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原 宗一郎のブログ一覧

2023年06月16日 イイね!

GR86で行く北海道:流氷科学センター・オホーツクタワー・能取岬 ~2023年夏の旅(8日目)~

〖8日目:6月16日(金)〗

この日の走行ルートです。



士別市から網走市までの走行距離は237 kmでした。

紋別市のラーメン屋さんに荷物を置き忘れ危ないところでしたが、親切な店員さんに助けられました。

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午前6時に起きてすぐに宿の大浴場へ。

朝の露天風呂は特に気持ちがいいです。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

朝食会場です。



私の朝食です。



おかずは普通でしたが、ご飯(米)がとてもおいしかったです。

ご飯がおいしいので、追加でちょっとだけカレーもいただきました。



ちょっと食べすぎました。

出発した午前8時の士別市の気温は24℃。

道道61号線を東へ向かって走っていると、山の中の大きなダム湖がありました。

「岩尾内湖」です。



ダムの上は風があって見晴らしも良く、とても気持ち良かったです。



湖面はとても静かな感じです。

ダムの下にはさっきGR86で走ってきたまっすぐな道が見えました。



道道61号線をさらに進んだ「上紋(じょうもん)峠」にはスノーシェッド(雪対策の覆道)がたくさんあります。



この景色を見慣れない私にとっては何か近未来的な雰囲気でおもしろかったです。

ただ、先が見にくいスノーシェード内に結構Rのきついコーナーがあったりするのでスピード注意です。

午前10時前に、道道61号線から国道273号線に移ってすぐのところにある「道の駅 香りの里・たきのうえ」で休憩です。

近くに「滝上渓谷 錦仙峡(きんせんきょう)」という案内板があり、見ていくことに。



案内板から一番近い「洛陽の滝」だと思います。



たくさんの木が生い茂っていてちょっと見えにくかったです。

案内板までもどり、橋から見えた渓谷の下流側です。



流れていくきれいな水がすずしげでした。

道の駅の売店に「ハッカ生産日本一!」のポップがあったので、小さな袋のハッカ飴をお土産に買いました。



国道273号線から道道713号線経由で国道239号線へ、そして「道の駅 オホーツク紋別」に着いたのは午前11時でした。

ここには「北海道立オホーツク流氷科学センター」があります。



来るのを楽しみにしていました。

中に入ってチケットを買おうとしていると、受付の方が「ドームシアターの上映がすぐに始まりますが見られますか?」と声をかけてくれました。

大急ぎで行ったところ、観客は私一人でした(~_~)



四季それぞれのオホーツク海の自然の様子を大きな円形スクリーンで見ることができました。

映像とは言え、現地に来ないとこのスケールでは見られないので、15分間のとても楽しい時間となりました。

館内には流氷ができるメカニズムや、極地に関する様々な情報などが写真やプロジェクションマッピングなどを使って展示されています。



「クリオネ」がいました。



別名「流氷の天使」や「氷の妖精」などと呼ばれていますね。

懸命に翼足を動かして水中を泳ぎ回る姿がとてもかわいいです

1 cmくらいの大きさなのでなかなかピントが合わず、写真を撮るのに苦労しました。

気温マイナス20℃の「厳寒体験室」に入ってみます。



来館者用の防寒服が準備されているのですが、マイナス20℃がどれくらい寒いのかしっかり感じるためにそれを着ないで入ってみました。



展示されている大きな氷の塊は本物の流氷です。

結構寒いです。

奥の部屋には、透明な氷に閉じ込められたオホーツクの魚たちが展示されています。



初めて見る珍しい展示方法で、とても面白いです。

じっくり見たかったのですが、やはり防寒着なしは無謀でした。

あまりの寒さに我慢できず、早々に退室してしまいました。残念です(T_T)

