さて、昨日塾帰りに寄り道で東京モーターショーに行って来ました!
塾が2時半に終わり、そのまま電車で直行。駅には3時45分に到着。
あと15分待てば、アフター4でチケットが700円で買えるのでコンビニでドリンクを買うなどし時間をつぶしました。
(尚、滞在時間が短かったので、写真はありませんが、その分内容は濃いブログとなります。一部過激な表現もありますが、楽しんで頂ければと思います。)
さて、会場に入ると真っ先に向かったのはjaguar。
もちろんお目当のXE
(写真は拾ってきました)
みん友さんのブログにあったように、確かに、E46を彷彿させるデザインでしたね。
素直にカッコ良かった(^^)
さて、ドライビングシートに座ってみる。
ペダルはオルガン式で無いのがちょっと残念だけど、ステアリングにもペダルにも変なオフセットは無く、充分合格。
これなら、運転に集中できますね(^^)
尚、後部座席は、全高が1415mmというのもあって、ヘッドクリアランスが厳しかったですね。
でも、今時のDセグはデザイン優先でそんなの当たり前になりつつありますが…
尚、インパネは上半分はソフトパッドであるものの、グローブボックスなどが硬質樹脂製だったのが気になりました。
まぁ、その分足回りとアルミボディにお金を掛けたようなので、走りが良ければ、自分は気にしません。
続いてXF。
ハッキリ言って、XEとの違いが分かりにくいですね。
でも、内装のソフトパッドの使用量は一気に増え、XEよりも幾分質感が高いです。

ただ、F10系5シリーズにはゴージャスさで敵わない印象もありますが…
本当に最近のBMWの内装は高級車になったものです。
さて、XFに戻すとさすがに前席も後席もゆったりしています。
ドライビングポジションもXEに負けずと自然です。
因みに、スタッフに声をかけてみたところ、磁石を持ってきて、XFのアルミボディの解説をしてくださいました。
また、アルミボディがいつから採用されたかご存知ですかと聞かれたので、
『X350からアルミボディなんですよね!自分は、往年のjaguarデザインと新技術が組み合わさったX350大好きですよ!』
などと話していました。
そのスタッフの方も嬉しそうにしていました。
そんな感じで楽しみながらjaguarブースを去ると今度はBMW。
jaguarがBMWを意識した車造りをしている事が有名になりつつありますが、モーターショーのブースまで向かい合っているとは何かを感じてしまいますね。
さて、BMWですが、全ての展示車が施錠されており、乗りこんでドラポジなどの確認ができないのであれば意味がないと感じたので、会場を大雑把に見回すと、MINIへ。
MINI、正直今のF56はかつてのR50のような小さくまとまった雰囲気がなく、間延びした感じがあり、好みから離れつつあります。それでも、中に乗りこめたので乗ってきました。
乗ってみると失われたスタイリングの凛々しさと引き換えに、向上した居住性を備えていることに気付きます。でも、MINIユーザーが居住性の向上を望んでいたのかと言えば、そうでもないと思います。あの狭さが逆にMINIならではの世界になっていたのですから。
やはり、旧モデルのユーザー向けではなく、新規ユーザーの獲得を目指したマーケティング重視の車になってしまった印象ですね。
そんな事を考えながら降りると、コンパニオン兼解説員の女性に、「いかがでしたか?」と聞かれたので、「居住性が向上していますね。これなら4人乗って出かけられそうではあります。ただ、ちょっとでかくなってしまったのが残念ですが...だってMINIですからね」と答えてみました。
すると、「それは否定できませんね。先代の方が小さくて愛嬌ありましたもんね。」という返事が。
そう、ただ仕事で解説をしているというより、本当に車がお好きな方だったのです。
そんなわけで、Cobraはその方と20分くらい雑談していました。
しかし、「向かい側のランドローバーとMINIは、もともとは同じ会社なんですよね」と向こうから振ってきたのには驚きました。そこで、1994年のBMWのローバー買収からの一連の歴史を振り返るなど、ものすごく濃い話になってしまいました。いや、車好き同士の会話は楽しいですね。そんなわけで、コンパニオンの写真を撮るのがお目当ての方には、結構な迷惑になっていた模様です(笑
車はときめかなくても、一番楽しかったMINIブースでした。
続いては、メルセデス。
ちょっと怒りが炸裂です。
まずCLAシューティングブレーク。運転席に座り、シートを合わせます。そして、内装がチャチナ事に気付きます。デザインはカッコいいものの、これで、400万も取るのはいかがかなと。
なにしろ、走行性能はゴルフ以下なのですから。
さらに、ステアリングは、完全に左側にオフセット。今回中に乗れた輸入車で一番ひどかったです。
さらに、フロントシートをそのままにリアシートに座ると、先ほどのMINIと大差ない居住性。
全長が4700mm弱もあって、この居住性、パッケージングが最悪としか言えません。
福野礼一郎氏の言葉を借りれば、これ乗ってゴルフヴァリアントを見下していたら、そいつは裸の王様です。
それくらい、悪い印象を持ちました。
街中で、CLAはよく見かけますが、それを考えると、みなさん試乗をしないで、外観だけで買っているのでしょうか。
続いてはCクラス。
自動車雑誌にはクラスを超えた高級感などとありましたが、そのようには感じられませんでした。
意外と硬質樹脂が多用されていて、センターコンソール辺りは、だいぶ安ぽっかったです。
隣に座っていたおじさんが安ぽいと言うのをのを聞き、話しかけてみると、その方はW124に乗られていて、サイズ感の近いW205が気になっていたけど、がっかりだねと言っていました。
こちらも、ステアリングにオフセットが。
どうも、メルセデスは、右ハンドル仕様の開発に力を入れていない模様ですね。
それでも、日本で一番売れる輸入車であるのが不思議でたまりませんでした。