2016年01月13日
cobra式自動車評論家批評 (間違いだらけの自動車評論家選び 2016?)
遅くなりましたが、皆さん、明けましておめでとうございます!
さて、今年最初のブログは自動車評論家を批評しようかと思います(笑
というのも、ベストカー誌の投書に、車ばかり批評してないで、評論家の批評をしてみてはいかがでしょうかというものがあり、思わず吹き出してしまったからです。
という事で、個人的な意見で批評していきます。
まずは、信頼できるトップ10から。
(一口コメントは6位まで)
1位 沢村慎太郎
沢村氏は笹目二郎氏のような分析力を持ち、福野礼一郎氏の様なメーカーに恐れず、読者の為になる記事を書いてくれる方で、自分のドイツ車信仰を崩壊させてくれた恩師だと思います。
当時中学生の自分が初めて読んだ2008年のACJで、当時のドイツ御三家のDセグメント車(E90 3シリーズ LCI w204 Cクラス B8 A4)に自信を持ってオススメ出来る程の良い車が無いと書いていたのです。これらの車は、殆どの雑誌がひたすらにべた褒めしていた車であり、かの有名な徳さんも3シリーズはいつでも素晴らしいなどと書いていたので、最初は信じられませんてした。初めて沢村氏の文章を読んだ時は衝撃を受けました。
最初は沢村氏が捻くれているのかとすら思ったのですが、自分で色々と調べたり、実際に乗る機会が訪れた事で、沢村氏の文章こそが真実だと感じ、それ以降沢村氏が酷評した車をべた褒めしている評論家は基本、提灯書きの人と判別する基準にしています。
2位 笹目二郎
元エンジニアという事もあり、分析力が素晴らしいです。
彼も書くべき事をきちんと書いてくれて、参考になります。新車当時、ここまでE60のアクティブステアリングを酷評した評論家は、沢村氏や福野氏、そして笹目氏くらいしか思い浮かびません。
http://www.webcg.net/articles/-/12538
それにしても
BMWは繊細な操舵を楽しむ車だった…
という一節はなんだか物凄く響きます。
3位 福野礼一郎
やはり辛口評論家として絶対に外せませんね。
メーカーを恐れない姿勢が素晴らしいです。好きな様に書いていたら、BMWなどのインポーターからはそっぽを向かれてしまったのだとか…
今年で60歳という事もあってか、最近はかつて程厳しい事を書けてない気がしないでも無いですが、それでもやはり参考になりますね。
4位 三本和彦
彼は、メカニズムに関してはそこまで詳しい印象はありませんが、ユーザー目線からの不躾棒を使った実用性などの評価なら、この方でしょうね。
新車情報が終わり、最近はベストカー誌にたまに出ている程度ですが84歳ながら、相変わらず良い事を書いてます。
5位 齋藤浩之
彼は、元AUTO CAR JAPANの主筆で現在はENGIN誌で執筆しています。職人サイトーと呼ばれたAUTO CAR JAPANの頃ほどではありませんが、車の長所と短所を端的に分かりやすく書いているのが素晴らしい点ですね。
6位 森慶太
ちょっと読んだだけだとふざけた文章を書くお気楽評論家かと思いきや、その中身の濃さには驚かされます。文章がチャラいだけな小○コージとは大違いです。
7位 五味康隆
8位 中尾仁
9位 内藤毅
10位 島下泰久
それでは、逆に信頼出来ない方ワーストも。(伏字にしますので、誰のことかはご想像下さい)
ワースト1 KSW
VW最高主義。流石に飽きたぞ!
ワースト2 HH
この方はBMWコンプリート誌の主筆。
E60のアクティブステアリングについて、E60のデビュー当時の記事には、違和感を覚えるドライバーはハンドルの切り方がおかしいからだと書いておきながら、F10が出るとE60のアクティブステアリングは不自然なものだったと意見をひっくり返したメタメタな方です。
ワースト3 KM
こちらはメルセデス信者で、W205を2台乗り継いだ事を自慢している方。評論がキモチーだとか、カタログのスペックの丸写しであり、正直cobraのような素人と大差の無い内容の薄さ。
それでいながら、結構メディアへの出演が多いのが不思議。
ワースト4 IY
BMWコンプリート誌に沢村氏がその3年前に他誌で書いていたアルピナに関する文章のコピペではと思うほど、何処となく似た文章を投稿していた。
BMWに縁があるみたいで、cotyでアクティブツアラーに10点入れた。
ワースト5 SK(女性レーシングドライバー)
提灯記事を書きがちな印象が。
BMWのエンジンについて、往年のNAのストレート6よりも最新のあのディーゼル音をだす直4ターボの方が性能どころかサウンドもいいとまで書いた。(自分が聞きくらべた限りでは、とても考えられないです。)
ワースト6 SK(男性レーシングドライバー)
とりあえず新型が出る度に旧型を貶す。
例えば、直6ターボのF82M4がでると、今まで誉めてきたE92 M3はV8で鼻先が重く、操縦性の悪い車と酷評。
でも、E92のV8はアルミ製でかなり軽量に仕上げてあり、F82が直6になったとは言っても、ターボという重りがついたので、決定的な差ではないと思うのですけどね…
なんだか気が萎えてきたので、こんなもんで終わりにします。
福野礼一郎氏も書いてましたが、実際のところ酷評するのって、決して気持ちのいい物では無いんですよね。
こちらも書いていてだんだんとやになってきます。
こういう事を思ったり、我慢できなくなってブログに書いてしまうような事が無くなる事は、無いのでしょうか?
多分、今の自動車メディアが変わろうとしない限りは無理なのでしょうね…
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Posted at
2016/01/12 19:18:34
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