その後は竜巻に触れられる機械やトリックアートが展示されたサイエンスギャラリーなどを楽しく見学しました。

流氷科学センター、やはり来てよかったです。

暖かい屋外に出て、近くにある「カニの爪(オブジェ)」へ。



高さ12 mだそうです。

次は「氷海展望塔 オホーツクタワー」です。

歩ける距離ですが、また道の駅まで戻ってくるのも面倒なのでGR86で近くまで移動。

駐車場からタワーまで無料バスもありますが、のんびり歩いて行きます。



海中に立つ「オホーツクタワー」です。



歩いてきた通路を挟んでタワーの反対側に、流氷砕氷観光船「ガリコン号2」が係留されていました。



船首の銀色のスクリューは「アルキメディアン・スクリュー」と呼ばれるもので、ついさっき流氷科学センターでその砕氷原理を勉強してきたところです。

本物を見られてうれしいです。

オホーツクタワーの「海底階 海底洞窟」(有料)に下りてみました。



洞窟のような雰囲気で、並んだ水槽にはオホーツク海の魚たちが展示されています。

壁にある縦長の大きな窓から海中をのぞいてみましたが、透明度が低いためかあまりよく見えませんでした。

クリオネの恐ろしい姿の模型がありました。



クリオネは、餌を見つけると頭部から伸ばした6本の触手で餌を抱え込んで養分を吸い取るらしいです。

天使が悪魔に変身するようです。

知りませんでした。とてもおもしろいです。

3階の展望室から見たオホーツク海です。



解放感があって、いい景色です。

駐車場からタワーへ歩いてきた通路が見えました。



通路は「クリオネプロムナード」という名前だそうです。

午後1時半、駐車場まで歩いて戻り、「海洋交流館(ガリンコステーション)」の中のラーメン屋さんでお昼ご飯です。

「味噌ラーメン」です。



北海道に来て初めての味噌ラーメンは、普通においしかったです。

食後にトイレに行って出てきたとき、ラーメン屋さんの店員さんがすごい勢いで私の方へ走ってきました。

GR86のキーやクレジットカードが入ったボディーバッグをラーメン屋さんに忘れていたようで、私を探してくれていたようです。

入店時に食券を買うシステムなので、私はバッグを席に置き忘れたことにその時まで気づきませんでした。

店員さんに丁寧にお礼を言いました。感謝です。

ホッとした気持ちで午後2時に出発、国道239号線を西へ進みます。

「サロマ湖」で記念撮影。



更にどんどん進み、途中道道76号線に乗り換えて「能取(のとろ)湖」の湖畔をぐるっと一周するように回ると、遠くに「能取岬」が見えました。



午後4時に到着です。

ここ「能取岬」は、数年前に嵐が出演したJALのCMのロケ地だそうです。



広い草原に立つ白と黒に塗られた「能取岬灯台」がかっこいいです。

崖の上からオホーツク海が見渡せます



透明な海の底に広がる岩盤が見えました。

4時半に出発し、途中で見つけたスーパーで夕食とビールを買って網走市内の宿には午後5時半に着きました。

部屋はきれいな洋室で、前日とは異なり大きくてふかふかのベッドでした(^^)



最上階の大浴場は天然温泉です。



お風呂の出入り口の近くにアイスクリームがありました。



無料ですが、普段からアイスクリームを食べないのでパスしました。

ちょっともったいない気もしました。

夕食です。



サッポロの「サマーピルス」が非常においしかったです。

流氷のことをいろいろと知って、いつか冬のオホーツク海を見に来たいと強く思った一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/15 18:15:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月15日 イイね!

