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2024年08月05日 イイね!

下りヘアピンでボールが落ちそうになる問題

下りヘアピンでボールが落ちそうになる問題先日、運転の話をしていて「G-Bowlのボールを落とさないように運転しているが、峠の下りだとコーナーリング中に勾配で加速してGオーバーしそうになる」という話が出ました。

ヘアピン後半の話だと思いますが、「まだ曲がってる」のに加速されては曲がりきれなくなる・・・、お気持ち分かります。

で、どうするかと言うと、「しかたなく曲がってる最中にブレーキをかける」のだけど、何かセオリーに反しているような気がする。
かといって、それを避けるにはコーナー入口で大幅に減速する事になる → 「コーナーリング全体の速度が落ち過ぎて損してる気がする」ので、どっちが正解なのか? というお話でした。

玄人の方からしたらレベルの低い話ですが、多くの「運転好き」のドライバーはこういう問題で悩んでいると思います。私も「ガマンの時間」と感じていました。


最初に書きますが、この問題の答えとしては「始めにもっと減速しましょう」で8割9割正解です。オーバースピードなら適正な速度に落とすのは大前提です。


ただ、それだけだと上手い人の運転と何か違うんだよなーって私も思った訳です。

そもそもヘアピンで減速する目的は何なのか? 考えますと「向きを変えて反対方向に加速する」ためですよね。下りヘアピンでGオーバーしそうになるのは「下り勾配だから」ではなくて「向きが変わって無いから」「ハンドル切ったまま戻せない状態だから」です。そんな時に加速されたら確かに困ります。

とすれば早く向きを変えて車を出口に向ければ良い訳です。極端な例は WRCなど見ていると入口でサイドを引いてサッサと向きを変え、全開で立ち上がっていきますよね。向きを変えることの重要性です。

つまり、カーブの出口を窮屈に感じたら「速度が速すぎる」だけではなく「向きが変わってない」ということも考えてみる必要があります。もっと言うと「俺の運転は向きを変えられていないのでは?」です、車や道のせいではなく。

いやいや、サイドなんか引かないし! 普通に走ってたら「道に沿ってハンドル切るしかない」のだから、早く向き変えるったってやりようがないじゃない・・・と思われるかもしれません。ヨーコントロールの意識が無い頃の私はそう思っていました。

実際には同じ速度でコーナーリングしていても、外に向かってはらんで行く状態もあれば、内側に巻き込むように曲がっていく状態もあります。車はレールの上を走っている訳ではないので、ドライバーがヨーレートを意識してコントロールすることで曲がり易さは変わります。ゆっくり走っている時でも、ゆる~いカーブを走っている時でも、です。

今回の問題で言えばコーナー前半で効率よくヨーレートを立ち上げることで、コーナー出口がずっと楽になる訳です。実際、1テンポも2テンポも早くアクセルが踏めるようになります。そういう走り方をすれば「下り勾配で加速されて困る」なんて気持ちはどこへやら、「ガマンの時間」が「アクセルオン」の時間にさえ変わります。

ヨーコントロールを意識出来るようになると、苦しかったコーナーリングが楽しくなりますよ!
興味が湧いた方は G-Bowlアプリ体験講習会 にお越しください。
アプリでチェック&練習する方法をお伝えしています。
Posted at 2024/08/05 15:00:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 運転技術 | クルマ

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「夏タイヤに戻すのがしんどい、作業するのはいいんですけどタイヤ・ホイールが重いのが辛い、下手したら腰に来る歳頃です。」
何シテル?   04/18 22:05
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