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原 宗一郎のブログ一覧

2023年06月14日 イイね!

GR86で行く北海道:日本海オロロンライン・旧 花田家番屋・ノシャップ寒流水族館 ~2023年夏の旅(6日目)~

〖6日目:6月14日(水)〗

この日の走行ルートです。



雨竜郡沼田町から稚内市までの走行距離は242 kmでした。

日本海オロロンラインと沿線の見どころを堪能した一日でした。

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午前4時起床、6時にお風呂へ。

朝の涼しい空気の中、露天風呂はとても気持ちいいです。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

前日に買っておいて朝食を宿の部屋でいただきます。



梅おにぎりが売り切れで函館産真昆布のおにぎりです。おいしかったです。

7時半に出発し、留萌(るもい)市へ。

道道549号線へ出て国道233号線を西へ進みます

途中、GR86のナビが無料の自動車専用道路に乗せようとしますが、そのまま山の中の国道を走ります。道は空いていて、とても楽しいドライブでした。

8時半ちょっと前に「黄金岬」に到着です。



ここには有名なキャンプサイトがありますが、この日はガラガラでした。



海岸の近くにきれいな赤い花がたくさん咲いています。



スマホのGoogleレンズで調べてみると「はまなす」とのことでした。

先日舞鶴港から小樽港まで乗ったフェリーの名前はこの花だったようです。なるほどです。

ここからは「日本海オロロンライン」(国道239号線)を北に走ります。

9時過ぎ、「道の駅 おびら鰊(にしん)番屋」に到着。



国指定重要文化財の「旧 花田家番屋」を見学します。



小平町役場の公式Websiteによると「明治38年頃に建築され、道内で現存する番屋では最大の規模を有し、当時雇い人が200人を超えた大鰊漁家」とのことです。

建物の中はとても広く、ここで多くの「ヤン衆」と呼ばれる季節労働者が生活していました。



当時使われていた日用品や、ニシン漁の道具などが展示されています。



ヤン衆たちがここで食事をする姿を想像しながら見ました。



親方家族の生活スペースは立派です。



「金庫の間」です。



当然お金持ちだったんでしょう。

各部屋や展示物の説明書きを読みながらゆっくり見て回りました。

受付にいた地元の男性が、復元前の建物は屋根も落ちてひどい状態だったことや復元の費用がどのように捻出されたかなど、とても熱心に話してくれたのが印象的でした。

来て本当によかったです。

引き続き海沿いの「日本海オロロンライン」(国道239号線→国道232号線)で北上を続けます。

朝食が早かったのでお腹がすき、早めの昼食を食べようと思った「道の駅 ロマン街道しょさんべつ」の入口を間違えて、いつのまにか「金比羅岬灯台」へ。



横にあった案内板に、海の中にある鳥居のことが書かれていたので行ってみることにしました。



階段を降りていくと確かに海の中に鳥居がありましたが、残念ながら工事中でした。



後で気づいたのですが、これは「豊岬金毘羅神社」の鳥居で現在工事中であることを示す張り紙がありました。

改めて「道の駅 ロマン街道しょさんべつ」へ移動し、11時半に昼食としました。

「天ぷらそば」です。



見た目は「えび天」ではなく「エビフライ」のようですが、おいしかったです。

さらに北上して次の目的地「オトンルイ風力発電所」へ。

12時半、到着です。

日本海オロロンライン(ここでは道道106号線)沿いの3.1 kmの区間に28基の風車が立っています。





今使っているカメラ(SONY Cyber-shot RX100Ⅲ)では望遠が足りず、思い通りの写真が撮れなかったのがちょっと残念でした。

おまけに路肩にとめたGR86を車線に戻すときに縁石の段差に気づかず、左フロントタイヤのすぐ後ろをぶつけてしまいました。幸い大事には至りませんでしたが、二重のショックでした(T_T)