GR86で行く北海道:宗谷岬・クッチャロ湖・カプセルルーム ~2023年夏の旅(7日目)~

〖7日目:6月15日(木)〗

この日の走行ルートです。



稚内市から士別市までの走行距離は302 kmでした。

今回の旅で初めての一日300km越えです。良く走りました。

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午前5時起床、6時すぎにお風呂へ。

民宿で朝風呂に入れるのは珍しいと思います。さすが“温泉民宿”です。

朝ごはんのおにぎりは北海道の食材を使ったものにしてみました。



おいしかったです。

8時ちょっと前に出発し、ノシャップ岬を通り越して「JR稚内駅」へ向かいます。

20分ほどで到着しました。

「JR稚内駅」は国内最北端の鉄道駅とのことで、ちょっと寄ってみました。



写真の黄色い線路が「日本最北端の線路」です。

本物の線路ではなくモニュメントです。

国道238号線を東に進み、「宗谷岬」には午前9時ちょっと前に到着です。



平日の朝だからか、駐車場はまだ空いていました。

「日本最北端の地の碑」です。



この三角形の碑を見ると宗谷岬に来たという気持ちになりますね。

駐車場から国道を渡って坂道を登っていくと「宗谷岬公園」があります。

その公園からの風景です。



遠くまで海が広がっていい眺めでした。

「旧海軍望楼」です。



ロシアのバルチック艦隊の動きを監視するために1902年(明治35年)に建設されたものだそうです。

このような実際に使われていた建物は歴史を感じさせてくれるので好きです。

公園にはいろいろなモニュメントがありました。





駐車場に戻ると大阪ナンバーの大きなオートバイに乗っている方がいたので話しかけてみました。

私より少し年配と思われる男性で、私と同じように一人で道内を旅しているとのことでした。いろいろ話してみるとその方の住んでいる市が私の市の隣と言うことがわかりました。

世間は狭いです。

9時半に出発し、国道238号線を南に少し走ったところでとてもいい景色が見えて思わず写真を撮りました。



海の写真を撮りたいと思い、午前10時に「道の駅 さるふつ公園」に寄ります。



道の駅の海側あった「いさりの碑」です。



なんかカッコイイです。

そこからとても綺麗な青い空と海が見えました。



寄り道してよかったです。

天気も良く、すいている国道をどんどん走って「クッチャロ湖」には午前11時前に到着です。



キャンプ場のすぐ横の駐車場で、もちろん車中泊もOKなのでキャンピングカーが多くとまっていました。

湖が広々としていて気持ちいいです。



近くにあった案内図です。



クッチャロ湖がこんな複雑な形だとは知りませんでした( ̄▽ ̄)

