
ガンダムコンバージ、30体程の墨入れとマーカーでの部分塗装をしましたが、今の時点でのマーカー類の使い勝手的なモノを書き留めておこうかと思います
完成度はエアブラシと筆でコンバージリペイントをされている方々の足元にも及びませんが、マーカーでのちょい塗りも中々に楽しいものです
そう楽しいのdeathヨw
今後、マーカー塗りに限界を感じるようなら、又は飽きたら、筆塗りもするかもしれません、何せカラーの数に限界ありますから
マーカー塗りにポリシー持ってるワケでは無く、マーカー塗りのお手軽さから始めたら、マーカー塗りではかなりキツくなってきている現状です
まず、墨入れ
スミ入れです
自分が墨入れに使っているのはこちら

上から、
ガンダムマーカー流し込みスミ入れペン3色
コピックモデラースミイレ用2色
ガンダムマーカースミ入れ用極細ペン3色
ガンダムマーカー消しペン

基本はガンダムマーカーのスミいれ用極細ペンを使っています
ブラック、グレー、ブラウンの3色
1番多用するのがグレー、次いでブラック
ブラウンは使った事無いですw
白系統にはグレー
青、赤、黄色にはブラック
または、色が濃いものにはブラック
薄いものにはグレー
てな感じで使ってます
墨入れする場所がある程度の面積がある場合は、白いものにもブラックを使います

例えば、キュリオスの肩や腰のアーマーのダクトや隙間の部分には白いものにもブラックを使ってます
グレーを使うと、インクが薄いまま塗装したような、ボケた感じになるからです
ただし、元々色が濃いものや黒っぽいものにグレーを塗っても、重ね塗りすると結局はブラックになります
あくまでも、色が薄いものや白系統にグレーを塗ったらグレーっぽいままって話です

コアブースターのブースター部分に墨入れしたグレーはグレーっぽいままです
これはグレーにしたかったのでOK
下地が白だからグレーになります😁

続いてコピックモデラー
ペン先が超細いので、細い線を引きたい場合に重宝します
ですが、定着力が弱いです
中々乾かない感じ、塗った後触ると手に付きます、かなり日数が経つと手に付かないようです
そしてペン先が細いので筆圧に注意ですね
コンバージの墨入れを始めた頃はコピックモデラーのブラックをメインで使っていたのですが、価格が高い上にペン先も潰れやすく、コンバージに元々着色されている塗料の上には乗りにくい性質もあって、今では細い線を引きたい時だけ使っています
コピックモデラーのウォームグレーは色が薄く、何度も重ねて色味を調整する必要があります、こちらは価格も安く入手しやすいです

コピックモデラーウォームグレーで墨入れしたデュエル
墨入れの線が細く薄く、あっさりとした仕様に仕上がるので、その時の気分によって、ガンダムマーカー極細ペンのグレーとコピックモデラーのウォームグレーを使い分けています

mk-IIの胸の黄色のダクト、このような細いところの墨入れは、コピックモデラーのブラックを使います
しかし、、、
墨入れしたい筋彫りが、細くて深い場合には上記のガンダムマーカー極細ペンやコピックモデラーは使わない方がいいです
細くて深い筋彫りに、無理して何とか墨入れをしようとすると、ペン先を潰します
潰れないまでも必ずダメージを受けて、そのうちにインクが出なくなります
そんな場所にはこれ

ガンダムマーカー流し込みスミいれペン
毛細管現象といって粘度の低いサラサラのインクがスーッと筋彫りに流れこんでいきます
チョンチョンと押し当てて流し込んでやります
チョンチョンした場所はインクがはみ出しますが、後で消しペンを綿棒に付けて拭き取ります

デュナメスのシールド、ペン先が入らないような細くて深い筋彫りには流し込みタイプを使いました

S-ガンダムの肩の溝にも使いました
流し込みタイプは、艶が出やすいのが欠点のひとつですね
そして、上からトップコートを吹くと滲む場合があるとの事で注意が必要になります
あくまでも素組み用、でもコンバージには結構使えます
ただし、塗装がザラついている部分に使うと周囲に滲んで広がります
流し込みタイプに限らず極細ペンでも周囲に滲みますが、流し込みタイプのインクは濃度が薄くて広がりやすいので注意が必要です、かなり汚します

自分の場合は、墨入れや部分塗装した場所を、ツヤ消しにしたい場合はパーマネントバーニッシュを使ってますので問題ないです、今のところ
流し込みタイプを使うようなってから極細ペンタイプの消費がぐーんと減りました
それまでは、細くて深い筋彫りに強引に極細ペンタイプで墨入れをしてたので、バンバンペン先を潰してました

極細ペンタイプのスペアは持ってた方がいいですね、こんなには要らないですが…
筆圧が強くてペン先を潰してたのでは無くて、細いところに無理やり突っ込んで潰してました、まあ同じかw
そして1番大事なもの

ガンダムマーカー消しペンと極細綿棒
墨入れから部分塗装から、はみ出たら綿棒に消しペンのペン先から出るアルコールを滲ませて拭き取ります
狭い場所や、真っ直ぐに拭き取りやすいようにカットしてある塗装用の綿棒も売られていますが、お値段がお高いので自分は使っていません
なんせ、バンバン綿棒を使うのでコストは安い方がいいです
一回で拭き取る事はできないので、数回拭き取ります
色がちょっとでも綿棒についたらその綿棒は使えません、色が着いたまま拭いても綺麗にはならないし更に周囲を汚します
だから大量に綿棒を使います
綿棒の先っちょを爪で潰して薄くしたり、机に垂直に押し付けて平にしたりして、はみ出たところを拭き取ってます
消しペンの性能は上々で、塗った塗料をほぼ完全に落とします、浮き上がる塗料を綿棒で拭き取る感じですね