道道106号線は、北海道らしいどこまでもまっすぐな道でした。



午後1時半すぎに稚内市の「ノシャップ岬」に到着。



あいにくの雲で礼文島・利尻島は見えずでした。

「ノシャップ寒流水族館」に入ってみることにします。



入ってすぐのところに「アザラシ池」があり、数頭のアザラシが陸で寝転がっていました。



眠そうな顔がとてもかわいいです。

館内の奥には「回遊水槽」があり、たくさんの魚が元気に泳いでいました。



写真の右端の大きな魚は「まぼろしの魚 イトウ」です。その大きさにびっくりです。

カレイです。



海底の砂地にいる印象が強いので、普通に結構なスピードで泳いでいる姿に再度びっくりです。

館内アナウンスで「アザラシとペンギンのショーが始まります」とのことで行ってみました。



派手なショーではないですが、お兄さんの指示でペンギンとアザラシが一生懸命芸をするけなげな姿が良かったです。お客さんも多くはないですが皆さんの暖かい拍手で盛り上がりました。

午後3時前に出発して、「稚内港北防波堤ドーム」へ向かいます。



この辺りの道路や鉄道が海水を浴びないために作られ、1936年(昭和11年)に完成した防波堤だそうです。

全長427mの内部の様子です。



昭和50年代に全面改修されたそうで、今でもとてもきれいです。

外から見るとその大きさがよく分かります。



日本っぽくない造りと雰囲気がとても印象に残りました。

続いてすぐ近くの「稚内公園」にも行ってみます。

「開基百年記念塔」と宗谷海峡です。



とてもいい景色でした。

稚内の市街地もよく見えます。



さっき見てきた「稚内港北防波堤ドーム」。



その大きさがよく分かります。

この日の目的地は稚内公園が最後だったのですが、この時点で時刻はまだ午後4時前だったのでGR86を洗ってやることにしました。

何度か中途半端な雨の中を走ってとても汚れているのです。

ノシャップ岬からの移動中に見つけたコイン洗車場に行きます。

一番汚れている車体横はこんな状態。



2週間を超える旅は洗車道具を持参しています。

なんとかきれいになりました。



ずっと気になっていた私の気持ちも軽くなりました。

この日の宿は日本海側の海岸線にあるため、ノシャップ岬を超えて逆戻りします。

午後5時を少し回って到着です。



2階の私の部屋はこんな感じ。



とりあえずお風呂へ。

民宿なので大きなお風呂ではないですが、天然温泉で気持ち良かったです。

洗車後にセコマで買ってきた夕食です。



この時期は結構混んでいて宿を予約するのが難しかったですが、なんとか稚内まで来られてホッとしました。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/13 17:23:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月13日 イイね!

GR86で行く北海道:ふらのワイン工場・十勝岳 望岳台・神居古潭 ~2023年夏の旅(5日目)~

〖5日目:6月13日(火)〗

この日の走行ルートです。



富良野市から雨竜郡沼田町までの走行距離は155 kmでした。

あいにくの天気でしたが、いろいろと回って盛沢山の一日になりました(*^^)v

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午前6時起床、7時過ぎにペンションの部屋で朝食です。



朝食に限らず、昼食でもおにぎりの組み合わせは「辛子明太子&梅」が基本です。

この日の最初の目的地は宿からほど近い「ふらのワイン工場 富良野市ぶどう果樹研究所」。

営業開始時間に合わせて午前9時に宿を出ました。

15分で到着です。



建物に入ると順路が書いてあるので、それに沿って勝手に内部を見学するようになっています。

地下1階に下りるとたくさんの部屋が並んでいます。

「サンプル室」には創業以来のワインがすべて保管されているそうです。



すごい量です。

ワインボトルもたくさん置かれた「タンク醸成室」の中には作業をされている方もいました。



樽が並んだ「たる醸成室」です。見応えがあります。



樽と言うとなんとなくウイスキーを連想しますが、当然ワインにも使われますね。

見学を終えて建物の2階に行くと「試飲コーナー」があります。



ワイン大好きですが、車なので飲めません(T_T)

