10月22日と23日の走行ルートです。
2日間の走行距離は277kmでした。
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【 10月22日(土) 】(5日目)
この日は愛媛県大洲市(おおずし)から山の中の道を走って宇和島市へ南下し、折り返して海寄りのルートで八幡浜市(やわたはまし)へ戻り、そこからフェリーで大分県臼杵市(うすきし)へ向かうことにしています。
大洲市の宿の朝ごはん。
午前8時半に出発して、国道441号線を南へ。
とても楽しい山道なのですが、桜ヶ峠トンネルを抜けたあたりから道幅がとても狭くなり、運転しにくいです。
その区域にあったトンネル。名前は分かりません。
結構長いトンネルですが、対向車とすれ違うことはできないので走り抜けるまで緊張しました。
県道283号線・57号線、国道56号線と乗り継いで「宇和島城」到着は午前10時15分頃。
この門をくぐって小高い丘へと登って行きます。
石垣と天守が見えてきました。
ついに念願の天守とご対面です。
こじんまりとしていますが、ぜいたくな造りですね。
内部の様子。
3階から見えた宇和島港。
宇和島城はとても静かで落ち着いた感じのお城でした。
この宇和島城で、私の現存12天守(江戸時代またはそれ以前に建設され、現代まで保存されている天守)巡りはコンプリートです(^^)/
現存12天守(私が訪れた順番に並んでいます)
・ 彦根城(滋賀県彦根市)
・ 松江城(島根県松江市)
・ 丸岡城(福井県坂井市)
・ 弘前城(青森県弘前市)
・ 犬山城(愛知県犬山市)
・ 松本城(長野県松本市)
・ 姫路城(兵庫県姫路市)
・ 松山城(愛媛県松山市)
・ 丸亀城(香川県丸亀市)
・ 高知城(高知市)
・ 備中松山城(岡山県高梁市)
・ 宇和島城(愛媛県宇和島市)
姫路城以外は86またはGR86で行きました。
姫路城は次男が運転するレンタカーのシエンタでした。我が家は5人家族なので86に乗れないため、家族旅行の時はレンタカーを利用します。
現存天守はどれも素晴らしいモノばかりでした。その中でも、私の推しは「松本城」です。内堀を挟んで見る姿、本丸御殿跡から見る姿がとてもかっこいいです。
宇和島城を後にして、国道56号線で八幡浜市方面へ。
途中の「道の駅 どんぶり館」で昼食。
しばらくお刺身を食べていなかったので海鮮丼にしました。
あっという間に食べてしまいました。おいしかったです。
国道56号線から県道25号線に乗り換えて、大分県の臼杵港行きフェリー乗り場のすぐ横にある「道の駅 八幡浜みなっと」到着は午後2時ちょっと前でした。
フェリーの乗船手続きまでは時間があるので、道の駅の中をうろうろしたり、周囲の海や山の写真を撮ったりして時間を潰します。
フェリー乗り場へ移動。
今回は「宇和島運輸フェリー」さんにお世話になりました。
八幡浜港を15:35に出航し、臼杵港に着くのは18:00です。
GR86+運転手の運賃は13,760円。
チケット発券カウンターのあるビルの3階から乗り場の様子を見ることができます。
午後3時、私が乗る「あけぼの丸」が近づいてきました。
着岸し、船首部分から車が上陸していきます。
急いでGR86に戻り、乗船を待ちます。
乗船完了。
予定時刻に八幡浜港を出港しました。
2等客室は座席と”ごろ寝”の2パターンがあります。
私はごろ寝スペースで、九州のロードマップを見てどのようなルートで走ろうか、など考えながらのんびり過ごしました。
途中、グーグルマップで現在地を確認。
午後5時過ぎにデッキから見えた夕陽。
とてもきれいで、得した気分です。
この日の宿は臼杵港のすぐ近くで、到着は午後6時すぎでした。
宿の近くのスーパーに歩いて夕食を買いに出かけた時に気になるものを発見。
「臼杵城跡」でした。
夕食です。
旅行5日目でやっと九州に上陸できました。
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【 10月23日(日) 】(6日目)
前夜、九州内をどのように回るかを考えていたのですが、旅の疲れのためかいつのまにか寝落ちしていました。
野菜ジュース・おにぎり・みそ汁の朝食を食べながらこの日のルートを考えますが、なかなか決まらないので、とりあえずこの日は熊本県阿蘇市に泊まることだけ決めて、最終チェックアウト時刻の午前10時出発。
まずは、昨日の夜見つけた「臼杵城跡」を散策です。
なぜかこの門は閉鎖されていたため、別のルートから登って行きます。
城跡は台地のようになっているようで、午前の澄んだ空気の中を気持ちよく歩くことができました。
うろうろ歩いて台地の端っこから見えた風景。
正面が臼杵港です。
神社がありました。
九州で最初の神社だそうです。旅の安全をお祈りしました。
11時過ぎに臼杵市を出て、国道217号線で佐賀関(さがのせき)半島の海岸線を走ります。
標識に「関埼(せきさき)灯台」とあり、ちょっと寄ってみることにしました。
半島の先端に向かって結構細い道を進んで行くと灯台近くに駐車場があり、その前に案内がありました。
どうやらこの鳥居の下の道を進んで行くようです。
道はこんな感じ。
5分ほどで到着。この時ちょうど正午でした。
初めてみる形の灯台で、なんだかかわいらしくていい雰囲気です。
1901年(明治34年)に初点灯した大分県で最古の灯台とのことです。
青い海と空がきれいでした。
来た道をさらに進んで行き、半島の先端をぐるっと回って行くととても広い砂浜「日本の渚百選 黒ヶ浜」があります。
何人かの人が釣りを楽しんでいるようでした。
思わず写真を撮りたくなるような岩々も見えます。
でも道は狭く、こんな状態。
続いて国道197号線・10号線で別府方面へ進みます。
国道10号線は別府湾の湾岸線を走る片側3車線の道路です。
どの程度のスピードで走ればいいのかわからず、比較的速く走っている車の後について引っ張ってもらいました。
午後1時過ぎ、別府市内でたまたま信号にひっかかったところにうどん屋さんがありました。
お昼ご飯の「えび天うどん」、タマゴはトッピングで追加です。
満たされました。昨日からずっとうどん屋さんを探していたのでラッキーでした。
うどんで元気になって、「やまなみハイウェイ」(県道11号線)へ。
やまなみハイウェイは、大分県と熊本県にまたがる超有名な高原ロードです。
2017年11月に86で走って、とても楽しかった記憶があります。
いかにも高原を走る道という感じです。
「由布岳(ゆふだけ)登山口」からみた「由布岳」です。
すばらしい。
もう少し進んだところにある「狭霧台(さぎりだい)駐車場」からもよく見えました。
こんなに見晴らしの良い直線もあります。
九重町(ここのえまち)長者原(ちょうじゃばる)の「タデ原湿原」です。
この日は天気の良い日曜日とあって、たくさんの人が湿原の中の遊歩道を歩いておられました。
さらに阿蘇方面に向かって楽しくGR86を走らせます。
紅葉も進んでいます。
熊本県阿蘇市の宿には午後5時の到着でした。
チェックインしてすぐにお風呂に行きました。天然温泉の大浴場は広く、露天風呂も気持ち良かったです。
この日も地元のスーパーでお惣菜とビールを買って行きましたが、写真を撮り忘れたようです。
5年ぶりの「やまなみハイウェイ」のドライブは本当に楽しかったです。
とても良い一日でした。
原 宗一郎