人生の機微

23日夜のあるパーティーでのこと
楽しそうに踊る婦人
たまたま隣席になり問わず語りに聞かされたある悩み。
傍目にはたいした悩みとも思えないのに、疲れるとひとりでホテルに３～４泊して帰るという。
「そうですか、そうですか、でも恵まれている方だと思います。自然体で生きていきましょう」 と言った途端に相手の眼が潤み、
「あらやだ私、初めてお会いした方にこんな話をしてしまって」 と困惑されました。

恵まれた日常から、自分より不幸な人もたくさんいることに気がつかなくなっているのかもしれません。
自分も今の境遇に感謝し、与えられた責務を謙虚に果たして行こうと気を引き締めました。