少し風があって湖面に波が立っていました。



大きな波に見えますが、水面ぎりぎりでカメラを持って撮ったもので実際の波の高さは数センチです。

出発前にキャンプ場の炊事場で雑巾を水に濡らしてGR86のフロントガラスにこびりついたたくさんの虫をきれいに掃除しました。

周辺のキャンパーの人たちが自然の中でゆる~くされているので、こちらも心に余裕が生まれて要らない写真を撮ったり車の掃除ができたりします。

さらに南下を続け、ちょうど正午に「道の駅 マリーンアイランド岡島」で昼食としました。



道の駅の建物が船の形をしているのがおもしろいです。

「塩野菜ラーメンを」注文。



私にはちょっと塩味がきつかったですが、野菜たっぷりのおいしいラーメンでした。

食後の運動のために歩いて海岸まで下りてみました。



目の前の透き通った水面と沖合の海面の色が全く違うのがおもしろいです。

午後1時前に出発し、興部(おこっぺ)町で国道238号線から239号線に乗り換えて内陸へ。

久しぶりの山道でGR86を走らせるのが楽しいです。

名寄(なよろ)市を抜けて、この日の宿がある士別(しべつ)市に入ったのは午後4時前でした。

まだ時間があるので「士別市博物館」へ。



士別市の開拓の歴史や産業など、いろいろな資料を見ながらその解説を読んでいくのはおもしろかったです。

大正時代の「馬車鉄道」です。



後の客車に乗り込むことができます。

昔の農機具です。



使い方が写真などで説明されて、分かりやすかったです。

博物館の隣にある「士別市立公会堂展示館」です。



もともとは1915年(大正4年)に建てられた西洋建築で、現在の建物は1989年に復元されたものだそうです。

全体の雰囲気や色使いがとても斬新です。

午後5時、宿に到着。



ここはホテルに地元の人が入りに来る温泉施設が併設されているようなところです。

今日泊まるのは「カプセルルーム」です。



もともとは宴会場のような広い部屋にカプセルルームのユニットを置きました、という雰囲気でした。

「テレビもあるし、まあいいか」という感じです。



普通のホテルのようにツインやシングルの客室もあるのですが、私が予約できたのはこれでした。

できればオホーツク海側の紋別(もんべつ)市あたりに泊まりたいと思って宿を探したのですが予算内ではまったく空きがなく、士別市でやっと見つけました。

行き当たりばったりの旅だとこういうこともあります。

気を取り直して温泉へ。

大浴場です。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

肌がつるつるになる私好みの熱めのお湯で、とてもいい温泉でした(^^)/

近所のスーパーで買ってきた夕食です。



お昼のラーメンがちょっと多かったので、夕食は軽めにしました。

海岸線の道と山の中の道をたくさん走ることができて幸せな一日でした。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/14 17:03:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月14日 イイね!

