XV400ビラーゴ ノーマル戻し、及び各部部品交換まとめ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
大型中古車販売店で購入したXV400ビラーゴですが、走る曲がる止まるに関しては問題なく十分な整備をして納車してもらいましたが、できるだけ本来の姿に戻すため保証終了を待って各部分解清掃、部品の照らし合わせ、ノーマル戻し等を行いました。そのまとめです。
画像はとりあえず目途がついた車体の姿です。バックレストは試しに外してあります。そのうち元に戻すかもしれません。
2
まず、基本整備から。
エンジンオイルをヤマハからの工場出荷時充填オイルに交換。エレメント、Oリングも交換。
エアエレメントを新品交換。
他の水油類は交換歴が近かったためそのまま。
3
フロントブレーキマスターシリンダー及びブレーキキャリパーピストン分解清掃。
フロントブレーキホースがプルバックハンドルバー用が付いていたためフラットバー用に交換。
クラッチレバーがプルバックハンドルバー用が付いていたためフラットバー用に交換。
ミラーが社外品のため純正ミラーに交換。
車体各部ボルト類、純正と相違があるものを交換。
スロットル、クラッチ、スピードメーター各ワイヤー類注油。
ステップ周辺各可動部分解清掃、注油。
ホイール、フレームのさび落とし。
前後ウインカーステー部曲がりのため修正。
4
バルブクリアランス調整。
プラグギャップ調整。
ヒューズ端子焼けのため交換。
燃焼室カーボン除去。
5
ハンドルバー、純正戻し。
ハーネス類の取り回し及び保持位置変更。
6
ざっと見ただけでこれくらいありました。
30年前の中古バイクにしては優等生だと思います。
部品もまだ何とか出るのでそれほど苦労はしませんでした。
ただ、同じ部品番号でとってもコストダウンのためかちょっと違う部品が届いたりします。
あとこのハンドルポストがメーカー在庫はもちろん、中古部品としても流通していなくて結局、アメリカのロサンゼルスの中古部品ショップから輸入する羽目になりました。
7
中古車ということを納得して買っているので文句はありませんが、ノーマルに戻すのも年式が古ければ古いほど苦労します。
何も心配せず乗りたければ最新のバイクに乗ればいいのでしょうが、何台か最新の新車のバイクを買ったり、入庫してきたバイクを触ってがっかりしたので、昔のバイクを自分で直して乗る方がいいという結論になりました。
とりあえずひと段落しましたが、キャブレターを一度しっかり見てあげようかとは思っています。
ひとまず冬を越してから。
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