写真のこれが美味しい季節になった!
TOP画像は昨年カレー屋で買った粉末タイプのチャイです。
お湯に溶かすだけでOK。砂糖もミルクも、ボクの大好きなシナモンも入っているスグレモノです。
だけど水だと全然溶けNEEEEEE!ので暖かくなってから永らく封印しておりました。
以下すっごい長いので一行まとめ。
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危うくなった時はまず自身を俯瞰せよ(キリッ
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先週、黒船さんから渡良瀬アタック…渡良瀬遊水地までの自転車ツーリングのお誘いが。
渡良瀬遊水地まで自分らの出発拠点から約60km。つまり往復で120km程度のライドになります。
100kmライドは自分は夏に一度やったきり。黒船さんは初になるそうで。
これまで何度か70~90kmはこなしたので、ペース配分に気をつければなんとか行けるのではと期待できます…が!
当日は北西の風がかなりの強さという予報。北西といえば…目的地の方角です。
しかも、目的地まで走ることになる川沿いは予報のものよりずっと強い風が吹きます。
120kmなんてただでさえ初めてなのに、流石に不安ではありますが…
今のボクには秘策が!
そう、
Newホイールかっちゃったぁ!d(゚∀゚)b (と言いつつわかりにくい画像)
このホイールで、風なんて!
風なん……ええ、先に言っておくとあの颶風の前には意味なかったです(´;ω;`)
ともあれ当日になり、米を食いまくり、BCAAと書かれた怪しいおクスリでドーピングにつぐドーピングを試み、万全の状態で挑みます!
出発前には黒船さんが目ざとくホイールの変化を指摘し、
ボクが
「あっれー?わかっちゃいます?わかっちゃいますぅ?(゚∀゚*)ゞ」というウザい儀式もつつがなく終了。
さぁ、渡良瀬アタック開始!!
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風TUEEEEEEEE!!
わかっちゃいたけど風強すぎぃ!
元々が貧脚とはいえ、いくら頑張っても15km/h程度しか出ない時も。
速度が出ないのもありますが息をするのも苦しい状態。
しかも不意の突風で煽られて何度もふらつく。いつコースアウトや落車してもおかしくない緊張感…タスケテ。
そんな折、地図兼ロガーとしてハンドル上部に配したスマホが鳴動。迷い猫氏からLINEで良い事があったとの呑気なお慶びメッセージが来ましたが…
「知るかバカ!そんなことより◯こ◯ーだ!」
よっぽど返してやりたかったですがそんな余裕ねえええええああああくそおおおお!!
そんなこんなでもがき苦しみ到着した渡良瀬遊水地(のほとりの『道の駅きたかわべ』)
心折れる事無くなんとか辿りつけました。
一人だったら絶対に野田あたりで引き返していましたよ(;´Д`)
初めて来ましたが、天気の良い日に周辺を流したら気持ちよさそうですね。
この日はそんな余裕がなかったので貯水池にちょっと寄っただけですが。
お昼は『なまず重』。なまずは初めてだったので注文後に臭みの強い魚かもと覚悟しましたが、実際はそんな事もなく美味しくいただけました。
さてさて、ここまで長く、苦しい道のりでした…
しかし帰りは黒船さん曰く
『ご褒美タイム』。そう、今まで二人をを苦しめていた風が味方につく時です!
風を背中に受け、今までの鬱憤を晴らすが如く走る疾走る!
時に40km/h強という(自分的に)ものすごい速度で巡航。ホイールの風切音も勇ましく、すっかりプロ気分です。(゚∀゚)
向かい風だと15km/h、追い風なら40km/h。風は本当に偉大ですわ…
そんな感じであっという間に関宿まで到着。後は35kmほどの距離を南下するだけ。
ここまではまだ帰路の1/3ですが、この後も北西の風が後押ししてくれる事もあり楽勝ムードの二人。
しかし、事はそう簡単に運びませんでした…
関宿を出る頃には既に夕刻。
冬至を越えたとはいえ、冬の空はすみやかに暮れていきます。
もちろん長距離ライドとなれば夕暮れを走ることも想定していたので自分も黒船さんも前照灯と尾灯をセット。
黒船さんの前照灯は先日メインが故障したため予備のもので、自分の用意したものに比べると照度が心もとないので自分が先頭を走って照らす事に。
実際にライトオンすると…
あれ、こんなもんだっけ?
黒船さんからは明るいですねとお褒めの言葉を頂いたものの、以前テストで点けた時より暗いような…
まぁ、まだ夕暮れだから照度がよくわからないんだと納得して南下開始。
風が弱まり、速度は下がったものの良いペースで進んでいきますが、どうもライト照度が引っかかる。
日が暮れるにつれライトの照射面とそうでない路面がクッキリわかるだろうと期待していましたがそうでもない。
これは…ヤバイのでは…?
そうこうしている間に橙色の世界が終わり、サイクリングロードは真っ暗に。
そして前方もほぼ真っ暗!
路面とグラベルの区切りが殆ど見えない!
ギャップや落下物も視認した瞬間には踏んでいるという有り様。
サイクリングロード中央にある白線だけが頼りの状態。白線がなけりゃとっくに落車コースです。
見えない見えない本当に見えない!
こんな状態で先頭を走りたくはないけど、自分のものより弱いライトの黒船さんに先頭を押し付ける訳にはいかないし…
そんな事を考えていたら、サイクリングロードの幅員が不意に狭まって危うくコースアウトしそうに。
これはイカン!
もっとペースダウンしよう。いや、ここは黒船さんに危険なことをきちんと話し、自転車を引いてでも安全に帰るべきでは…
くそっ何故なんだ。なんでここまで暗いんだよ…
このライト、結構明るい自信があったけど実際の夜道ではこんなものかよ…
いや、電池だ!購入時についていたテスト用電池なんか後生大事に使っていたから…
もうそろそろ電池が尽きそうなんだ。
次からはテスト用はテスト用と割り切ろう。すぐに新品と入れ替えよう。
なんとも苦い教訓だった…
教訓…だ…… ???
うわああああああああああああああああああああああ!!
サングラスつけっぱだったあああああああああああ!!!
道理で暗いはずだよなああああああどうりでええええええええ!!!!
黒船さんに停車を告げ、サングラスを外すと…
あっかるーい*:.。..。.:*・゜(n'∀')η゜・*:.。. .。
見えるぞ!私にも敵が見える!だか未来をしっかり見て☆だかとにかく見える!
背後からの視線が若干厳しくなったのを感じつつも後はスイスイ。
そしてスタート地点に到着、
120kmライド☆終☆了☆!! d(゚∀゚)b
いやー、帰り道はどうなるかと思いましたが、
『自身を俯瞰する』というボクの悟りにも似た機転によって難を逃れt
ごめんなさいなんでもありませんごめんなさい
…しかし今回はあの強風もなんとか乗り越えられたし、自分もちょっとは成長している感じです。
でももうあそこまで風の強い日は自転車乗りません。危ないですよホント…
帰りの高速巡航は楽しかったなー。独力であのスピードを出せたらさぞ気持ちよかろうな。
出力を鍛えるのもそうですが、今年は
『長距離を走っても最後まで脚が終わらない』よう鍛えたいものです。
脚が売り切れた時ってすっごい情けない思いしますから(´・ω・`)
ともあれ、充実した休日を過ごせました。お疲れ様でした!!
最後に。
チバーズ自転車部(仮)はアナタの参加を心待ちにしております。(・∀・)ゞ