GR86で行く北海道:日本海オロロンライン・旧 花田家番屋・ノシャップ寒流水族館 ~2023年夏の旅(6日目)~

〖6日目:6月14日(水)〗

この日の走行ルートです。



雨竜郡沼田町から稚内市までの走行距離は242 kmでした。

日本海オロロンラインと沿線の見どころを堪能した一日でした。

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午前4時起床、6時にお風呂へ。

朝の涼しい空気の中、露天風呂はとても気持ちいいです。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

前日に買っておいて朝食を宿の部屋でいただきます。



梅おにぎりが売り切れで函館産真昆布のおにぎりです。おいしかったです。

7時半に出発し、留萌(るもい)市へ。

道道549号線へ出て国道233号線を西へ進みます

途中、GR86のナビが無料の自動車専用道路に乗せようとしますが、そのまま山の中の国道を走ります。道は空いていて、とても楽しいドライブでした。

8時半ちょっと前に「黄金岬」に到着です。



ここには有名なキャンプサイトがありますが、この日はガラガラでした。



海岸の近くにきれいな赤い花がたくさん咲いています。



スマホのGoogleレンズで調べてみると「はまなす」とのことでした。

先日舞鶴港から小樽港まで乗ったフェリーの名前はこの花だったようです。なるほどです。

ここからは「日本海オロロンライン」(国道239号線)を北に走ります。

9時過ぎ、「道の駅 おびら鰊(にしん)番屋」に到着。



国指定重要文化財の「旧 花田家番屋」を見学します。



小平町役場の公式Websiteによると「明治38年頃に建築され、道内で現存する番屋では最大の規模を有し、当時雇い人が200人を超えた大鰊漁家」とのことです。

建物の中はとても広く、ここで多くの「ヤン衆」と呼ばれる季節労働者が生活していました。



当時使われていた日用品や、ニシン漁の道具などが展示されています。



ヤン衆たちがここで食事をする姿を想像しながら見ました。



親方家族の生活スペースは立派です。



「金庫の間」です。



当然お金持ちだったんでしょう。

各部屋や展示物の説明書きを読みながらゆっくり見て回りました。

受付にいた地元の男性が、復元前の建物は屋根も落ちてひどい状態だったことや復元の費用がどのように捻出されたかなど、とても熱心に話してくれたのが印象的でした。

来て本当によかったです。

引き続き海沿いの「日本海オロロンライン」(国道239号線→国道232号線)で北上を続けます。

朝食が早かったのでお腹がすき、早めの昼食を食べようと思った「道の駅 ロマン街道しょさんべつ」の入口を間違えて、いつのまにか「金比羅岬灯台」へ。



横にあった案内板に、海の中にある鳥居のことが書かれていたので行ってみることにしました。



階段を降りていくと確かに海の中に鳥居がありましたが、残念ながら工事中でした。



後で気づいたのですが、これは「豊岬金毘羅神社」の鳥居で現在工事中であることを示す張り紙がありました。

改めて「道の駅 ロマン街道しょさんべつ」へ移動し、11時半に昼食としました。

「天ぷらそば」です。



見た目は「えび天」ではなく「エビフライ」のようですが、おいしかったです。

さらに北上して次の目的地「オトンルイ風力発電所」へ。

12時半、到着です。

日本海オロロンライン(ここでは道道106号線)沿いの3.1 kmの区間に28基の風車が立っています。





今使っているカメラ(SONY Cyber-shot RX100Ⅲ)では望遠が足りず、思い通りの写真が撮れなかったのがちょっと残念でした。

おまけに路肩にとめたGR86を車線に戻すときに縁石の段差に気づかず、左フロントタイヤのすぐ後ろをぶつけてしまいました。幸い大事には至りませんでしたが、二重のショックでした(T_T)

道道106号線は、北海道らしいどこまでもまっすぐな道でした。



午後1時半すぎに稚内市の「ノシャップ岬」に到着。



あいにくの雲で礼文島・利尻島は見えずでした。

「ノシャップ寒流水族館」に入ってみることにします。



入ってすぐのところに「アザラシ池」があり、数頭のアザラシが陸で寝転がっていました。



眠そうな顔がとてもかわいいです。

館内の奥には「回遊水槽」があり、たくさんの魚が元気に泳いでいました。



写真の右端の大きな魚は「まぼろしの魚 イトウ」です。その大きさにびっくりです。

カレイです。



海底の砂地にいる印象が強いので、普通に結構なスピードで泳いでいる姿に再度びっくりです。

館内アナウンスで「アザラシとペンギンのショーが始まります」とのことで行ってみました。



派手なショーではないですが、お兄さんの指示でペンギンとアザラシが一生懸命芸をするけなげな姿が良かったです。お客さんも多くはないですが皆さんの暖かい拍手で盛り上がりました。

午後3時前に出発して、「稚内港北防波堤ドーム」へ向かいます。



この辺りの道路や鉄道が海水を浴びないために作られ、1936年(昭和11年)に完成した防波堤だそうです。

全長427mの内部の様子です。



昭和50年代に全面改修されたそうで、今でもとてもきれいです。

外から見るとその大きさがよく分かります。



日本っぽくない造りと雰囲気がとても印象に残りました。

続いてすぐ近くの「稚内公園」にも行ってみます。

「開基百年記念塔」と宗谷海峡です。



とてもいい景色でした。

稚内の市街地もよく見えます。



さっき見てきた「稚内港北防波堤ドーム」。



その大きさがよく分かります。

この日の目的地は稚内公園が最後だったのですが、この時点で時刻はまだ午後4時前だったのでGR86を洗ってやることにしました。

何度か中途半端な雨の中を走ってとても汚れているのです。

ノシャップ岬からの移動中に見つけたコイン洗車場に行きます。

一番汚れている車体横はこんな状態。



2週間を超える旅は洗車道具を持参しています。

なんとかきれいになりました。



ずっと気になっていた私の気持ちも軽くなりました。

この日の宿は日本海側の海岸線にあるため、ノシャップ岬を超えて逆戻りします。

午後5時を少し回って到着です。



2階の私の部屋はこんな感じ。



とりあえずお風呂へ。

民宿なので大きなお風呂ではないですが、天然温泉で気持ち良かったです。

洗車後にセコマで買ってきた夕食です。



この時期は結構混んでいて宿を予約するのが難しかったですが、なんとか稚内まで来られてホッとしました。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/13 17:23:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月13日 イイね!

