往路は混雑の談合坂SAを避けて初狩PAでお子さん軍団
1970年代のBMW3.0CS
初狩PAから望む富士山
長閑な初狩の景色
初狩町は小説家山本周五郎生誕の地でもあり、武田勝頼の逆臣と言われている小山田信茂の碑「首塚」も町のはずれにあります。
20数年前に初狩を歩いていた時、偶然「首塚→」の看板を見て、近くにいた婦人に「首塚って何ですか?」と尋ねたところ、その人は何代にも亘って首塚のお守りをしている家の奥さんでした。
興味があるならと家に招かれ、伝承の鐙などを見せてくれました。
初狩PAからお子さん軍団をスルーして1時間足らずで道の駅富士川です
ひさしぶりのミーティングで大混雑の地方色豊かなミーティングでした
1時間くらい見学して道の駅富士川でお買い物です
幻のとうもろ 甘々
3本1550円といい値段です
びっくりするほどジューシーでした。
野菜各種、小粒のせいか激安です
道の駅富士川から東方を望む
西方を望む
道の駅富士川の北に青柳町があります
江戸時代には甲斐・駿河間の富士川舟運の主力となりました。舟運と関係して駿州往還(河内路)や駿信往還、市川往還など重要な街道も通過し、物資の集積地としても栄えました。
やがて鉄道、自動車の発展とともに舟運は廃れ、青柳町も衰退して行きました。
かつての青柳宿の水口屋
ぼくが御殿場・甲府地区を担当していた時の店主は5代目で現在は6代目がお店を守っています。
外観も店内も40年前とほとんど変わっていないことに驚きました。
あいにく5代目はゴルフに行ってて、「母はあそこのレディースショップにいますから会ってやってください。耳が遠いので大きな声で話してください」と言われ、行ってみると往時の面影の残る美しい老婦人が店番をしていました。
「覚えていますか?・・・・・」と挨拶すると、耳が遠くまた認知症も進んでいるようで、思い出せないようでした。
「わざわざ来てくださって・・・・よかったらこれ奥さんに持って帰ってください。私の手作りです」と渡されたものを見ると、なんともやさしい趣の小さなみっつの籠でした。
40年前の美しい奥さんの面影が彷彿とし胸が熱くなりました。
諸行無常であります
30分ほどで辞し、次の目的地下部温泉
下部川沿いの下部温泉郷
監視員にはこのすがれた趣を味わうことは無理です。
車を置いて散歩したいところですが、帰りの渋滞を考えるとついつい先を急ぐことになり、お昼は道の駅みのぶです。
ホットドッグ&コーヒー
マスタードの用法見本です
食器を返しながら「おいしかったですよ」と言うと
「今バラが盛りなのでよかったら見て行ってください。香りもいいですよ」
ここは山上の小パラダイス道の駅みのぶ
篤志家から寄贈された彫刻群
やっぱり一番人気の裸婦像
帰りの中央道でクライスラー300
変な処理のテールランプから一瞬フランス車?と思ったキャデラックXT4
談合坂SAで見かけたまるで新車のような初代ランクル プラド
Posted at 2023/05/31 21:42:40 | |
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アメリカ車 | 日記