目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ビームスさんのパワーヘッダーWマフラーの性能には満足しっぱなしの今日この頃ですがー
マットブラック仕様のマフラーを切望しておりましたが、先日のビームス ブログにて…
"セラコート仕様のマフラー件 耐久性を持たせる事が困難 価格も高騰 それに見合った性能を期待できない"
という事で、製品化できずお蔵入りの文面が。。
残念ですね。待っていたのですが、、
しかしやはり自分は納得できないので、無いものは作ります、塗ります。自分のモットーです。
で、耐熱塗料を厳選してきましたそれがコレ
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オキツモ バイク用スプレー
半艶 550℃ 黒 もちろん耐熱。
色々厳選したんですが、コレに行き着きました。ポイントは、
半艶でブラック
ある程度の耐熱性
耐ガソリン性
ステンレスOK(と、どこかのページに書いてあった^_^")
高すぎない値段
特にステンレスにOKはあんまり見ないので一択です。
詳しい人がいないのでわかりませんが、基本的に塗装とは下地がなんぼと思っているのですが、勝手に根拠のない思いでステンレスに直接塗ります。
よく、説明文を読むと、焼き付け塗装が必要とあります。マフラーなのでエキパイあたりは皆さんご存知、熱熱になるので適当にできそうですが、サイレンサー付近の温度はたかが知れてます。走行後も手で触ってアツ!位ですよね。180℃程度まで焼き付ける事で、ステンレスにしっかり塗装膜を密着させる事が重要。コレでうまくいけばステンの性能で黒いマフラーが誕生する訳です。
で、塗ります。薄く1回、さらに2回目、3回と、薄く塗っていきます。缶スプレーですのでバケツにお湯を入れて湯煎して缶に圧力がかかるようにしてから塗装です。DIYでは基本です。厚く塗るようなものでもないので、ステンが見えなくなればいいかと。最後に少し丁寧に満遍なく塗膜がムラなく一定になるように塗ります。
ちなみに5日間位かけての作業です。
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作業写真は毎度お馴染み省略です。
180℃程度の焼き付け塗装はやった事無いですが、どうにかジェットヒーターなるものを代用して焼き付けしました。学校の体育館とかである熱源から扇風機状のファンが回って鉄板が真っ赤になって、暑い熱風がブアァァーと、出るやつです。実際のヒーター前の温度が何度かは測りませんでしたが、先に適当なペール缶をファンから10cm離して放置したら5分で茶色く焦げ変色。期待できそう!
マフラー焼き付け順序は、
エキパイ側→サイレンサー裏全般→サイレンサー表面上→サイレンサー表面下サイレンサー表面→テールエンド
の順で各10分程度ずつ休み休み焼き付け。
マフラー吊る道具なんて無いので、マフラー重くて腕がパンパン、
ヒーター暑い。焼き付け始めると早々に煙が上がってきますが、すぐに収まります。塗装の水分が飛んでるのが分かります。そこからしばらくすると半艶黒色に艶が出てきました。10分経ってサイレンサーを冷やしはじめると、高熱になった走行後のマフラーからする音、「チンチン…」という音が聞こえてきました。しっかり熱くなってるようです。完全に冷えると艶のあった色が元の半艶に戻ってます、さらに艶が無くなってより密着したように感じます。
で、完成です
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車両に取り付け、完成‼︎
艶消しブラックなので塗装もそこまで神経質にならなくて良いので、仕上がりは大満足。一体感あってイイ感じ。
黒いので、マフラーの大きさが抑えられ主張も控えめにできます。
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ちなみにサイレンサー裏にあるJMCAプレートはマスキングして塗装したのも個人的なポイントです。
基本ブラックで、その上からプレートを打ったような、あたかもブラックの商品です的な。この辺りが自分のこだわりです。
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最後に、ビームスブログによると今年はレブル用のフルエキタイプを開発するそうなので、期待しちゃいますね。このパワーヘッダーWの性能そのままで、軽量化、小型化など目指してるようなので。やっぱり気になるのは価格ですか。頑張ったプライスを期待しています!
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