トヨタ(純正) ディスプレイオーディオ+T- CONNECTナビ  

2020年8月の改良でマルチテレインモニター付きのナビはディスプレイオーディオタイプになりました。462000円と高額なため、付けるか付けないか非常に悩んだパーツです。

TX-Lグレードをやめ、浮いたお金で付けたのでレビューします。

2020年8月より、従来のものより画面が大型化し(8インチ→9インチ)、CDやDVDなどのスロットを持たないディスプレイオーディオになりました。ただ、T- connectナビの機能もあるので、スマホと接続しなくてもナビとしては使えます。値段が安くなり、見た目もスッキリしました。

私が感じたメリット&デメリットを挙げていきます。

メリット
①マルチテレインモニターが付き、見た目が良くない(あくまで主観ですが)補助ミラーをなくせる。
②マルチテレインモニターのためのカメラが付く関係か、ミラーがウエルカムライトやリバース連動機能、ドアロック連動格納機能付きのものに変わる。これはTXグレードでは普通は付けられないので嬉しい機能です。
③ETC2.0車載器が付いてくる。
④14スピーカーのスーパーライブサウンドシステムが付く。


デメリット
①ナビ自体がディスプレイオーディオなので、CDやDVDのデッキが無く、ノーマルのままでは映像入力端子もないので、テレビやスマホに入っている音楽以外は試聴できない。
②補助ミラーがないので、とっさの時に下や左下を見ることができない。マルチテレインモニターをオート設定にすれば車速が10km/h以下になると自動でカメラ映像に切り替わるようにできるが、10km/hでは切り替わるのが遅いと感じる時がある。手動ではハンドル左下のカメラのスイッチを押さないと切り替わらないが、とっさの時にはとても押せない。
③いろいろ付いてくるとはいえ、高い。
④メーカーOPなので後からは付けられない。また、付けてしまうとおいそれとナビを変えられなくなる。
といった感じです。

数年前からCDを買ったり借りたりすることはせず、iPhoneにDLして聴いていたので音楽に関しては問題なしですが、映画などを試聴できないのは困りました。別でまたレビューしようかと思いますが、社外品でTVキットと外部入力端子を出せるキットがあったので取り付け、HDMIをアナログのRCAに変換すれば映像を流せるようになったので、Amazon Fire TV Stickを接続していろいろ見れるようにしました。でもこれ、普通のナビならそもそもDVDとかが見られるし、映像入力端子も初めからついていたりしますよね…

補助ミラーを外したかったのと、14スピーカに惹かれて買いましたが、個人的にはこの内容なら決して高くはなく、画面は見やすいしスピーカーも(純正スピーカーとしては)かなりいい音がしますので付けてよかったOPだと思っています。
ただ、車内で映画などの試聴が多い方は少し考えたほうがいいかもしれません。前述の映像入力キットを取り付ければ、Fire TV StickもスマホもDVDプレイヤーだって接続できますがアナログ入力になってしまうので画質はかなり劣ります。