GR86で行く北海道:ふらのワイン工場・十勝岳 望岳台・神居古潭 ~2023年夏の旅(5日目)~

〖5日目:6月13日(火)〗

この日の走行ルートです。



富良野市から雨竜郡沼田町までの走行距離は155 kmでした。

あいにくの天気でしたが、いろいろと回って盛沢山の一日になりました(*^^)v

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午前6時起床、7時過ぎにペンションの部屋で朝食です。



朝食に限らず、昼食でもおにぎりの組み合わせは「辛子明太子&梅」が基本です。

この日の最初の目的地は宿からほど近い「ふらのワイン工場 富良野市ぶどう果樹研究所」。

営業開始時間に合わせて午前9時に宿を出ました。

15分で到着です。



建物に入ると順路が書いてあるので、それに沿って勝手に内部を見学するようになっています。

地下1階に下りるとたくさんの部屋が並んでいます。

「サンプル室」には創業以来のワインがすべて保管されているそうです。



すごい量です。

ワインボトルもたくさん置かれた「タンク醸成室」の中には作業をされている方もいました。



樽が並んだ「たる醸成室」です。見応えがあります。



樽と言うとなんとなくウイスキーを連想しますが、当然ワインにも使われますね。

見学を終えて建物の2階に行くと「試飲コーナー」があります。



ワイン大好きですが、車なので飲めません(T_T)

