スーパーカブ エンジン始動でアクセル全開になる事象

エンジンをかけると、いきなりアクセル全開で唸りを上げる。
未解決のまま丸2日目が過ぎようとしている。
このまま悶々と1週間過ごすのかあ。。。

webで調べると、疑わしいのはスロットルケーブルの固着か？
キャブ内のスロットルバルブの向きか？
これらは何回も確認したの大丈夫そうだ。はて？何が原因か。
キャブを取り外して、中のスロットルバルブを見ると、明らかに下まで降りてません。

むむむ？！
スロットルケーブルが短いのか？
もう一回見直そう。昨日から3回目のグリップ分解です。

原因判明！
ハンドルバーの中に入っている、スロットルワイヤーを固定する樹脂パーツの向きでした！
写真が正しい取り付け向きです。
今まで反対向きに付けてました。

写真で分かるように、片側には大きめの穴が開けてあります。
この穴にケーブルの黒い被覆が入り込むことで、ワイヤーの露出部分が6mmほど少なくなります。

このパーツを反対向きに付けると、ケーブルの黒い被膜が入る穴がないのでパーツの面で行き止まりになって、結果的にパーツの幅の分だけ常にスロットルワイヤーが引っ張られた状態です。

なるほどー。
スロットルオフなのに、アクセル全開になる理屈が分かりました。
何も考えずに分解すると怖いです。

パーツひとつひとつに、しっかり意味がありますね。
反省です。

こちらが反対側。こっちは穴がありません。

ハマった状態がこちら。
ケーブルの被膜がパーツの奥まで入っています。
これが正解です。
キャブのスロットルバルブも下まで降りています。

この後エンジンをかけたら、無事にアイドリング状態になりました。