
今回は2点、
・デカくて重い自作PCを、眺めたいから机の上に置くぞ〜!
・Intel第12世代CPU「Alder Lake」の反ってしまう問題を解決する!
を、やってまいました
まずは机の上に置く計画からです
重いPCが置けるテーブル、かなり探しましたが条件に合うものは見つかりませんでした
よくあるサイドテーブルやPCワゴンは、耐荷重が精々10〜20kgなのでとても使えません
そもそもPCワゴンと称するものは下段か中段にPCを置くもののようです
やはり耐荷重重視となるとコレしかないでしょう

メタルラック〜♪
おなじみのルミナスです
棚板2枚は木目調、耐荷重は1枚につき80kg

普通のルミナスでも良かったのですが、渋めのハンマートーン塗装が気に入ったのでノワールをポチりました

クリアキャスターをチョイス
値段は少々お高くなりますが、とにかく軽快でフローリングの上でもスーッと動きます
早速、パパっと組んでPCを置いてみます

L字デスクの高さと合うように、キャスターの高さと脚の高さを選んであります

L字デスクに密着横付け、キャスターのストッパーを効かせたらグラつきは無くなりました
PCのグラつきもありません、ケース自体が重くて安定性があります
手で無理矢理にラックをユサユサ揺らそうとするとL字デスクごと揺れます

中々に良い感じ
地震がきたらL字デスクごと倒壊するでしょう(ぇ

自己満乙❤️
机の下に置いている時よりファンの音はよく聞こえるようになりました、まあ許容範囲です

メンテナンス時にもラックごと移動して作業が出来るので便利です
さて、、、お次は、、、
気になる人は気になっている、LGA1700ソケット採用のIntel第12世代CPU「Alder Lake」の反り問題
CPUの反りですよ、CPUって反るの?コワイわーって話ですよ
ま、要するに、LGA1700のマザーボードでは、CPUを固定する金具の力が強過ぎて、CPUのヒートスプレッダーやCPU自体が金具に締め付けられ過ぎて曲がっちゃう、更にバックプレートやマザーボードまで曲がっちゃう
曲がっちゃうからCPUとクーラーがうまく合わさらない、グリスが圧着されない部分がでてきてその分冷却効率が落ちる
と、いう問題が発生する場合があります
皆が皆では無いようです、反る人反らない人がいるようです
また、反っていたとしても普通に使う分には問題なく冷却できていたりするようです
ま、反ってないに越した事はないでしょう
この反りを解決するアイテム、PCER24さんの「例の金具(改)」、Amazonでの販売名称「Anti Bent Cool Booster」がやっと入手できました
話は少しそれますが、、、
この金具、メルカリでは同じようなモノが別の方から販売されています
PCER24さんのモノと同じくらいに完成度が高いようですが、「私が最初に考案して売りはじめた!某youtuberのモノより出来がいい!」と主張する日本在住の大陸系っぽい方が派手に売り捌いてます
あちこちの動画のコメント欄などにも出没してアピールしてます
いや〜、大陸系の方(多分)はホント商魂逞しいですね
あぁ、これ皮肉じゃないですよw
自分的にはですが、個人的な感情を抜きにすると、このお方の商売人としてのモノを売る事に対する情熱と云うか考え方や行動力は尊敬に値すると思っています
ウチの会社の昼行灯社長は、商売に対する情熱も、作り手として製品に対するプライドもあるんだかないんだか分からない(多分どっちも無いw)、ついでに言うと男の色気はゼロ、むしろマイナスと言われているような人物なので、多少なりともこの「ガツガツさ」を見習ってほしいもんです
ガツガツし過ぎると敬遠されマイナスになりますが、ガツガツしなさ過ぎても商売人としてはダメでしょう
さて、PCER24さんと大陸系(多分)の方のどちらの製品も造りは良いようです
両者の製品の検証動画を上げてる方もいらっしゃいます
ですが、youtubeでPCER24さんの考察から製造販売までの軌跡を見ていた自分としては、やはりPCER24さんの「例の金具」をポチりますし、応援しちゃいますね
そして個人的な感情だけで言っちゃうと、ガツガツし過ぎてる奴は基本キライなんでw
まあ、こういった製品は隙間産業なので、需要が大きければ大手が低価格で参入してきますし、そのうちインテル側も対策品を出してくるかもしれませんから、個人商店レベルで飛ぶように売れるのは今のうちだけかと思います
大陸系(多分)の方はそれも踏まえた上で、PCER24さんとの裁判沙汰になる可能性もあるので、今のうちに売れるだけ売りまくったるど〜!ってな感じなのかもしれませんw

