くま〇ンやすひとのブログ一覧

ワインが呑みたくなったから、家のセラーから引っ張り出してきた。
適当に掴んだワインは


　Hungary Tokaji Furmint dry Mandolais 2001 Bodegas Oremus


でした。





トカイ・フルミント・ドライ・マンドラス2001 ボデガス・オレムス　諸元：
■原産国：ハンガリー
■産地：トカイ地方
■原産地呼称：トカイ
■色：白ワイン
■味わい： 辛口
■ブドウ品種：フルミント
■生産者名：オレムス
■生産年：2001
■内容量：750ml
■Alc.：14°未満
■購入先：インターネット酒屋：
■購入価格：￥1,800～2,000-/瓶程度だったはず。なにせ10年近く前のことなので、忘れた。
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世界最高峰の造り手として君臨し続ける、ヴェガ・シシリア。
そんなボデガが、『最高』を求め、白羽の矢を立てたのは、あの『三大貴腐ワイン』の地、ハンガリーでした。
かつて、１７世紀に活躍した太陽王ルイ１４世が、貴腐ワインを舌にのせ…

　『ワインの王、王のワイン』

と口にしたと伝えられ、『フランスのソーテルヌ』、『ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ』と共に、三大貴腐ワインの産地として知られるのが、実は

　『ハンガリー』

なのです。
１９９１年、ハンガリーの体制が共産主義から民主主義に変わると同時に、かねてからそのポテンシャルを高く評価していた、ヨーロッパ資本が参入。
そんな中で、トカイで最高の畑を所有すると言われ、古い歴史を持つオレムスをヴェガ・シシリアが手に入れた事は、ハンガリーのワイン産業復活にも、大きな意味のある事でした。
ヴェガ・シシリアは、共産主義の下、長い間日の目を見る事の無かった、限りない可能性を引き出すために、醸造設備の一新、設備や技術の革新を行いました。
そんなヴェガ・シシリアにより、蘇ったオレムス！
オレムスは、世界三大貴腐のトカイをはじめ、同じブドウ品種から、辛口ワインも造っているのですが、どちらも世界基準の美味しさなのです！！

ワイン通に、飲んで欲しい！
先日、スペイン、いえ、世界のワインの中でも、トップクラスとされる、ウニコを生み出す、ベガ・シシリアのオーナー、パブロ・アルバレス氏がタカムラでセミナーを行って下さいました！
今回ご紹介するのは、ベガ・シシリアのグループで、唯一白を手掛けているトカイのワインです。
『何故ハンガリー？』の疑問に、パブロ氏は、こう答えてくれました。


『何故ハンガリー？ハンガリー・ワインはかつて、素晴らしい時代があったのに、一時、その輝きを失っていた。そんな中、復興を目指した政府から要請を受け、私達がワイン造りをするに至ったんだ。でも、やるからには、世界最高品質のものを造ろう、そう思って今に至るんだ。実は、ハンガリーで辛口白ワインを手掛けたのは、私たちなんだ。』


その辛口白、程よくボリュームはあるけど、ライムのようなニュアンスがあり、フレッシュさを失わない美味しさが魅力的で、実際飲んでみると…

『何で今まで無かったの？』

と、思ってしまうはず。

『私は、このライムの印象を、魚と合わせるのが好きだけど、皆さんには思い思いに楽しんで欲しい。』

と、パブロ氏も仰っていました。
価格も二千円台と、あのウニコの兄弟唯一の辛口白にして、手が届きやすいのも嬉しいところ♪
ワイン好きへの贈り物にも、オススメです！
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グラスに注ぐと、やや濃いめの麦わら色。香りはしばらくすると爽やかな花の香りがたってきました。お味は、柔らかい酸味と甘み、厚みのあるボディです。

　豊潤かつとても艶やかな美熟女のよう

です。キックは、口の中に爽やかさが残ります。キレのある味です。これは正直ゆ～て、価格、味ともにオススメできる品です。