売店にはたくさんのおいしそうなワインが並んでいてテンションがあがります。



ちょっと迷って、いつもなら買えない値段の赤ワインをお土産に1本買いました。

午前10時前に出発し、次の目的地「十勝岳 望岳台(ぼうがくだい)」へ。

国道237号線へ出て北上し、上富良野町で道道291号線へ。

道道291号線は途中から走るのが楽しい山道になりますが、この日は霧で視界が悪かったです。



道道996号線に乗り換えてすぐ、キタキツネとご対面です。



道路の端に座ってじっとこっちを見ていますが、逃げようとはしません。

観光客から餌をもらい慣れているのかもしれません。

道道996号線は適度なコーナーと勾配があり、この時は霧も晴れてドライブを楽しむことができました。



午前10時半、「十勝岳 望岳台」に到着です。気温は16℃。



十勝岳は標高 2,077m、望岳台の標高は930mですがあいにくこの辺りは雲の中だったようです。

駐車場からほんの少しだけ歩いて登ったところです。



雲が切れないかしばらく待っていましたが、山々が一番よく見えた時でこのような状態でした。

11時ちょうどに出発し、道道996号線を先に進み旭川市方面へ。

走っていると「白金(しろがね)青い池」の標識がありました。

ここは以前家族で来たことがあるため、寄っていくかどうか一瞬迷いましたがとりあえず見ていくことにします。

超人気の観光スポットとあって大きな駐車場が整備されています。



人の流れについていくと、ありました。



曇天なのであまり期待はしていませんでしたが、思ったよりきれいな“青”でした。

ただ、家族旅行の時に晴天の下で見た“青”には及びませんでした。ちょっと残念。

次の目的地、旭川市の「ラーメンの蜂屋 旭川本店」に着いたのはお昼ご飯にちょうどいい12時半。



「しょうゆラーメン」、油の濃さ(特製ラード)は「普通」です。



6年前、86(ZN6)で北海道に来た時に初めて食べて、今回が人生で3度目です。

スープのにおいと味に独特のくせがありますが、まさしく「くせになる味」というやつだと思います。おいしくいただきました。

続いて蜂屋さんのすぐ近くにある「旭川市科学館サイパル」へ行ってみます。



ここには私の大好きなプラネタリウムがあります。

入館してすぐにプラネタリウムが始まりました。



今日の旭川の夕方から夜明けまでの星空とそこに見える星座がテーマでした。

約40分間、久しぶりのプラネタリウムを充分に楽しみました。

この後、常設展示ものぞいてみましたが、基本的には子供さん向けの体験型展示でオジサンが一人で見て回るにはちょっと…、という感じでした。

出口近くに「天文台無料公開中」との表示があり、行ってみました。

天文台に行くと係りの人が、ドームの直径が8メートルもある大天文台を案内してくれました。



ドームのスリットを開けたりドーム自体を回転させたりして、どのように反射望遠鏡で観測をするのかなど、丁寧に解説していただきとても興味深い時間でした。

午後3時前に出発。

国道233号線を西に30分ほど走って、旭川八景の一つ「神居古潭(かむいこたん)」に到着です。

旭川市公式Websiteによると「神居古潭はアイヌ語で『神の里』を意味し、石狩川の急流沿いに奇岩怪石が約10km続く景勝地」とのことです。



木製の「神居大橋」はその上を歩くと少し揺れる感じがします。

ここは石狩川の川幅が狭くなっているところで、ごつごつした岩肌が見えます。



ちょっと不思議な雰囲気の場所です。

橋を渡ると、「旧 神居古潭駅舎」と書かれた建物があります。



なんだか懐かしいい雰囲気の建物ですが、1966年に廃駅になった旧国鉄の函館本線の駅らしいです。

駅のホームも残っていました。



もともとの線路は、現在サイクリングロードとして使われているようです。

サイクリングロードの横には蒸気機関車が3両連なって展示されていました。



間近で見ると迫力があります。

正直、どんなところかあまりよく分からず来てしまいましたが、とても面白かったです。来てよかったです。

午後4時前に出発し、深川市で見つけたマックスバリュで夕飯とビールを買って、雨竜郡沼田町の宿に着いたのは5時過ぎでした。

部屋は、なぜか小上がりのついた広い洋室でした。



すぐに温泉へ。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

広々としたお風呂で、いかにも温泉という感じの硫黄のにおいが漂い、とてもいいお湯でした。

居酒屋メニューのような夕飯となりました。



ビールと一緒に食べる「豚レバーの唐揚げ」がめちゃくちゃおいしかったです。


原 宗一郎
Posted at 2023/07/12 19:02:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域
2023年06月12日 イイね!

GR86で行く北海道:層雲峡&大雪山 黒岳ロープウェイ・タウシュベツ展望台 ~2023年夏の旅(4日目)~

〖4日目:6月12日(月)〗

この日の走行ルートです。



旭川市から富良野市までの走行距離は270 kmでした。

GR86で楽しい山道をたくさん走った一日でした(^^)/

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午前6時起床後、すぐに宿の温泉大浴場へ。

いろいろな種類のお風呂が楽しめますが、一番良かったのは朝の涼しい空気の中で入る露天風呂でした。


(写真は宿の公式Websiteよりお借りしました)