売店にはたくさんのおいしそうなワインが並んでいてテンションがあがります。



ちょっと迷って、いつもなら買えない値段の赤ワインをお土産に1本買いました。

午前10時前に出発し、次の目的地「十勝岳 望岳台(ぼうがくだい)」へ。

国道237号線へ出て北上し、上富良野町で道道291号線へ。

道道291号線は途中から走るのが楽しい山道になりますが、この日は霧で視界が悪かったです。



道道996号線に乗り換えてすぐ、キタキツネとご対面です。



道路の端に座ってじっとこっちを見ていますが、逃げようとはしません。

観光客から餌をもらい慣れているのかもしれません。

道道996号線は適度なコーナーと勾配があり、この時は霧も晴れてドライブを楽しむことができました。



午前10時半、「十勝岳 望岳台」に到着です。気温は16℃。



十勝岳は標高 2,077m、望岳台の標高は930mですがあいにくこの辺りは雲の中だったようです。

駐車場からほんの少しだけ歩いて登ったところです。



雲が切れないかしばらく待っていましたが、山々が一番よく見えた時でこのような状態でした。

11時ちょうどに出発し、道道996号線を先に進み旭川市方面へ。

走っていると「白金(しろがね)青い池」の標識がありました。

ここは以前家族で来たことがあるため、寄っていくかどうか一瞬迷いましたがとりあえず見ていくことにします。

超人気の観光スポットとあって大きな駐車場が整備されています。



人の流れについていくと、ありました。



曇天なのであまり期待はしていませんでしたが、思ったよりきれいな“青”でした。

ただ、家族旅行の時に晴天の下で見た“青”には及びませんでした。ちょっと残念。

次の目的地、旭川市の「ラーメンの蜂屋 旭川本店」に着いたのはお昼ご飯にちょうどいい12時半。



「しょうゆラーメン」、油の濃さ(特製ラード)は「普通」です。



6年前、86(ZN6)で北海道に来た時に初めて食べて、今回が人生で3度目です。

スープのにおいと味に独特のくせがありますが、まさしく「くせになる味」というやつだと思います。おいしくいただきました。

続いて蜂屋さんのすぐ近くにある「旭川市科学館サイパル」へ行ってみます。



ここには私の大好きなプラネタリウムがあります。

入館してすぐにプラネタリウムが始まりました。



今日の旭川の夕方から夜明けまでの星空とそこに見える星座がテーマでした。

約40分間、久しぶりのプラネタリウムを充分に楽しみました。

この後、常設展示ものぞいてみましたが、基本的には子供さん向けの体験型展示でオジサンが一人で見て回るにはちょっと…、という感じでした。

出口近くに「天文台無料公開中」との表示があり、行ってみました。

天文台に行くと係りの人が、ドームの直径が8メートルもある大天文台を案内してくれました。



ドームのスリットを開けたりドーム自体を回転させたりして、どのように反射望遠鏡で観測をするのかなど、丁寧に解説していただきとても興味深い時間でした。

午後3時前に出発。

国道233号線を西に30分ほど走って、旭川八景の一つ「神居古潭(かむいこたん)」に到着です。

旭川市公式Websiteによると「神居古潭はアイヌ語で『神の里』を意味し、石狩川の急流沿いに奇岩怪石が約10km続く景勝地」とのことです。



木製の「神居大橋」はその上を歩くと少し揺れる感じがします。

ここは石狩川の川幅が狭くなっているところで、ごつごつした岩肌が見えます。



ちょっと不思議な雰囲気の場所です。

橋を渡ると、「旧 神居古潭駅舎」と書かれた建物があります。



なんだか懐かしいい雰囲気の建物ですが、1966年に廃駅になった旧国鉄の函館本線の駅らしいです。

駅のホームも残っていました。



もともとの線路は、現在サイクリングロードとして使われているようです。

サイクリングロードの横には蒸気機関車が3両連なって展示されていました。



間近で見ると迫力があります。

正直、どんなところかあまりよく分からず来てしまいましたが、とても面白かったです。来てよかったです。

午後4時前に出発し、深川市で見つけたマックスバリュで夕飯とビールを買って、雨竜郡沼田町の宿に着いたのは5時過ぎでした。

部屋は、なぜか小上がりのついた広い洋室でした。



すぐに温泉へ。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

広々としたお風呂で、いかにも温泉という感じの硫黄のにおいが漂い、とてもいいお湯でした。

居酒屋メニューのような夕飯となりました。



ビールと一緒に食べる「豚レバーの唐揚げ」がめちゃくちゃおいしかったです。


原 宗一郎
Posted at 2023/07/12 19:02:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月12日 イイね!

