
ヴァンプラかあ・・・と前を見ると、グリルに懐かしい洒落たカバーがついてました。
冬季に過冷却を防ぐ理にかなったアクセサリーで、昔はグリルの裏側に段ボールをあてがって代用したりしたそうです。

1930年代前半にはキャデラックを凌ぐ高級者だったパッカードはサーモスタットで開閉するシャッターをラジエーターグリルにしていました。
実用性と同時に大きなメッキのグリルで高級車の威厳を醸す役目も担っていたのでしょう。
現代の目で見れば野暮ったいギミックに近いものですが、1937年当時は “high technology” だったのでしょう。
やがてEVが一般的な時代になると、「おじいちゃん、昔の車って水で冷やしながら走ってたってほんとぉ?」 なんてことになるのでしょう。
Posted at 2011/03/03 20:20:16 | |
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欧州車 | 日記