
平成23年式ホンダ「フィット」ハイブリッドのインプレッションを書いておきます。
3千キロを走行してトータル燃費は22.4と、残念ながら画期的に高燃費♪というイメージはありませんでした。
一つの原因として、やはり空力の問題があると思います。今回はかなりの強風の中を運転するケースが多かった事、高速道路の利用など車速も比較的高めだった事が原因と思われます。
おそらくプリウスなら、これ以上の燃費を叩きだすのは間違いないでしょう。
アイドリングストップ機能付きの車に初めて乗りましたが、ブレーキを踏んでいる場合、車速が10キロになるとエンジンが止まります。ブレーキから足を離してから駆動力が伝わるまでに1秒ほどかかりますので、再スタート時はどうしても一瞬のもたつきを感じました。
肝心のモーターによるアシストはなかなか利用価値がありました。特にトルクが盛り上がる感じではないのですが、時速30キロ以上であればDレンジのままアクセルをちょっと踏み足しただけでアシストが始まりますので、いちいちSレンジへシフトダウンする必要はありません。
逆にSレンジからアクセルペダルをぐっと踏み込んでの加速はそれなりに重さを感じる加速となり、ちょっと物足りませんでした。
急加速はしないので、良く言われる発進加速時のアシストはあまり感じませんでした。運転中一回だけ必要があって急加速したのですが、すぐさま「急発進です、エコ運転を心がけましょう」と注意されてウザかったです。
気になったのはブレーキで、減速時には回生が始まるのですが、車速が30キロから20キロのレンジで急激に減速力が強まるので、強めにブレーキを踏んでいると「カックンブレーキ」になってしまいます。
逆に緩めにブレーキを踏んでいる場合は、車速が10キロになった段階で回生が止まるため、急にブレーキが抜けたような感じになるのにも注意が必要です。
タイヤは確かエコピアだったと思うのですが、あまりに頼りなくて特にウエットの高速コーナーは怖くてアクセルを踏めませんでした。

Posted at 2011/10/10 17:46:51 | |
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