TR1501のブログ一覧

　さて、最後は本体の設置です。説明書では「運転の邪魔にならない平滑な場所に付属の両面テープで取り付ける」とあります。さて運転席周囲を見回しますと、平らな場所、ありません。
　ここで車検の時などにいつもお世話になっているMINIマスターのH氏に電話でご相談。「まあ、順当なところでダッシュ下にステー自作で固定かな」とのご託宣を頂きました。ハンドルコラムシャフトの左側は車外から見え過ぎるので却下。足元左側面ボディー内側への直付けも考えましたが内装材がぼろぼろで粘着材による固定は不可能、ボディーへの穴明けは面倒くさいのでやはり却下。結局エンジンキーのシリンダーとラジオ付きセンターコンソールの間の狭い隙間に設置する事に決定しました。そこでどんな形のステーを作ってどこに固定するか、という問題になりました。電源の時に引き続きダッシュ下に頭を突っ込みます。するとセンターコンソールの裏に誂えた様な台座を発見。元々は運転席側のダッシュ下トレイを固定するためのフレームを取り付けるための物であった様子。助手席側にはそのフレームだけ残っています（グローブボックスは紙製で、既に脱落してトランクの小物入れになってます）。台座は厚さ約３mm、約１インチ×１インチの正方形で中央に径約６mmの丸穴があり、水平よりやや内向きに傾いた状態で翼状に突出しています。ここに取り付けるステーを自作して垂直平面をでっち上げようという作戦です。
　トランク内の工具箱を探りますと、以前電動ファンを取り付けようとしたときに買って余らせていた「エーモン(R)取り付け金具、35×35×50屈曲型」を発見。また、以前ハンドルの高さを調節するために買ってこれもまた余らせていた「M5×25mmボルトセット」も見つけ出し、垂直面までは確定。さてそれを車載器本体を両面テープで固定できるだけの「平面」にしなければなりません。「エーモン」の金具は屈曲部の両側とも梯子状のスリットが入っており、ネジ止めの自由度が高い代わりに面が少ないといった欠点がありました。そこで適当な平板金具を探すと何かの木工で使用した余り物の丁字金具を発見。平皿ネジを使うと表面が平らになる優れ物。ただし、ネジ穴径が３mmで木ねじ用に出来ています。そこでM３平皿頭のボルトと相応のナット、スプリングワッシャーなどを買いに再びホームセンターへ。有りました。M３×10mm平皿ボルト１本４円、ワッシャー、スプリングワッシャー各３円、２セット購入して合計２０円也。
　取り付け金具のスリットは７mmと広いのでM５用のワッシャーを更にかませて丁字金具と２カ所でボルト固定します。こんな時には板金や溶接の技術のある人を尊敬してしまいます。当方技術も道具も有りませんので間に薄地の両面テープをガスケット状に挟み込んで締め付けます。丁字金具に車載器取り付け用のクッション付き両面テープを貼り付けステー完成（あっ写真撮るの忘れた）。
後は車体側の台座にこの自作ステーをM５×25mmのボルトで取り付け、車載器が適当な位置と角度になるようにステー足の角度をちょっといじった後車載器本体を張り付けて完成。
　画像は完成像です本体右側に２種類のボルトが覗いて居ます。コードがだいぶ余ったので付属の固定用バンドで束ねてセンターコンソールの後ろに押し込んで見えないふり。
　電源オンでの初動やカードの認識は大丈夫でした。後は実用テストのみです。今度道路が空いている時間帯に両用のゲートで試してみる予定です。