GR86で行く北海道:層雲峡&大雪山 黒岳ロープウェイ・タウシュベツ展望台 ~2023年夏の旅(4日目)~

〖4日目:6月12日(月)〗

この日の走行ルートです。



旭川市から富良野市までの走行距離は270 kmでした。

GR86で楽しい山道をたくさん走った一日でした(^^)/

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午前6時起床後、すぐに宿の温泉大浴場へ。

いろいろな種類のお風呂が楽しめますが、一番良かったのは朝の涼しい空気の中で入る露天風呂でした。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

昨夜は疲れていて珍しくお風呂に入らずに寝てしまったので、いつもよりちょっと長めにお湯を楽しみます。

部屋に戻ってこの日の宿を予約し、宿の朝食をいただきます。

いわゆるバイキング形式です。



バイキングの朝ごはんでは、できるだけタンパク質を多めに摂るようにしています。



お米と魚介類が非常においしかったです。ごちそうさまでした。

9時前に宿を出て、15分程で「北海道護国神社」に到着です。



月曜日の朝なので境内は静まり返っていていい感じです。

参道を歩いて行くと、めちゃくちゃ透明な池の中を鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。



目の前をリスが横切って行きます。



一生懸命走っていて、かわいいです。

門の向こうに御本殿が見えてきました。



とても立派な御本殿です。



いつものように家族の健康、交通安全をお祈りしました。

のんびり歩いて駐車場に戻り、9時半すぎに出発。

道道40号線→国道39号線で「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」を目指します。

国道39号線は、道は広く車は少なく、おまけに天気もよくて快適に走ることができました。



11時到着。

国道から入ってすぐの「層雲峡駐車場」にGR86をとめましたが、ロープウェイ乗り場まで車でいけると後で知りました。



駐車場から歩いてロープウェイ乗り場へ向かう途中、シカを発見。



なかなかの近距離でした。

5分ほどでロープウェイの「層雲峡駅」に到着です。



ですが、山の上の方は結構寒いとのことでいったん上着を取りに駐車場にもどったため、11:40発のロープウェイに乗ることになりました。



チケットを買って乗り込みます。



黒岳の5合目にある「黒岳駅」までロープウェイで行き、その後リフトに乗り換えて7合目まで登る場合の料金は、往復で3,300円です。



黒岳駅の屋上に登ってみました。



屋上から北東の方向を見たところ。



写真中央下にぽつんと見えるのが、先ほどロープウェイに乗った層雲峡駅です。

遠くまで山々が連なっていい眺めでした。

次は反対側(南西の方向)の景色。



中央の一番高い山が標高 1,984mの「大雪山・黒岳」です。

まだ雪も残っていて山肌の黒と雪の白のコントラストが素晴らしい。

黒岳駅からリフト乗り場へ移動します。



振り返ると、さっき登っていた黒岳駅の屋上が見えます。

徒歩5分でリフト乗り場に到着。



リフトに乗っている時間は約15分、風が吹くと寒いです。



標高 1,520mの7合目からの景色です。



ここからも山々がきれいに見えました。

多くの人がここまで登ってくるようで、売店もあります。



再びリフトとロープウェイで約30分かけて山をおりました。

層雲峡と大雪山の景色が見られて本当に良かったです。

駐車場に戻り、午後1時半出発。

国道39号線を走り始めてすぐに「銀河の滝」の標識を見つけて寄ってみることにしました。

「銀河の滝」(高さ120m)と「流星の滝」(90m)です。



この辺りはたくさんの滝があり、その中で特にこの2つの滝が有名らしいです。

滝の下にはすずしげな川が流れていました。

「三国峠」へと続く国道39号線・273号線を走るのをとても楽しみにしていたのですが、273号線に移ったあたりから天気が悪くなりやがて雨となりました。

それでも楽しく走って、午後2時過ぎに「三国峠」に到着です。



お腹もすいたので「三国峠café」でお昼にしました。



「鶏南蛮うどん」です。



関西人の私には少し塩味がきつかったですが、出汁もしっかり熱くておいしいうどんでした。

三国峠から次の目的地「タウシュベツ展望台」までは20分程度。

午後3時過ぎに展望台近くに到着しましたが、国道から少し歩くようです。

歩道はこんな感じ。



ただ、歩道の入口にこんなものがありました。



