連休の最終日となる5月9日、前日に「明日空いてますか~?」もぐさんから連絡が入り、お昼前後に到着します!とのこと。
おおおお!ついにエンジンのOHとなりました!!!
日曜日はちょっと早めに起きて、GCを少し動かしてラダーレールに乗せ、ヘッドライト、インタークーラー、バッテリーやラジエター類を外してもぐさんをお待ちしていました。
すると、エンジンクレーンやエンジンスタンドを積んだ軽トラックにて、もぐさんとご友人のIさんが登場!ご挨拶もそこそこに、早速作業に取り掛かっていきます。
Iさんの情報によれば、もぐさんは今シーズンで3機目のエンジンOHだとかで、ものすごい手際の良さでパーツ類を外していきます。
私もオルタは交換した際に外したのですが、そこからエアコンのポンプ?やらホース類やら、なんで何も見ないでボルト位置全部知っているの?という速さと正確さで部品を外していくんです。
こっそりプロだって教えてもらい、ものすごく納得。使い込まれた工具類もスナップオンだし、プロの凄さと丁寧さ、そして工賃の高さを改めて思い知らされる手際の良さでした。
私も下にもぐってセンターパイプのボルトを外したり、フロントパイプを外したりしたのですが、最後にはもぐさんに助けて頂き、私ではびくともしなかったクスコのロアアームを外して頂きました。そして、エンジンが吊り上がったのです。うーん、早い!!
ぽっかりと穴が開いたエンジンルーム。こんな光景見たことがありません!
するともぐさんが「この中に入って写真撮らないんですか?恒例行事ですよ?」なんて冗談みたいなことを言うので、「またまた~(笑)」なんて言ってたら、途中から見学に来たあきちゃ~が、「え?中にはいって写真撮るのは常識ですよ!」なんてこと言うので、記念撮影しましたよ💦
以前にクラッチトラブルに見舞われたオグラクラッチ400。装着は10年ほど前ですが2万km程度しか使っていません。クラッチのレリーズが全然取れないというので、奥多摩で発生したクラッチトラブルはこれが原因かもしれません。
また2万kmしか扱っていない割に、摩耗が激しくて要交換とのこと。レリーズがおかしかったので、クラッチに負担が逝ったのかもしれません。
もぐさんからは、手持ちで中古のエクセディのクラッチとフラホがあるというので、購入させていただくことにしました。
ここで終わりかと思っていたのですが、もぐさんがプロのゾーンに突入!
「どこが壊れたのか確認したいでしょ?」というので、その場でエンジン本体をばらし始めました!
ヘッドを外し、最後に腰下を割って‥‥
出ました!クランクシャフト!!
そして、これがエンジンブローの原因である4番(助手席側手前のカカカ音のしていたところ)のメタルです!ペラペラとまでは言いませんが、形がつぶされて凹のような形になっています。他のメタルはちゃんと厚みがあるのに、こんな金属板1枚で、エンジンが壊れてしまうものなのですね…
と言っていたら、もぐさんが4番のピストンを見て、ピストンがヘッドに当たっている痕跡を見つけてくれました。潰れたメタルの厚み分だけ、僅かにヘッドが前に動き、ヘッドカバーに当たっていたとのこと。カカカ音はこれが原因だったようです。
もぐさんは本当にプロでして、シリンダー内の傷や色味を見ただけで、修理中に少し放置されていたとか、凄いことまでわかってしまう方でした。この人、本当に尊敬します・・・私なんぞ、見ただけじゃ何もわからないんですから💦
非常に残念ですが、クランクシャフトにも傷が入ってしまい(私には全然わかりませんが)、再利用不可とのこと。もぐさんがディーラーE型クランクの在庫(定価7万円!)があるか確認したところ廃盤との回答・・・・・
えええええ~、どうしよう!と思っていたら、これまたもぐさんが互換性があるC型のクランクシャフトをお持ちとのこと。
報告が遅くなりましたが、9日の日曜日にエンジンがおりました。
OHにはしばらく時間がかかると思いますので、私の方で残されたパーツの洗浄や交換をしていきたいと思います。
また皆さんからアドバイス頂けると幸いです。よろしくお願いします!
Posted at 2021/05/15 13:31:55 | |
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GC8 | 日記