昨夜は疲れていて珍しくお風呂に入らずに寝てしまったので、いつもよりちょっと長めにお湯を楽しみます。

部屋に戻ってこの日の宿を予約し、宿の朝食をいただきます。

いわゆるバイキング形式です。



バイキングの朝ごはんでは、できるだけタンパク質を多めに摂るようにしています。



お米と魚介類が非常においしかったです。ごちそうさまでした。

9時前に宿を出て、15分程で「北海道護国神社」に到着です。



月曜日の朝なので境内は静まり返っていていい感じです。

参道を歩いて行くと、めちゃくちゃ透明な池の中を鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。



目の前をリスが横切って行きます。



一生懸命走っていて、かわいいです。

門の向こうに御本殿が見えてきました。



とても立派な御本殿です。



いつものように家族の健康、交通安全をお祈りしました。

のんびり歩いて駐車場に戻り、9時半すぎに出発。

道道40号線→国道39号線で「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」を目指します。

国道39号線は、道は広く車は少なく、おまけに天気もよくて快適に走ることができました。



11時到着。

国道から入ってすぐの「層雲峡駐車場」にGR86をとめましたが、ロープウェイ乗り場まで車でいけると後で知りました。



駐車場から歩いてロープウェイ乗り場へ向かう途中、シカを発見。



なかなかの近距離でした。

5分ほどでロープウェイの「層雲峡駅」に到着です。



ですが、山の上の方は結構寒いとのことでいったん上着を取りに駐車場にもどったため、11:40発のロープウェイに乗ることになりました。



チケットを買って乗り込みます。



黒岳の5合目にある「黒岳駅」までロープウェイで行き、その後リフトに乗り換えて7合目まで登る場合の料金は、往復で3,300円です。



黒岳駅の屋上に登ってみました。



屋上から北東の方向を見たところ。



写真中央下にぽつんと見えるのが、先ほどロープウェイに乗った層雲峡駅です。

遠くまで山々が連なっていい眺めでした。

次は反対側(南西の方向)の景色。



中央の一番高い山が標高 1,984mの「大雪山・黒岳」です。

まだ雪も残っていて山肌の黒と雪の白のコントラストが素晴らしい。

黒岳駅からリフト乗り場へ移動します。



振り返ると、さっき登っていた黒岳駅の屋上が見えます。

徒歩5分でリフト乗り場に到着。



リフトに乗っている時間は約15分、風が吹くと寒いです。



標高 1,520mの7合目からの景色です。



ここからも山々がきれいに見えました。

多くの人がここまで登ってくるようで、売店もあります。



再びリフトとロープウェイで約30分かけて山をおりました。

層雲峡と大雪山の景色が見られて本当に良かったです。

駐車場に戻り、午後1時半出発。

国道39号線を走り始めてすぐに「銀河の滝」の標識を見つけて寄ってみることにしました。

「銀河の滝」(高さ120m)と「流星の滝」(90m)です。



この辺りはたくさんの滝があり、その中で特にこの2つの滝が有名らしいです。

滝の下にはすずしげな川が流れていました。

「三国峠」へと続く国道39号線・273号線を走るのをとても楽しみにしていたのですが、273号線に移ったあたりから天気が悪くなりやがて雨となりました。

それでも楽しく走って、午後2時過ぎに「三国峠」に到着です。



お腹もすいたので「三国峠café」でお昼にしました。



「鶏南蛮うどん」です。



関西人の私には少し塩味がきつかったですが、出汁もしっかり熱くておいしいうどんでした。

三国峠から次の目的地「タウシュベツ展望台」までは20分程度。

午後3時過ぎに展望台近くに到着しましたが、国道から少し歩くようです。

歩道はこんな感じ。



ただ、歩道の入口にこんなものがありました。



最近の2回のヒグマの目撃情報です。

「クマ鈴などのクマ対策を!」と書かれているのでYouTubeでクマ鈴の音をスマホから流しながら歩こうと思いつくも、そこは携帯の圏外でした。

かなりビビりながら、あたりの気配に神経を集中させて進んで行くと展望台はすぐのところにありました。

「タウシュベツ川橋梁」です。



旧国鉄士幌線のコンクリート製アーチ橋で、北海道の観光スポットとして超有名です。

ちょっと遠くからになりましたが、見ることができて良かったです。

慎重にGR86まで戻り、国道273号線をもう少し進んで道道85号線に乗り換えて西に向かいます。

この道道85号線(パールスカイライン)をGR86のスポーツモードで走ったのですが、めちゃくちゃ楽しく走ることができました。

オススメの道ですが、途中センターラインが消えてかなり狭くなるところがあるので要注意です。



午後4時前に「然別(しかりべつ)湖」に到着。

静かできれいな湖でした。



写真だけとって先を急ぎます。

道道85号線→593号線→718号線と進み、国道38号線へ。

この国道38号線も山の中はとっても運転が楽しい道でした。

午後6時半、富良野市の宿に到着しました。



部屋はペンションらしいかわいい洋室でした。



急いでお風呂に入って、セブンイレブンで買ってきた夕食をいただきました。



一日中楽しいドライブができて大満足です。

原 宗一郎
Posted at 2023/07/10 19:06:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとり旅 | 旅行/地域

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「@ああすけ さん、私はこの3連休在宅ワークです。進みが悪く、今ちょっと焦り気味に仕事しています(;・∀・) 明日か明後日、ドライブ行ってきます(^O^)/」
何シテル?   07/21 13:25
原 宗一郎です。運転して楽しいクルマ大好きです。 プレリュード → スカイラインR32 → スカイラインR34 → RX-8 → オデッセイ(ムムッ?)→ 8...

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