ドアパンチ ー 企業の品格

住まいの大規模修繕工事に伴い、駐車場所の移動を余儀なくされ２ヶ月経った５月１日に予想通りドアパンチを受けました。
最初に指定の駐車場を見た時に隣の車が営業車だったので、「あの場所では当て逃げやドアパンチを受けるのは時間の問題」と現場責任者（最近は責任者と言わずに担当者と言います）に言ってありました。
５月２日の朝、前日の雨滴を拭き取ると左ドアに隣の車の物と思しき塗料が２カ所各長さ３ミリ程度着いていました。
隣の車には大きく会社名が書かれているので調べてみると、資本金10億円超、従業員350人、国内事業所15ヵ所、東証スタンダード市場上場の所謂大企業でした。
本社は横浜にあり、当該車は横浜ナンバーでしたが、おそらく東京支店所属だろうと見当をつけて、東京支店に電話をしました。
千里「御社の営業車が置かれている駐車場で隣に車をとめている者ですが、きのう２カ所ドアパンチを受けたようなので、お話を伺いたく電話しました。ナンバーは⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎です」
受付女子「それは申し訳ありません。当支店の車両ナンバーをお調べしますので、少々お待ちいただけますか？」
２〜３分後
「大変お待たせいたしました。当支店の車両のナンバーは⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎です」
「そうですか。では本社に聞いてみます」
「こちらで調べてご連絡させていただきます。電話番号は今おかけのこの末尾４桁⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎でよろしかったでしょうか」
30分後
「もしもし、千里様ですか？この度はご迷惑をおかけして申し訳ありません。私は本社総務部の⚪︎⚪︎と申します。お知らせいただいたナンバーの車は⚪︎⚪︎支店所属のものです。恐れ入りますが、駐車場の場所、傷を発見された時間等詳しくお教えいただけますか？」
「駐車場の案内地図、写真、私の車の隣の御社の車の写真があるのでメールします」
手間をかけて申し訳ないこと、たいした傷ではないので補償を要求するものではなく、確認して以後注意してくれればいい旨のメールを送信して30分後
「メールを確認いたしました。１時間後に担当者が伺いますのでよろしくお願いします」
「何も来てもらわなくても当事者に確認して以後注意してもらえばいいのです」
「ですが、弊社としては現場を確認して処理しなければなりませんので申し訳ありませんが後ほどよろしくお願いします」
１時間後
「担当の⚪︎⚪︎です、ただいま駐車場に着きました」
駐車場に行くと社用車で来た人が、頭を下げて「この度は申し訳ありませんでした」
「現場を見てはいませんが、4月30日には傷がないのを確認しています。５月１日は車を動かしていないし、２日朝に御社の車と同じ色の塗料が２カ所ついてるのを確認しました。おそらく雨の中乗車時と降車時の２回無造作にドアを開けたのでしょう」
「おっしゃる通りでしょう。修理の手配をいたしますので・・・」
「修理は結構です。さっきも言ったように確認して以後十分注意してもらえばそれでいいのです」
「いや保険で修理しますので・・・」
「修理して車に手を加えるのが嫌なんです。この気持ちお分かりにならないでしょうけど」
「ディーラーに出してもですか？」
「ディーラーでも同じことです」
そんなやりとりの後
「大規模修繕が終わるまで隣に営業車をとめません」
「何もそこまでしてもらわなくても」
「いやここで徹底しませんと」
結果ぼくの車の両隣は空き区画になりました。

その後、同じ大規模修繕工事でとめにくい場所に移動を余儀なくされている車をぼくの隣に移動し、ドアパンチした営業車を奥のとめにくい場所に移動することを決めました。
連休明けに駐車場管理会社、大規模修繕工事業者（駐車場契約者）、当該車両所有者の了解を得て駐車区画を変更することになりました。
今回は加害者がネットで検索できる誠意ある大企業であったこと、最初にぼくからの電話を受けた女性が親身になって迅速に適切な処理をしたことでスムーズに解決しました。
余談ですが、現認に来た担当者（部長）はジープ ラングラーのオーナーでした。

きょうは銀座に二つ折りの財布を買いに行きました。
気に入ったものがなく持ち越しです。
ということで、お昼飯ランチはこないだのむさしの森珈琲
「お飲み物はいつお持ちしますか？」と聞かれ、「食後に」と答えたクリームソーダが先に届きました。（笑

こないだのエッグベネディクトはすでに廃番になっていました。

4/25 ついにオープンくら寿司グローバル旗艦店 銀座店

増殖する配膳ロボット

ついでに買い込んだいつものやつ

ちょっとしたお祝いで松屋のアンリシャルパンティエが混んでて、三越のアンテノール

みんカラなので、休日によく見るベンツ、BMW、アウディ
輸入車に乗ってて言うのもあれですが、嗚呼国産車