
今日は新舗装になったタカタサーキットへ行ってきました。
どうも新しい舗装がすごくグリップするらしく我慢できずに、有休をとって気合十分で行ったのはよかったんですが・・・。
トラブルに泣かされ、全く走れませんでした・・・涙。
今日は平日にもかかわらず台数が多くてグループ分けが実施されました。
1グループ目の走行を眺めていると、明らかにグリップがよさげな感じで、めっちゃ期待して自分のグループの走行に臨みました。
アウトラップでグリップの感触を確認してこれはめちゃ楽しそうと思って計測ラップに入った3コーナー進入直後にエンジンチェックランプが突如点灯。
エンジンが一気に回らなくなり、アクセル踏んでも全く反応しません・・・。
脳裏に昨年ジムカーナでエンジン壊した時の悪夢がよみがえりました。
やばいやばい!!
しかし昨年とはちょっと状態が違いました。
アクセル踏んでも全く反応しない割にクラッチを切ってニュートラル状態だとなぜか2,000回転をキープしてエンジンが回り続けます。
とりあえず、惰性と1速でがっくんがっくんしながら息も絶え絶えにピットにたどり着きました。
ピットについても、何もしないでも2000回転でエンジンが回り続けます。アクセルペダルにはやはり無反応。
とりあえずエンジンを切って、どうしようかと思案するもののいい案は浮かばず。
うーむと悩みながら、エンジンかけなおすとちゃんとかかるではありませんか。
エンジンチェックランプはついたままですが、アイドリング回転が通常の700~800回転で安定しています。
アクセルを踏むと、普通にエンジンが回る。
エンジンチェックランプがついている以外はいつも通りに戻っている。ますます、どういう状態かわからなくなりました。
悩みながらほかのグループが走っている間に、一度サーキット外へ出て普通に走ってみると、普段どおり走れる。エンジンも回る。
これは復活したかもと思って、二枠目走ってみることにしました。
が、アウトラップは普通に走れるものの計測ラップに入った直後の3コーナーで、またも同じ症状が・・・。
再び息も絶え絶えにピットに戻って、エンジンを切ります。そしてかけ直すとなぜか元に戻る。
まったく理由がよめません。結局はなぜエンジンチェックランプがついたのか調べない事にはどうにもならない。
どうしようか悩んでいたところ、ちょうどタカタテクノサービスのスタッフさんがサーキットにいらっしゃって、事情を相談したところお店で見ていただけることに。
お店で診断していただいたところ、
エラーコード P2112 スロットルバルブ・アクチュエータ(TAC)制御装置・閉固着
という診断結果が。
色々とお話ししたところ、センサー系とか異常はなく、どうもこないだ導入したビッグボアスロットルが機械的に悪さをしてるくさい。
バタフライがスロットルの内径に引っかかって動かなくなったんじゃないかとの予想をされました。
とりあえず、チェックランプを消してもらい、もう一度同じ症状が出るかどうか確認走行をしてみようということになり、もう一回だけコースインしました。
するとやはり計測ラップに入った3コーナーでエンジンチェックランプが点灯し同じ症状がでます。
もはやなすすべなし。撤退です。
今日の同枠の走行の方には非常な迷惑をおかけしてしまいました。
本来ならその場で謝罪してまわらなければならないところですが、正直いって帰れるかどうかでいっぱいいっぱいになってしまい、できませんでした。
こんなところで謝罪しても意味ありませんが、お詫びしたいと思います。
また、タカタテクノサービスのスタッフさんに御礼申し上げます。
帰りは、タカタテクノサービスによって、エンジンチェックランプを消してもらい、なんとか自走で帰ってくることができました。とりあえず一安心。
家に帰りつくと安心したのもあって、原因が気になってきたので、インテークパイプを外して覗いてみました。
するとこんな感じ
わかりにくいですが、バタフライ下部の内側にひっかいたような傷ができています。バタフライ自体にも傷があるように見える。
どうも、バタフライがスロットル内径より若干大きく、開閉でこすれて傷ができ、高負荷からの急激なアクセルオフでその傷にバタフライが引っかかって動かなくなりエラーとなったと予想されます。
ほんとにすごく微妙なところで、ビッグボアスロットルにする加工にミスがあったのかなぁ。
うー、これではとてもスポーツ走行はできません。というか街乗りでも同じ症状が出る可能性は大いにあります。
ショップには連絡を取って交換対応していただくことになりましたが、純正加工品にはなにかしら不具合が発生する可能性があるということを身をもって体感することになりました。
うーむ、最近スポーツ走行をするとトラブルにばかり遭遇します・・・。
先週のジムカーナでトラブルが出なかったのは運が良かっただけだった・・・。