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アウディTTがモデルチェンジしましたが…




デザインがあまり代わり映えしません。
まぁ、シングルフレームを導入して以降のアウディはそんな感じですよね。
それどころか、


新型より先代、




先代よりも初代


のほうが無駄なラインなどが入っておらず、カッコ良い感じすらします。


今のアウディはかつてのジャガーのように、


変えない事が正しいと思っているのでしょうけど、


ジャガーはデザインを崩壊させずに上手く引き継いでいき、


流石に限界を迎えたら、歴代のデザインを潔く捨てて、


全く新しいデザインを導入しました。

TTは、上手く引き継ぐどころか、今回のモデルチェンジで顔を厳つくして、シンプルなラインから構成されているからこそカッコよかったデザインを劣化させてしまいました。
そろそろこのテイストのデザインで行くのは限界なのでは無いでしょうか？
確かに、伝統を守ることは大切なことだとは思いますよ。
でも、劣化させてしまうのでは、偉大なる初代に失礼なだけです。だからこそ、過去にとらわれすぎるのはよくないと思うのです。
これは、コンパクトで引き締まったデザインが売りだったはずなのに、３ナンバーサイズまで肥大化させ、視覚的にも重くなってしまった、F56系のMINIにもいえますね。
技術による先進を謳うメーカーです。
この際、歴代のTTをモチーフにしたデザインを一回捨てて、また１から練り直し、初代TTのように人々をあっと言わせるデザインを出して欲しいと個人的には思うのです。

一方通行の狭い道に、パトカーが路駐していました。
cobraはそこを自転車で通り抜けようとしたのですが、幅のあるクラウンです。
ぶつけてしまって警察にお世話になるのもやなので、通り抜けるのをあきらめ迂回しました。

そして、パトカーの前を通って、僅かではあるものの、タイムロスをさせられた事に腹が立っていたので、車内で涼みながらお茶しているパトの運転手を睨みつけておきました。

そんな中、一台の車が黄色信号でその場を通過していきました。
すると、パトはサイレンを鳴らし急発進。
信号無視ですよといいながら、取締りをはじめました。

自分は怒りを覚えました。
警察である事の特権を使ってものすごく邪魔になる場所で路駐（しかもねずみ狩りのために）して迷惑をかけている奴が、運悪く黄色信号で走りぬけてしまった車を取り締まっているのです。

どちらが公衆迷惑か
明らかに警察ですよ。
このブログをもし、あのO鷹警察の署員が見ることがあったら、今後は人の迷惑にならない場所で取り締まりをしてほしいと思います。

もう少し、公共の福祉を考えてほしいですね。

最近の車は運転手を考えていると思える車が少ない。

例えば、プリウスの楕円形ステアリング。



こんな形状のステアリング、握りやすいのでしょうか？

ホンダ インサイトのメーター。



カラフルでキレイですけど、ハッキリ言って、見ていて疲れないでしょうか？

こういう例は、何もトヨタやホンダ、国産車だけの話ではない。

最近ではアウディなど電気仕掛けが好きなメーカーを始めとして侵食しつつある。

こんなにナビの画面がデカくでスピードメーターが小さいとは…
アウディは、ユーザーが必要とする情報を理解していません。

確かに、こういうカラフルな見た目や変わった形はは、注目を集めるかもしれないし、特に中国人や、ゲームの様な表示を好む人々からの受けは良く売れるかもしれません。
でも、車はゲーム機ではありません。
人の命を乗せて走るのです。
それを、ゲーム延長みたいな感覚で作って良いのか？
楕円形ステアリングをキチンと回せず、事故を起こすかもしれない。
カラフルなメーターは目を疲れさせ、運転の集中を切らすかもしれない。
見にくいスピードメーターは、速度超過に気付かない原因になるかもしれない。

ユーザーが好みでやるなら良いとして、現在は、普通の視聴性や実用性を重視する方々まで、この様なユーザーに不誠実な車を選ばざる得ないの状態です。

最近、車離れに加えて車の平均寿命の向上で車が売れないと言われています。
しかし、個人的に思うのは、新型の車は機能性よりも、見た目ばかりを気にしてしまった、ユーザーの事を考えていない車が多いが為に買い替えられないのが、新車が売れない原因の一つなのでは無いかと思うのです。

cobraとしては、どう考えても

味気ない見た目と言われてもこんな感じのシンプルなメーターがいいし、


ステアリングだって、握りやすい真円の物が運転し易いと思う。


開発者の自己満足に終わらない車が増えて欲しいですね。

今から2週間以上前の事ですが、空飛ぶ犬さんのE86とfuchiさんのE46に相次いで乗る機会がありましたので、今更ながらE86とE46の違いについてでもまとめてみようかと思います。