アルミ製アルマイトブラック塗装

裏面

RYUJIN IIのベースプレートを外してみるとCPU側はこんな感じ

RYUJIN IIのベースプレート側はこんな感じ
H型にグリスが残ってるように見えます
CPUヒートスプレッダーの左右2箇所をカバーで押さえ付けて固定するのですが、見事にその付近が凹んでいたよう見えます
ま、実際にソケットのロックレバーの締め付けがめちゃくちゃ強くて、バックプレートも湾曲しますからね
多少なりともCPUが反っていたのは事実なので、グリスが満遍なく圧着されていなかった可能性はあります
しかし、それが冷却性能にどのくらいマイナスになっていたのかは微妙なところです
ベンチは回してないので何とも言えませんが、普通に良く冷えてました
さて、付けてまいましょう

ロックレバーが恐ろしく硬い純正の固定器具をT20ドライバーで外します
この作業はCPUをソケットに嵌めたままやる事が推奨されています
何故かと言うと、CPUを外してしまうとソケットのピンが剥き出しになり、そこに何かを落としたり触れたりしてピンが曲がってしまうと再起不能になるからです
MB買い替えか修理に出すハメになります…

例の金具(改)に付属しているワッシャーを配置

例の金具(改)を被せて付属のビスで止めます
へっへっへっ
これでもう反らないぜ〜
歪まないぜ〜

グリスは今回は✖️でいきます
ちょっと量が多いですが気にしないw
クーラーを元に戻して通電します

んー、アイドル時は変わらんですな
反ってる時も反ってない時も良く冷えてます
ま、そもそも、、、
このCPUの反り問題、色々と物議をかもしてます
・第12世代のCPUヒートスプレッダーの精度が酷い、個体差がある、最初からボコボコのものもある
・CPUクーラーにはベースプレート中心部がお椀型や円錐型やかまぼこ型に盛り上がっているものもある(RYUJIN IIは円錐形状っぽい形でした)、という事はCPUが反ってる方がフィットする場合もある
・以前のインテルCPUにも反り問題はあった
・反りが改善されて効果があったとしても温度は-5度程度
・反りが原因でCPUが破損したという報告はまだ無い模様
・ただ、反ったまま使っているとCPUの故障の原因になるかもしれないとの意見はある模様
・インテルの見解は、「反りは仕様の範囲内、固定器具外すと保証なくなるアルよ」
・反りが無くても、グリスが上手に塗れてないと意味が無いw
…てな感じで、いちいち気にするレベルでは無いのかもしれません
普通に冷えてる人ならば、今のまま純正の固定器具を使っていても良いのかもしれません
空冷クーラーで爆熱のi9 12900を少しでも冷やしたい、少しでもベンチのスコアを伸ばしたい…と、思う人ならば気になるのかもしれませんね
自分が例の金具(改)を付けた1番の理由は、あまりにもロックレバーの締め付けが強すぎて、バックプレートが(おそらくMBも)歪んでいる事が不快だったからです
冷却効果は、あったらラッキー程度ですね
CPUのラジエーターファンもNoctuaファンから性能の劣るRGBファンに換えたくらいですしw
以上で反り問題はこれでお解決
懸念していた問題はこれで全部解決したかな?
続けてPCの環境を整えていきます
手持ちの箱360コントローラーはガタがきているので新型をポチりました

いやー、今って箱コンを定価で売ってるとこ無いんですね…
てか、そもそも実店舗では品切れ状態で売ってるとこが無い
Microsoftの直販サイトでも在庫無しの状態が続いているようです
アマやオクでは3〜4割増しの値段で売られています
とりあえず、何とか新型箱コン本体+ワイヤレスアダプター+USB-Cケーブル+バッテリーを揃えました
過酷な時代です、PCパーツのみならずこんなものまで品薄で高騰しているとは…w
コロナ禍+戦争が原因の半導体不足に原材料不足、これから円安も続くようですし、今でも品薄で充分高いけど、モノの種類に関わらず欲しいものは今のうちに買っておいた方がいいのかもしれません
多分、全てのモノの価格がジワジワと上がり続ける…と、思います

さて、これにて、PCを新調する話はおしまい
一体いくらつぎ込んだのか…考えるとコエーw
さあ、準備は整いました
まずは手始めに、エルデンリングでもやってみましょうか
PS4で(ぇ)

嘘だよーんw
勿論PCで❤️