最近の2回のヒグマの目撃情報です。

「クマ鈴などのクマ対策を!」と書かれているのでYouTubeでクマ鈴の音をスマホから流しながら歩こうと思いつくも、そこは携帯の圏外でした。

かなりビビりながら、あたりの気配に神経を集中させて進んで行くと展望台はすぐのところにありました。

「タウシュベツ川橋梁」です。



旧国鉄士幌線のコンクリート製アーチ橋で、北海道の観光スポットとして超有名です。

ちょっと遠くからになりましたが、見ることができて良かったです。

慎重にGR86まで戻り、国道273号線をもう少し進んで道道85号線に乗り換えて西に向かいます。

この道道85号線(パールスカイライン)をGR86のスポーツモードで走ったのですが、めちゃくちゃ楽しく走ることができました。

オススメの道ですが、途中センターラインが消えてかなり狭くなるところがあるので要注意です。



午後4時前に「然別(しかりべつ)湖」に到着。

静かできれいな湖でした。



写真だけとって先を急ぎます。

道道85号線→593号線→718号線と進み、国道38号線へ。

この国道38号線も山の中はとっても運転が楽しい道でした。

午後6時半、富良野市の宿に到着しました。



部屋はペンションらしいかわいい洋室でした。



急いでお風呂に入って、セブンイレブンで買ってきた夕食をいただきました。



一日中楽しいドライブができて大満足です。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/10 19:06:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月11日 イイね!

GR86で行く北海道:さっぽろ羊ケ丘展望台・北海道開拓の村・戸外炉峠の猫バス ~2023年夏の旅(3日目)~

〖3日目:6月11日(日)〗

この日の走行ルートです。



札幌市から旭川市までの走行距離は159 kmでした。

距離的には短いですが、充実した一日でした(^_-)-☆

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次男は用事で朝7時にアパートを出ましたが、前夜ちょっと飲みすぎた私は息子を見送って二度寝。

9時半起床です。

朝食は前日買っておいたトマトジュースとおにぎり。



この日泊まるホテルを探したり、走るルートを考えたりして、結局出発は11時前になりました。

札幌と言えど、すでに気温は24℃。

まずは「北海道神宮」へ。

市街地を20分程度走って到着です。



日曜日と言うこともあってか、たくさんの人でした



家族の健康や旅の安全などを祈ります。

すぐ近くの「円山(まるやま)球場」で野球の試合をやっているようなので覗いてみました。



こんなにきちんとした球場に入るのはものすごく久しぶりです。



広々として気持ちがいいです。

この時は「北海道大vs釧路教育大」の試合でした。6回から8回まで見ましたが、ちょうど何点か得点もあって盛り上がり、見ていて面白かったです。

次の目的地「さっぽろ羊ケ丘展望台」には午後1時に到着しました。



ゲートで入場料を払うシステムです。

駐車場の一番端、少しだけ日影があるところにGR86を駐車。



歩いてすぐのところにあの有名な「クラーク博士像」があります。



クラーク博士像の横で同じように右手を上げたポーズで写真を撮るのが定番のようで、この時は10組くらいの観光客の皆さんが順番待ちの列を作っていました。

札幌市の中心部の方向です。



羊たちの向こうに銀色に輝く札幌ドームが見えます。

「クラークチャペル」と「さっぽろ雪まつり資料館」です。



まずは、写真手前の「クラークチャペル」から。

中には先ほど見たクラーク博士像とはちょっと雰囲気の違う木製の像があります。



ここではクラーク博士の経歴や日本での活動、札幌農学校での学生たちとの生活などが分かりやすく解説されていて非常に興味深かったです。知らないことがたくさんありました。

「さっぽろ雪まつり資料館」にあった雪像模型。



沢山の模型があってみるのが楽しいです。

駐車場に戻る途中にとても立派な建物がありました。



建物自体は閉まっていましたが、後で調べてみると結婚式場のチャペルでした。

午後1時半過ぎに出発し、道道82号線で札幌ドームの近くを通り過ぎ、国道12号線を東北に進みます。

30分程度で「野外博物館 北海道開拓の村」に到着です。



この建物の中でチケットを買って入ります。

公式Websiteによると「北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、54.2ヘクタールの敷地に移築復元・再現した野外博物館」とのこと。

