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ルノーグループからフレーム提供を受けてメルセデス・ベンツがデザインしたピックアップがⅩクラス。これもダットラ兄弟車でした。昨年末デビューしたⅩはベンツ風味を盛り込んだ仕上がりはＫクラス並とか。豪華な存在感タップリですね。トラックは車台共通でもコスチューム・ボディを変化させるだけで多彩なデザイン・フォルムが楽しめるわけです。コスパ的にも販売台数が伸ばせれば企業貢献度も計り知れないでしょうねェ。それにしても伝統マスクをキープし続けることこそ企業の存在感を誇示するものだと感じざるを得ません。

日産の親会社ルノー社製ピックアップトラックが写真のアラスカン。フランス人がデザインしたピックアップトラック、お洒落でフェミニンな香りがしますねェ。アメ車的なワイルド感が全くない。これでもNAVARAの台車フレームを共用した優しさ溢れた兄弟車なんだから異国人のデザインパワー凄いです。顔の存在感造りは伝統の自己主張でしょう。

1935年生れのダットサントラック。ダットラの愛称で親しまれて10代67年間にわたって元祖ピックアップトラックとして活躍後、惜しまれながら国内での生産販売を終了しました。
1999年の経営危機にルノーと経営統合後、ダットラの歴史を継承したNP300－NAVARAとして再生、国際戦略車の母体として海外で偉大な存在感を地味に示しています。非凡な異国人の経営手腕に驚かされますね。年収も驚くけど・・・

新型ウイッシュの新しいパッケージ、あれやこれや妄想が湧いてきますね。基本形はロールーフ・3列ミニバンとなれば変化できる部分はフロント・サイド・リアしかありません。母体が上品でジェントリーなテイストが売りの【プリウスα】となれば差別化された新型車としてスポーティでお洒落な味付けがされるのではと筆者は妄想しています。ニュースタイリングは最近発表された新車群のデザインエキスが反映したものかも知れません。画像の黄色枠のルーフラインとリアウインド形状がモデファイされた魅力的な反映を期待していますが・・・

2003年にデビュー以来、12年もの長命を保ってきたウイッシュが今春で消えますねェ。情報誌によれば【プリウスα】のマイナーチェンジ時点で異なるネーミングで派生車が誕生するとか。現行ウイッシュとプリウスαはサイズ的に相似形なのでロールーフ・3列ミニヴァンとしては抵抗感が薄いでしょう。リアまわりデザインが楽しみなところです。