(助手席視点からですが)

乗り心地

Z4クーペ(E86)は、


アシが明らかに硬いです。
でも、ボディ剛性がオープンのE85の2倍近い強さを誇るという事もあるのか、段差を乗り上げても一発で揺れを収束してくれるので、不快ではありませんけどね。
これは、225/45/17という比較的小さめのタイヤで、なおかつBBS、脱ランフラットと足下が軽量だった事もあるかもしれないですね。
ランフラットは正直あまりいい印象が無いんですよね…
以前乗った、2005年式のE90 325iのダイナミックパッケージはランフラットだった事もあるのか、硬いし、段差を乗り越えた後に重さからか足がバタついたし…
その後乗った2006年式 320iのベースグレードは、アシが柔らかくなったものの、やはり足下が重いのかスッキリとした乗り味でも無かったかなと…(2007年モデルからは、落とし所を見つけたという話を聞くのですが、乗ったことが無いので何とも言えません。)
Z4もランフラットで乗ってみないと何とも言えませんが、ランフラットだと多分バタつくのではないかと思います。
わざわざ味が落ちるランフラットタイヤを何故日本仕様には標準にしたのかが疑問に感じました。
確か欧州仕様はオプションなんですよね…
向こうよりも遥か走行速度が低いのに…

さて、続いてE46。
fuchiさんのE46も225/45/17タイヤにBBS。


パッと見は空飛ぶ犬さんのE86と同じホイールですが、よく見ると、E86に装着されているホイールはやや深リムで微妙に異なります。
タイヤはピレリのチンチュラートというコンファート寄のタイヤな事もあってか、fuchiさんにお願いして、空飛ぶ犬さんと同じ道を走って頂いたのですが、道路のギャップを踏んでもZ4よりも明らかにショックを吸収してくれます。
それと、17インチという事もあるのか、うちのE46の16インチのように段差を乗り越えた後に感じる若干ながらのブヨンとした感触も感じられません。免許取ったら17インチホイール買って、履かせてみようかなと考えてみたり。
うちのE46のタイヤ、足回りが傷んでいるだけかもしれませんが…



(今思えば2008年製造のcobra家のミシュランと2012年製造のfuchiさんのピレリを比較するのは無理があるかもしれないですね。製造年月が4年も違えば、ミシュランには不利ですよね)

プラットフォームが同じ2台ですが、サスペンションのセッティングの違いで性格が大分異なり、面白かったですね。

最近のBMWは、アシがフニャけていて、車酔いしそうになります。
やはり、この頃までのBMWは足のセッティングが明らかに上手かったです。

さて、続いては挙動について。
E86は足が硬い事もあってか、ハンドルを切ったらスイスイと曲がって行く感覚でした。(あくまで感覚です。実際に運転した訳では無いので…)
親戚が乗っていたE46のMスポーツもこんな感じだったかな。

それに対してノーマルのE46は、ハンドルを切ったらじんわりと曲がって行くというか。
でも、決してスローな動きという訳では無い気がします。
人間の感覚にあった素直な動きというか。そんな感じです。
祖父のE36もこんな乗り味でした。
E46の中でも特に、往年のBMWらしい濃い世界があったのは多分MスポーツでもないノーマルのE46でしょう。

E86の方がスイスイ曲がっていくので乗っていて楽しいですが、長距離乗る機会があるとしたら、E46の素直な動きの方が快適でしょう。
キチンとスポーツカーとスポーティーセダンのキャラ分けをしてあるのです。

エンジン

E86はN52B30で265PS


、E46はM52 TU20で150PS


スペックとしては、N52の圧勝ですが、でも、響かせるサウンドの気持ち良さはどちらにも存在します。
うちの318iにも搭載されている、E46の後期のN42B20


も4気筒ながら、4000回転あたりからの澄んだ音がかなり素敵です。直4のBMWはクソだなどと乗った事も無いくせに書いている人もいますが、そういう人に直4と教えずに乗せてやりたいものです。それくらいいいエンジンです。
でもやはり、迫力ではストレート6にはかないませんね。

