
さてさて、この前書いたRECS買ったよ~報告。
早速、施工してみました、箱根で(jaminさん伊豆スカOFFの集合前にw)
施工の方法は簡単、スロットルからエンジンの間のサージタンク部分にある適当な配管部分にRECSのチューブを付けてアイドリングさせるだけ。
適当な配管部分は車種毎に変わってくるけど、圧力センサーの取り出し口やブレーキのバキューム配管が繋がっている部分とかに差し替えれば良いです。ブレーキのバキューム配管は殆どの車に付いているんで、その部分が確実かな?圧力センサーとかの部分だとセンサーの異状認識されちゃう事があるんで(後述)判る人だけにしといた方が良いかも。

施工中の写真を撮り忘れたんで、施工イメージをwww
よく見る光景ですね。こうやって薬液を吸い込ませて行きます。
全て吸い込ませたら何度か軽くレーシングをしてやり、余分な薬液をマフラーから噴出してやります。
エンジンが汚れていると煙が多いとか言われていますが、うちの車はまぁそこそこ出てたようです(風向きで自分からあまり見えなかった)
さぁ、その後走行となったんですが……なんかもっさり~www
アクセルベタ踏みでも、もさ~っと加速してブーストかかるとそこそこ加速って感じ。
何故だと思ったけどすぐにティンときたのがそういやバキュームセンサーの部分から吸い込んだなと言う事。
施工中バキュームセンサーを外していたわけで、ECUにエラー信号でも出てるんじゃね?と思い、ECUのリセット(まぁ、バッテリー暫く外すだけですがw)
その後ISCVの学習をさせ(まぁアイドリングで放置するだけですがw)試走した所、もっさり感が無くなり復活。
センサー類の部分から取り込む時はちょっと注意した方が良いかもしれませんね。特に最近の車はエラー信号消すのにディーラーへ行ってMUTでリセットさせる必要がある車種もありますんで。
で、体感効果は?と言うと、ワカンネェwww
まぁ鈍感な私にぁ判りませんわ。
で、ここで終わらしちゃうと期待してた皆さんに悪いんで、私なりの実験をして見ますよ。
よくアクセル踏み出しただけで判ったとかエンジンが軽くなったとかレビューがありますが、人の感覚程当てにならない物はありませんし(逆に達人の機械以上の鋭い感覚もありますが)曖昧なレビューとかしかありませんしね。
RECSの洗浄効果は本当にあるのか~~?(ドンドンパフパフ)

凄く、昭和臭のする効果音ではありますが実際にカーボンがどの位落ちるのか、エンジンコンディショナーと比べて比較してみたいと思いますよ。
左側は私がGSRのインマニ清掃でよく使っているエンジンコンディショナー。昔的に言うならキャブクリーナー。
右は言わずもがなRECS。
これをエンジンのカーボン部分につけて汚れの落ち具合を確認するわけですが、検体は……

モンキ~、ノ~マルヘッド~(ドラえもん的効果音でw)
うちの物置に転がっていた適当なカーボン付着パーツという事で。
私の記憶が確かなら、コイツは新車時から数百キロ程使われたエンジンのヘッドで、その後エンジン弄りまくられた時に放置された物ですわw
燃焼室側にそこそこカーボンが付着されているんで実験には良い検体でしょう。

まずはヘッドの半分片側にRECSを垂らして10分程待ちます。
実際にはこんなにべっとりとは付かない筈ですが、まぁテストという事で。

10分程待った後軽くさっとティッシュでふき取って見ます。
汚れが解け落ちたように薬液が茶色くなり、細かな0.1mm位のカーボン粒が取れています。

ヘッド側は……おお、カーボンが薄かった部分の凄い地肌が一部見える位カーボンが落ちてますよ。
軽く拭いただけでこの落ち方なので結構な洗浄力です。

ちょっと強めに拭くとかなりのカーボンが剥げ落ちます。凄いですね~。
ちなみに薬液つけないと擦っても殆ど落ちません。
次に、反対側辺りにエンジンコンディショナーを吹き付けて見ます。

泡泡なヤツです。
コイツは、GSRのインマニ掃除の時にいつも使っていてインマニ内に吹き付けた後10分程待ってから圧縮エアーで噴出すと0.5mm位のカーボンの粒がいっぱい取れる位洗浄力があります。

同じ様に10分位待ってからティッシュで軽く拭き取ってみると……
RECSよりも多く汚れが落ちてますね(RECS側が影で真っ黒に見えますが……)
ただ、RECSもエンジンコンディショナーと比べて結構良い落ち具合で、エンジンコンディショナーの7~8割位の落ち具合って所でしょうか、かなり健闘しています。
ついでに、RECSをヘッドにたらしたあと、1日程放置して見ました。

ティッシュでふき取ってこんな感じ!!!
エンジンとかオーバーホールしている人には判ると思いますが、薬液垂らしただけで楽にここまで落ちるのは驚き物です!
RECS完全に有りでしょう。施工しても落ちるか落ちないか判らない怪しい液体ではなくて、きちんと洗浄力がある液体で、吸わせるだけで簡単に施工出来ちゃう。コレ良いですよ。
ただ、実験で感じたのは吸わせるだけの簡易施工では頑固にこびり付いた汚れが何処まで落ちるのかなぁっという事。軽くついた汚れ程度なら薬液付くだけで溶けて落ちちゃうんで、あんまり汚れていないからまだいいやと言うよりも、汚れの付着が弱いうちに綺麗に落としちゃう方が良い様な気がします。
と考えると、1~2年に1度施工して行くというのが良いのかなと思いますね。
値段も給油1回分チョッと位ですし。
あと、施工後の汚れの多さと煙の関係について。
汚れが多いと煙が多いとか言われていますけど、コレどうなのかなぁっと。
煙の正体って薬液そのものって感じがします(2ストエンジンの混合オイルの煙みたいに)
煙が多い車種とかはインマニ内の形状で一部分に薬液が溜まってしまうとか。
それと、施工中の薬液を注入するスピードが速くて一部分に溜まってしまったケースとか。
薬液が汚れに付着している時間が長ければ長い程汚れが落ちますんで、レーシングで煙が多く出るケースとかだと、薬液が一部分で溜まって全体に回りきってなかったり、施工スピードが速かったりとかであんまり洗浄効果が無いんじゃないのかなっと思います(あくまでも私の想像で)
それから、実験で示したように即効性と言うよりも遅効性の部分が多そうで、施工直後よりもその後じわじわと汚れが落ちるという方が多いように思います(メーカーもだんだんと汚れが落ちてゆくと言ってますしね)
なので、施工後は車を余り走行させずに(薬液がどんどん飛んでしまうので)数日おいてから走行させた方が汚れの落ちが大きいと思いますね。
最後に、勘違いしちゃいけないのがコレでパワーが上がるとかパワーが回復するとか大きい期待をしちゃいけない事。実際に施工しても効果を大きく感じる人は少ないんじゃないかな?(それかスパシーバ効果!wで想像妊娠している人とか)
大事なのは、エンジン内を常に綺麗にしておき良い状態を保ち余計なトラブルを起さないようにする事、でしょう。
という事で、コレお勧めしますよ。
あ、メーカーの回し者でも宣伝マンでもないのでw