場内の案内図。



どういう順番で見れば良いかよく分からないので、とりあえず「市街地群」の中の外観が気になるものから適当に見ていきます。

1919年(大正8年)建築のピンク色がかわいい「旧 浦河支庁庁舎」です。



中には当時使われていた馬車や北海道らしくストーブなどが展示され、見るのが楽しいです。



「三〼(さんます)河本そば屋」です。



調理場には、そば用ざる・そばちょこ・そば湯入れなどがたくさん並んでおり、とても賑やかな感じです。



1909年(明治42年)建築の「旧北海中学校」です。



天井の高い、明るく広い廊下が印象的でした。



教室の中には当時の生徒達が来ていた制服や、教科書などの展示もあり見ていて非常に面白いです。

「漁村群」にある「旧青山家漁家住宅」です。

青山家はニシン漁の大きな網元で、もともとは小樽市にあったそうです。



この建物の半分は出稼ぎ漁師さんたちが寝起きしていた場所です。



着物や布団なども並べられ、リアリティがあって興味深いです。

他にも、旅館・病院・写真館や大きな農家など、いろいろな建物の中の様子を見学できました。

とても見ごたえのある施設で、本当はもう少し時間をかけてゆっくり見たかったのですが、この日の宿は旭川市にとってしまったので、少し急いで午後3時過ぎに出発です。

国道12号線をひたすら旭川方面へ走り、深川市で道道79号線に乗って「戸外炉(ととろ)峠」へ。

しばらく走ってお目当ての「猫バス(七国山行き)」を発見。

たまたま他の方が猫バスの隣に車をとめて写真を撮っていたので、一度通り過ぎてすぐ先にある「戸外炉峠駐車公園」へ行くと、すばらしい景色を見ることができました。



その後、無事に猫バスとGR86を並べて写真撮影ができました。



ちょっと不思議な、いい雰囲気の写真になりました。

午後6時前に出発し、道道79号線・4号線、国道223号線と乗り継いで、旭川市の宿に到着したのは午後7時でした。



部屋はこぢんまりとした和室です。



宿に来る途中にセイコーマートで買ってきた夕食です。



朝の出発が遅く、移動と観光に忙しかったため昼食を食べずじまいでした。

お腹がすいていて、セコマのかつ丼とビールがとてもおいしかったです。

宿にはたくさんの地元の方が来られる天然温泉施設が併設されていました。

いつもであればまず温泉に浸かってから夕食にするのですが、この日は久しぶりの長距離ドライブと観光で疲れていたようで、ついつい夕食後にそのまま眠ってしまいました。

温泉は明日の楽しみです。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/09 20:45:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月09日 イイね!

GR86で行く北海道:舞鶴港から小樽港へ、そして札幌市へ ~2023年夏の旅(初日・2日目)~

6月9日から7月3日の間、昨年GR86に乗り始めた時から計画していた北海道の旅に出ました。

京都府舞鶴市から新日本海フェリーで小樽市へ渡り、北海道を時計回りに一周する予定です。

いつものように旅の記録を残そうと思います。

旅行初日と2日目の走行ルートです。



大阪の自宅から舞鶴港までは116 km、小樽港から札幌市内の次男のアパートまでは33 kmでした。

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〖初日:6月9日(金)〗

フェリーの舞鶴港出港時刻は午後11時50分ですが、暗い道を走るのが嫌なので、大阪の自宅をかなり早めの午後5時半に出発。

北海道でもし宿がとれないときは車中泊をしようと思い、マットや寝袋なども積み込んだのでトランクは隙間なく、いい感じに埋まりました。



国道9号線を北上し、舞鶴市を目指します。

午後7時半頃、きれいな夕焼けが見えました。



8時過ぎに京都府綾部市の「ひと粒」さんで夕食としました。

天ぷらうどんです。



沢山の揚げたての天ぷらがとてもおいしかったです。ぜいたくなうどんですね。

フェリーの出港時刻までずいぶん時間があるので、食事をしながら舞鶴市内の日帰り温泉を探して、舞鶴港のちょっと手前にある「たかお温泉 光の湯」に寄っていくことにします。

今はいつでもどこでもスマホ一つで何でも調べられて本当に便利ですね。

綾部市から北へ向かう府道474号線と国道27号線は暗い山道が続くのですが、ここで初めてGR86の「ハイビームアシスト」を使いました。

GR86に乗り始めて1年ちょっとたちますが、私は「ハイビームアシスト」という機能があることを知りませんでした。

当たり前ですが、対向車が来ると勝手にロービームに切り替わります。精度もレスポンスもなかなか優秀です。

「光の湯」には午後9時到着。



靴は「86番」の下駄箱へ。



ちょっとぬるめのお湯でしたが、約1時間ゆっくりと温泉を楽しみました。

舞鶴港に向かう途中のセブンイレブンでビールと翌日のフェリー内の食料を購入。

10時半、「新日本海フェリー舞鶴フェリーターミナル」に到着。



以前は車検証を持って行ってターミナルビル内の受付で乗船手続きししていましたが、今は予約時に発行される「e乗船券」をプリントアウトしていけば現地での手続きは不要です。