因みに、この爽やかなサウンド、最近の直噴ターボのBMWからは失われてしまいました。
以前代車で借りたF20は、ちょっとこれディーゼル？と思うくらい味気ないサウンドでした。
N42であの澄んだサウンドが作り出せたBMWですから、これは明らかに、環境性能の為に手を抜いたとしか言えません。
これではますます、何の為にBMWを選ぶのかが分からなくなってしまいますね。
しかも、4気筒の328iで570万円もしますし…
これって、E46の330i Mスポーツよりも35万円も高いんですよね…
確かにF30は見た目の立派さなら、E46より上ですが、これだけ出しても、直4というのはなんだかね…
直4も良いエンジンですけど、より満足感の高い直6エンジンのトップモデルが買えた値段よりもずっと値段が高いとなるとなんかアレですよね

例えは悪いですが、女の子に例えれば、見た目地味だけど、中が凄かったのがE46、化粧を覚えて見た目が派手だけど中身貧弱なのがF30…
って感じでしょうか。
ヤンキー文化の日本では、後者の方が人気かな。
表現悪くてゴメンなさい。
まぁ、自分ならE46ですな。

まとめ

今となっては、どちらも旧モデルで、プラットフォームとしては2世代前のものですが、今のBMWが失ってしまったものが残っていて逆に魅力を感じます。
そういえば、DのUさんも、MでないBMWでBMWらしい濃い世界があったのは、E46とその派生車種までと仰ってましたし。

こんなに良く出来ていて魅力的な車がE46なら30万円から、E86でも200万円


からそこそこ程度の良い個体が手に入るというのは、良さが分かる我々からすれば素晴らしい環境だと思います。
これなら、多少整備にお金が掛かっても魅力薄の新車を買うよりも安上がりで遥かに濃いカーライフが送れるのですから。

E46などの90年代のBMWは暫く底値が続いた後で、再評価される時がいつか必ず来る。
そう思わされた1日でした。

世界で初めて自動車を発明したとして有名な、カールベンツ


とゴットリープ・ダイムラー


この2人が作り上げたメルセデス・ベンツという会社


は、ガソリンエンジンの自動車を発明した会社と有名です。
ところが、これ、4サイクルエンジン車という意味では正解であるものの、ガソリンエンジン車という意味ではどうも違うみたいなのです。

ダイムラーもベンツも、初めて自動車を作ったのは1885年。
そして、特許を取得していた会社が無いのをいい事にベンツは1886年に自動車という特許を取得し、


それ以降、世界で最初の自動車メーカーとメルセデス・ベンツが呼ばれていくキッカケとなりました。

しかし、これより先にガソリンエンジン車を発明していた人がいるのです。

その名はジークフリート・マルクス


ユダヤ系ドイツ人の彼は1870年にはガソリンエンジン車を開発していたのです。



このエンジンは4サイクルでは無かったと言われていますが、ガソリンエンジンを搭載した自動車としては世界で初めての車だったのです。
では何故、今までメルセデス・ベンツが最初のガソリンエンジン車メーカーと呼ばれてきたのか？
それは、ヒトラーによる歴史のすり替えという説があります。
マルクスはユダヤ系ドイツ人でした。
ヒトラーは、ユダヤ人を迫害しましたが、その際、マルクスの功績の記録を抹消してしまったと。
そして、自国の国民の優秀性を示したいヒトラーは、マルクスが自動車についての特許を取得しておらず有名で無かったのをいい事に、最初に特許を取得したダイムラーとベンツを最初に自動車を開発したという事にしてしまった。
さらに終戦後、メルセデス・ベンツという会社の『世界で初めて自動車を作った自動車会社』という言葉があまりにも有名になってしまい、誰もそれを疑わなくなってしまった。
こうして、マルクスに遅れること15年もの年月を経て自動車を作った会社が、ガソリンエンジンの自動車を発明したと有名になってしまったと。

終戦後にもこうしてヒトラーの影響で歴史のすり替えが行われていたのだとしたら恐ろしいものですね。