りません。
大谷不動は、4年ほど前に 「不動裏」 「本流 F2,F3」 と呼ばれる滝をクライミングしていますので
1度、夏にも見ておこうと思い、寄ってみました。
冬は通れない林道も、綺麗な舗装で一般車両でも何の問題も無く走行。
途中、大谷不動尊への分岐に車を止めて、徒歩で向かう。 一応、車でも走れるのですが、
ダートだし、冬しか来たことが無く先の状況が分からないので徒歩にしました。
30分ほどで大谷不動尊に到着。 冬はココに来るまでに2時間以上かかるので、やっぱり楽。
以前来たときはココにテントを張りました。
一応、「
一ノ滝」を見に看板に沿って進みましたが、滝はかなりショボかった・・・。
この上には落差55mの「二ノ滝」が有るのですが、下からでは見えません。
辺り一面ガスが掛かって視界もあまり無いので、早々に退却。
林道を走行し、冬は峰の原スキー場になる所まで登ってから、菅平へ降りていきました。
菅平周辺は観光客が多く、道路も渋滞気味。
上田菅平ICから上信越道に乗って、後はひたすら高速を走行。
この当たりで給油ランプ点灯。
妙義周辺ではミニバン隊列が追い越し車線をふさぎ、ウンザリ。
時間もまだ早いので、渋滞情報も道中の渋滞は表示されていなかったのだが、嵐山で事故が発生し
そのせいで渋滞発生。 この渋滞を抜けるのに約30分を要しました。
いい加減、燃料も気になりだしたので、DCCDをマニュアルフリーにセットし、
1番左車線を80km/hで一定速走行。
それでも、厳しく、燃料系の針がついにEを越えてしまいました。
さすがにヤバイかな?、と思ったので三芳PAにて給油。
でも、給油量52Lって? はて?? まだまだ走れたじゃん!(爆)
関越から外環、そして首都高と走行したわけですが、首都高も渋滞が酷かった。
チョット前までは、連休中の首都高は空いているのが普通だったのになぁ~。
たしかにお財布には優しいけど、これだけ渋滞のオンパレードだと、\1000って
どうなのよ? 、とも思ってしまう。
環境フリークでは無いし、ぢっちかと言うと無頓着で気にしない人ですが、
Co2排出量だけを見れば、間違いなく環境には厳しいですよね。
一旦、帰宅して荷物を下ろしてから近所のコイン洗車場に向かいました。
雨中や濡れた林道を走ったもんだから、マッドフラップや下回りは泥だらけに
なってしまった車両をキレイに洗車して全行程終了。
3日間の走行距離 1190km 平均燃費 10.5km
フォトギャラリー 1 2 3 4 (基本的にblog中の写真と同じです)