低床車の列に並んで、スマホでYouTubeを見て時間を潰しながら乗船を待ちます。



11時10分、乗船完了です。



6月のフェリーの料金は、GR86で片道39,500です。

船室は「ツーリストA」を選択。



部屋に入ると、左右に二段ベッドが並んでいます。

運転者の「ツーリストA」の料金はGR86の運賃に含まれています。

ベッドはこんな感じです。



私のベッドは下段ですが、上段の入り口は反対側なのでそれほど他の人に気を遣わなくていいです。

ビールを飲みながら持ってきた文庫本「哀愁の町に霧が降るのだ(上)」(椎名誠 著)を読んでいるうちにいつのまにか眠りについていました。

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〖2日目:6月10日(土)〗

6時半起床、7時すぎから船内を散策です。

ツーリストAの船室がある4階のロビーです。



この船は「はまなす」という名前らしいです。

結構スピードが出る船のため風が強く、航行中は両舷のデッキには出られません。



5階の船尾にあるオープンデッキには自由に出ることができます。



一直線のきれいな水平線が見えました。



風が気持ち良かったです。

同じく5階の船首に近い「フォワードサロン」へも行ってみます。



こちらもずっと見ていられる風景です。

6階にはシアタールームがあって、午後に2回映画が上映され自由に見ることができます。



乗船前に買っておいたビーフメンチカツバーガーで朝食にしようと思い、船の人に電子レンジはどこにあるか尋ねたところ、この船にはないとのこと。

フェリーの中で電子レンジを使った記憶があるのですが、新日本海フェリーではなかったようです。

これまでいろいろなフェリーに乗っているので記憶がごっちゃになっています。

給湯室でドリップコーヒーを作ります。



自分のベッドに戻って朝食です。



バーガーは冷たかったですが、食べ応えがあって満足です。

11時半に大浴場へ行き、熱めのお湯につかりながら窓から群青色の広い海を見ました。

風呂上がりのビールです。



最高においしいです。

そして昼食。



お弁当は乗船前にセブンイレブンで買ったもの、みそ汁は家から持ってきたフリーズドライです。

最近のフリーズドライのみそ汁はレベル高いです。

その後はだいたい以下のようなことの繰り返しで小樽港着まで過ごしました。
・寝る
・アマプラでダウンロードしてきた「進撃の巨人」を見る
・オープンデッキで海を眺める
・スマホゲームをする
・椎名誠の本を読む(この文庫本は1992年に買ったもので、久しぶりの読み直しです)

午後5時すぎにお腹が空いて、持ってきたカップヌードルを食べました。



こういうところで食べるといつもにも増してうまいです。

午後6時半頃、「本船の右舷に神威(かむい)岬がご覧いただけます」という船内アナウンスがあり、オープンデッキへ行ってみることに。



ちょっと遠かったですが、はっきりと見えます。

神威岬は今回の旅で行く予定にしている所で、海からも見られてよかったです。

フェリーは定刻より少し早く、8時半頃小樽港に着岸しました。



小樽港からは国道5号線で一気に札幌市まで、走りなれていない夜の道で少々ビビりながらの運転でした。

1時間ほどで次男のアパートに到着です。

近くのファミリーマートでビールと軽いつまみ類を買って、久しぶりに二人きりでお酒を飲みながらいろいろな話をすることができました。

とても楽しい、北海道初日の夜でした。

楽しみにしていたGR86との北海道旅行が始まりました(^^)/

原 宗一郎
Posted at 2023/07/07 19:23:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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「@Coo@ さん 総務省、ですか…。確かに電話と言えばNTTってわけではないから、そのもっと上の省庁になるんですかねぇ。ちょっと笑っちゃいました。私も騙されないように気をつけます(^^)/」
何シテル?   02/21 19:54
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DUNLOP DIREZZA DIREZZA DZ101 215/45R17 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/04/14 21:46:13

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