消しペンのペン先や綿棒で擦り過ぎると、コンバージに元々着色されている塗料も落としてしまいます、そのくらい強力ですね
エクシアに着色した伝達ケーブルの色が気に入らないので素地が出るまで擦りました
透明な樹脂が見えてます、この上に薄く塗りました

だもんで、今のエクシアの太腿のみ伝達ケーブルは半クリアー状態、伝達ケーブルを再現してますw
次に、部分塗装に使うマーカー類

ガンダムマーカーとポスカ
ガンダムマーカーは、欲しい色をゲットする為には、抱き合わせのセットものを買うしかないのが現状です
単品売りされている色もありますが、欲しい色は大抵どっかのセットにしか入っていませんw
一回も使わない色もありますし、重複する色もかなりあります、アホかとw
コンバージを塗るには細先タイプが重宝します
細先タイプのセットは、現在2種しかありませんが、めっちゃ使えます
ガンダムマーカーは、基本的にホワイトとレッドが使い物になりません
隠蔽力が弱く、色が濃い場所に塗っても下地が透けて見えます
そんなホワイトとレッドですが、セットの中には比較的隠蔽力の高いものもあります
各セット毎に、同じ色でも若干色味と名前が違います

ホワイトはアドバンスセットのニューホワイトが隠蔽力が従来品よりも高くかなり使えます
単品売りもされていて、最近リニューアルされた細先セット1にも入っています

ガンダム系の手の甲を白く塗る時や、白い部分を修正する時によく使います
ただし、白が基調になっている大抵のガンダム系は、真っ白ではなく何かしらの色が混ざった白なので、ニューホワイトとは色味が違いますけど…
アドバンスセットは他にティターンズブルーやガンダムライトブルー、ガンダムパープル等の珍しい色も入っています

レッドはSEEDベーシックセットのSEEDレッドが隠蔽力が従来のガンダムレッドより高く、まあまあ使えます
まあ従来品のガンダムレッドはゴミすぎますから…

従来品の旧細先タイプセットで使えるのは、メタグリーン、蛍光ピンク、ガンダムイエローのみです

メタグリーンは各センサーや光りモノに重宝します

蛍光ピンクはモノアイに

ガンダムイエローはガンダム系のダクト周りの元々の荒い着色の修正によく使ってます
細先だから使い易い

新細先タイプセット2では、金銀2種と各メタリックカラーとメカグレーが使えます

何よりも細先ってのがコンバージには使い易くて嬉しいですね

メタリックセット1と2
新細先タイプセット2の発売でかなり出番が減りますが、メタリックセットにしかないメタリックオレンジやメタリックピンク等があります、メタリックブラックなんてのもあります

最近はモノアイにはメタリックピンクを使う事が多くなりました

暗い場所では蛍光ピンクの方が目立ちますが、明るい場所ではメタリックピンクの方が発光している感が出ます

蛍光ピンクもインパクトあるので捨てがたいのですがw

ジオン軍セット
ファントムグレーが使えます

キュベレイの肩バインダー裏や、

エクシアのシールド裏などに使いました
他にも色々と使えるグレーです

シャアレッドは一度だけマラサイの頭部に使いました、多分もう出番は無いでしょう…
そして、ガンダムマーカー以外に塗装に使っているのが、、、

ポスカ!
めっちゃ隠蔽力高いです
塗るとツヤ消しになります
ちょっとした細かい場所にはポスカを使っています

ガンダムマーカーに無いオレンジはよく使いますね

バーニアに多用してます

バーニアに…

バーニアに……

動力パイプにグリーン

こちらも動力パイプにグリーン

ジ・Oのバーニアにグリーン

バルカンにレッド
他にもちょっとしたワンポイントなどにポスカは使えます、ガンダムマーカーより塗りやすく使いやすいと思います
ただし、、、
ポスカは定着力が弱いので、触ると剥がれやすいです
時間が経過すればある程度は定着して触っても剥がれにくくなりますが、ポスカで塗った部分は念のためにパーマネントバーニッシュで保護してます
小ちゃくて細かいコンバージを塗る為に試行錯誤しながら楽しんでいるので、今後180°考えが変わる事もあるかもしれませんが、今のところはだいたいこんな感じです
【2021/4/18追記】
現在では、墨入れと部分塗装をしたガンダムコンバージが100体を超えました
今ではこの投稿、「マーカー類のあれこれ…」をUPした時とはかなり考え方が変わっている事もあります
マーカー類や使用する道具、作業のやり方などは取捨選択しながら徐々に自分の中で確立しつつありますが、どうなる事やら…
これからもまだ考え方が変わると思いますが、近いうちに「マーカー類あれこれ…part2」をUPしてみようかと思います

今はスーパーガンダムやってます
4体目の#版mk-IIになりますが…
超〜楽しぃ〜w
まだ飽きないわw
駄菓子菓子…
ケースに収まらず増えいくコンバージ、作業途中の机に置かれたバラバラのコンバージ、それらを見る相方さんの視線は寒々しい…
おしまい