ブレンボ(brembo)4Pキャリパーとローター、サポートの組み合わせ一覧
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
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グロムのフロントキャリパーで人気のブレンボ4P(ピッチ40mm)で、割と危険な干渉報告を何度も聞いているので安全のため一度纏めてみることにしました。
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グロムのフロントbrembo4Pキャリパー導入時の組み合わせ一覧
-◎ S:OVER R:SUNSTER
-◎ S:G'craft R:SUNSTER
-◎ S:KITACO R:SUNSTER
-◎ S:武川 R:武川
-◎ S:G'craft R:武川
-○ S:OVER R:武川
-◎ S:ACTIVE R: KITACO
-◎or◯ S:各社 R:純正
-◎or◯ S:各社 R:各社リジッドローター※
-× S:各社 R:SHIFTUP
項目
-◎:無干渉ポン付け
-◯:ローターとパッド外周部で非接触部有り(削り落とし要)
-×:サポート、パッドとフローティングローターのピン干渉あり(危険)
-S:キャリパーサポートのメーカー
G'craft / OVER / KITACO / ACTIVE / TAKEGAWA / POSH
国産では6社を確認済
※ACTIVEのみサポート全体が外側に取りつく構造
-R:ブレーキディスクローターのメーカー
※現時点で装着の上で干渉についての報告を頂いている物のみ掲載しています。
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注記。
組みつけ方でキャリパーの位置自体が多少は変えられるので、あくまでも参考情報として利用してください。
トラブル事例についてはパッド外周部がローターに当たらないパターンが多いです。
放置してパッドの摩耗が進行するとパッド同士で抑えあうだけでローターに当たらずブレーキが一切利かないという最悪な状況になります。
ローターピンとの干渉は走行中にディスクローター自体が破損するのでこちらも相当危険です。
必ず導入後にこういったトラブルの前兆がないか組み付け走行後に部品単位でチェックしてみてください。
報告で頂いたSHIFTUPローターとの画像がオススメできない危険な組み合わせ例です。
ローターのピンがパッドと当たるため加工済みとの事ですが、結局摩耗限界近くになるとパッドのベース部分とピンが接触するためリスキーです。
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オマケでお役立ち情報
ブレンボ製キャリパーの硬すぎと評判のパッドピン
簡単に着脱可能になる社外パッドピンがNproject(推奨)、デイトナ、コーケン、Titanium64から発売されてます。
グロム対応キャリパーでは
・旧カニ(型番20.5161.〇〇)のみ専用
・新カニ(P34)、旧新カニ(P32)、4pot(P40)全て共通
ブレンボラジアル4POT
-◯ S:G'craft R:純正
※超重要!!
グロムとブレンボキャリパーを組み合わせ推奨のラジアルポンプマスター口径
4POT向けブレンボマスター:φ15
カニ向けブレンボマスターφ14
4POT向けゲイルスピードマスター:φ14
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------以下はやる気に水を差す内容なのでスルーでOKです------
あくまでも個人的な意見としては上のトラブル事例と元々グロムの220mmローターより遥かに大径ローター向けで設計されている汎用品のブレンボ4P自体を推していません。ホイール脱着やキャリパーのメンテ大変ですので。
見た目は文句なしに格好良いので、どうしてもブレンボを導入したいが組み方などに不安が…という方には既に◎の結果が出ている組み合わせもしくはリジッドローターとの組み合わせを推奨します。
あと、SHIFTUPローターについては絶望的に相性が悪いというだけなのでローター単体で見れば性能、コスパともに非常に優秀な一品です。
ブレンボキャリパーはマスターと併用して12インチタイヤでも適切な効きにできるよう調整を推奨します。
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