宴の締めはパエリア？（EUROネタ）

宴の終わり

今日の決勝で終わってしまうのかと思うと会社行く気にもならないEUROですが、最後はスペインの勝利で幕を閉じました。
準決勝であれだけ外し続けたフェルナンド･トーレスがカウンターからの1発を見事に決めて、勝負に幕を下ろしました。
ドイツは難しかったですね。お互いに両サイドが高く張り出す布陣でしたが、カプデビラ、セルヒオ・ラモスの両サイドバックの上がりかたは尋常ではなく、さすがのドイツもサイドからの攻撃が封じられてしまいました。バラックも負傷してからはいつものダイナミックな動きがやや減った感じがします。結果、ドイツの攻め手はシュバインシュタイガーの切れ込みだけになってしまい、簡単につぶされていましたね。逆にいつものようなロングボール戦略のほうがプレッシャーをかけられたのではないかと思います。
立ち上がりは硬さが目立ち、途中押し込まれる時間も多かったスペインですが、決定的なシュートはほとんど撃たせなかったと思います。今回、華麗なパス回しと攻撃に賞賛が集まるスペインですが、バックラインの安定ぶりは際立っており、失点も最小でした。また粘り強さも特徴です。中盤の4人はやはり並ぶとあまり機能しませんでしたね。収録された方は早送りで見てみてください。中盤の4人が並列に並んでいるシーンが何度と無く映ってきます。これではダイナミズムは生まれません。今日はポゼッションもほぼ同等でしたしね。シャビ・アロンソ、サンティ・カソルラを入れてから縦のダイナミズムが蘇り、ポゼッションもずっとあがりました。この辺はこれからのスペインの課題でしょうか。しかしイニエスタ！最高ですね♪彼がいる限り中盤は磐石でしょう。
いずれにせよ、44年ぶり、私が生まれる前に優勝してたんですね。盛り上がってそうですね、スペインは。トマト投げ合ってるんでしょうか？(笑

寂しくなるなぁ。お疲れ様でした。