昨日のブログでブレーキが上手くなれば「どこで止まるか未来が分かる」と書きました。
私達の間ではそれを
「尺を知る」と言います。
尺を知るためには何を練習をすればいいのでしょう?
それは「G一定のブレーキ」です。
(ここではG一定=ペダル踏力一定であれば良いです)
G-Bowlアプリでは信号停止時などに「G一定のブレーキ」で停車することで「いいですよ」という音声が流れます。それは減速感が一定であれば、人間の感覚として「このまま行けば、どのあたりで止まりそうか」予測が出来るからです(助手席から見て運転手がブレーキを掛けた時に「このままじゃ止まらんな」と思ったことはありませんか? 感覚的に分かるものなのです)。最初は予測が甘くても、繰り返しやる内に精度は上がります。
しかし、ブレーキを途中で強めたり弱めたりしているようではどこで止まるか予測できません、行き当たりばったりです。それでは何度ブレーキを繰り返しても正確な距離感は一生身につかないのです。
つまり
「G一定のブレーキ」は尺を知るためのモノサシなのです。ですから、感覚を身につけるためには「今から練習するぞ」という時だけでなく、今日から全てのブレーキをG一定で行うようにします。最初は距離感が合わないので途中で修正することになります、イライラするかもしれませんが、それで構いません。めげずに常に「G一定」でブレーキし続ける事で人間の感覚は修正され、無意識に狙い通りの停止位置で止まる日が来ます。
これは遠投したボールが、止めたミットに吸い込まれるように収まるようなものです。野球経験者なら誰でも出来ますが、よく考えるとスゴイ事です。「感覚がある」としか言いようがありません、こればかりは理屈だけではムリで何度も狙ってボールを投げる事で身につきます。遠投がビシっとキマル感覚がブレーキで出来たら、気持ちいいと思いませんか? (そうなったらノーコンでブレーキしてた頃が恐ろしくなるはずです)
次回は、もう少し詳しくG一定ブレーキと練習方法について説明しようと思います。
→「G一定ブレーキ練習のお約束」に続きます。
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Posted at
2014/07/17 21:26:38