
先週のお話になりますが、1号機ⅩくんのデフオイルとATFを交換してきました♪
最近お世話になっているショップさんのおススメもあり、デフ、ATFともにMoty's(モティーズ)っつうブランドを使用することになりました。
デフオイル
Moty's M407
ATF
Moty's M302
Moty'sは比較的新しいブランドのようで、恥ずかしながら耳にしたことがなく、??な印象だったのですが、ネットで色々調べてみると評判は上々のようです。いいとわかっていてもRED LINEのような超高級品には手が出しにくいですが、お値段もやや良心的、かな^^;
んで、本題に入りますが、XでATF交換!?? と思われる方も多いかと思います。
私は2.5万kmを目安に交換しようと考えていて、1回目はディーラーで純正ATFを使って交換してもらいました。XがATデビューでしたので、そのときは単に「いくら無交換OKとか10万kmまでいけるとか言われても、所詮オイルも有機物」と思い、あまり考えずに交換しました。
今回、とあることから社外ATFを使ってみようということになり、自分なりにネット以外でも色々と調べてみました。もちろんネットからの情報も^^; ATの複雑さからか、なぞな部分が多く、それが原因でもあるんでしょうが、企業のHPから便所の落書き的な掲示板まで、いろんな説が飛び交ってますね。
いちお、納得できた内容を忘れないようメモ的に書き残してみます。
自分自身の勉強のために書いてみたので、詳しい方がいらっしゃったら、間違いを指摘頂けると幸いです。また、知っておいたほうがよいことなど他にあれば、いろいろ教えてください~い m(_ _)m
① 最近のATFは通常運転のみであれば10万km以上、性能は低下しないことが立証されている。したがって、通常運転のみであれば10万kmは交換不要。ただし、必ずいつかは劣化する。
② ATFには様々な添加物が含まれているが、それら添加物の耐久性も確保されている。唯一耐久性を必要としない添加物が着色剤。ATFはエンジンオイルとの取り違え防止のため赤に着色されているが、ATに入れてしまえば、その赤は必要なくなるので、そもそも着色剤に耐久性は求められていない。よく量販店の店頭などで新品ATFと〇万km走行後のATFを並べて展示してあるが、色の変化は着色剤の劣化によるもので、それだけでは交換の必要はない。
③ 添加物のうち、摩擦係数安定剤の熱安定性が課題であったが、90年代後半に劇的な改善が図られたことにより、一時期、ATF交換不要という車種が登場してくる。この時期以前の車の取り扱い説明書ではATFの交換サイクルを3~4万km程度で推奨している。
④ 〇万km以上ATF無交換の場合、その後も交換はしないほうがよい。これはメジャーですね。5万kmだったり7万kmだったりいろいろだが、理由はどこも一緒。まれにATF無交換過走行車も相手にしてくれるところがあるようだが、一般的な方法ではなく、コストがかかる。
⑤ ATF油温は通常100℃以下であり、ATFは140℃までを使用範囲として想定されている。いまでもATFの最大の敵は熱(AT自体の敵は埃や水分)であり、140℃を越えると急激に劣化が進む。140℃まではいかないとしても、120℃を越えたあたりから添加剤の分解、スラッジの発生、シール材の硬化などがゆっくりと進む。ATF温度上昇はトルクコンバーターの発熱によるもの。頻繁な変速がなくても、長距離の上り坂や、極端な高速走行による高回転が続くとATF温度は上昇を続ける。
マークXの場合、普通に走っているだけなら10万km以上ATFの交換は不要ということになるようです。ただし、この「普通に走る」という点がやっかい^^;
ATFの油温を見ながら走ったことありますか?私の場合、診断コネクタからのデータを表示するR-VITをつけていますので、どこまで正確かは置いといてATF温度を見ることができます。意外とあっさり100℃を越えます(爆 私はもちろん法定速度順守が基本ですが、ドイツのアウトバーンを走る機会がある方(いねーよw)がいたら、気をつけたほうがいいですね。
以上のことから、私の場合は交換が必要と判断するに至りました。
決してみなさまにATF交換を勧めているわけではありません。少なくとも、大人しく運転して10万km未満で売り飛ばしてしまう予定の方はATF交換は不要である、ということだけは言えるみたいです。
さて、ATF交換不要論は論破できたと思うのですが、ここにもう1つやっかいな都市伝説。
「ATは極めて精密な機械であり、各社ATの開発とATF開発が同時に行われるため、それぞれのATに最適なATFがメーカーで用意される。従って、社外のATFでは、最悪故障することがある。」
特に最近のトヨタ車で用いられているWS規格のATFは低粘度ATFと呼ばれ、T-IV規格などの従来のATFと大きく特性が異なると言われています。
低粘度ATFってなに??? WS以外をXのATFとして使ったら壊れるの??
なんてことも調べてみましたが、、疲れちゃったので続きは後日^^;
夕方に職場でこんなブログ書いてる俺って・・・ ほんとやばいかもww
Posted at 2011/06/02 17:39:39 | |
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