　続きましては、分離型アンテナの取り付け。説明書ではダッシュボード上中央部分の約50cmの範囲に取り付ける事になっています。そしてフロントガラスから5cm以上離すことと、直上に屋根等の金属部分が来ないこと、さらには取り付け角度が水平から前方傾斜30度までの範囲でなくてはならないことなどが決められていました。当方の車はというと、ダッシュボード上面の中央には錆びた灰皿が鎮座ましましており、その蓋はボロで何かを支えるほどの強度はすでに無い様子です。灰皿から左右デフロスター開口部までの間の平旦（に見える）部分はそれぞれ８cm弱といったところで、右側は表面がバックリと割れてしまっています。従って消去法にて設置場所は灰皿の左側に決定。
　ここで問題。スピットファイアーのダッシュボード上面は車室側を向いた傾斜（つまりは後ろ向き）になっています。アンテナ一体型のユニットならば角度調節付きの取り付け台座が付属しているのでこの点は問題が無かっただろうに、目立つ場所に付けたくなかった（カードを抜き忘れてオープンのまま車を離れてしまいそうな自分が信用出来なかった）理由で分離型を選んだせいで面倒な(マニアックな)作業が一つ必要に。今回は面倒臭さが勝ってしまい、近所のホームセンターで台座になりそうな物を物色。家具の転倒防止用の斜板を百円ショップで購入。滑り止めの凹凸を車載の金ヤスリ(何故か載ってた)で平坦にならした後、これまた百円ショップで購入したクッション付き両面テープで固定。ほぼ水平に設置完了。台座だけ白いのは塗装を省いた結果です。後でマジックインキでも塗るか。

　今日、午後から思い立って、先日取り寄せてあったETCの車載器を我が「汚れた黄色号」に取り付ける事にしました。
　クリアすべき課題は電源、アンテナ、本体取り付けの三つです。第一は電源の取り回し。シガーライターアダプターも考えたのですが、シガーライター自体を非配線にしてあった事を思い出し、ACCのカーラジオ電源から分岐する事に決定。ダッシュ下に頭を突っ込んでラジオの後ろを探ると、アンテナ線（黒くて太い）、スピーカーコード（同じ規格が左右で二本出ている）の他に3Aのヒューズをかまされた擬宝珠端子接続のラインを発見。端子で一旦外してテスターを当て、エンジンキーをACCまで回して針が振れる事を確認。バッテリーの(＋)ターミナルを外してから、3Aヒューズの上流側の接続端子のさらに上流の本体側のハーネスに車載器付属の分枝コネクターを圧着し、(＋)側ラインは完成。ラジオのラインも元に戻します。
　続いてアースラインですが付属のケーブルがやたらと長い(約３m)のでバッテリーの(－)ターミナルまで持っていく事にしました。適当なボディーアースでも良かったのですが、迂闊なボルトを緩めて「ぱきっ」なんて言って戻らなくなったら大変だし。
　表に見えない部分の作業はここまで。続きは後日(本当はもう作業は終わっていて路上テスト待ちなのですが)。

道志ツーリングに向けて申し込みをしていたETCステーションのリース品が今日届きました。（遅いって）
アンテナ分離型なので本体をどこに取り付けるかがちょいと悩みの種。電源は車載ラジオの裏のACCのラインからもらう事にしたものの、本体付属のステーを取り付けるための両面テープを貼れる平面なんかありゃしない。現在グローブボックス自体が落ちてしまっているために助手席側にも適当な場所が見つからない。またアンテナの設置場所にも問題があり、ダッシュボード中央が推奨部位であるにもかかわらず、その場所には灰皿が付いていたりするわけで、取り付け角度の調整も含めてそれぞれにステーを自作するしかないかと考える今日この頃であります。しかも灰皿と右のデフロスターとの間でダッシュボードが割れてたりもします。
更にシガーライター接続用の電源ケーブルも自作しようとして本体側の接続部に合うようなコネクターを探しに行ったものの規格品でないようで、一般の店にはありませんでした。
次の有明会までのネタかなあ。

　前日までの雨が嘘のように晴れた日曜日、かねてよりの希望でもあった有明会さんのツーリングに参加させてもらいに行ってきました。
前日の内に実家に預けてある黄色スピットを取りに往き、ガソリン、オイル、ブレーキフルード、タイヤ空気圧のチェックをしてから自宅近くに借りている車庫に納めます。

　当日は午前４時起床。（前の晩わくわくして１時まで眠れなかったのに！）
学生時代の朝練を思い出しつつ、暖気します。
朝５時、幌は上げたまま、FMラジオを聴きながらの出発です。
ETCが間に合わなかったので、あらかじめ右の窓は少し開けておきます。

　首都高から３号線経由で用賀に到り、東名に乗ります。
このあたりで、うっすらと夜が明けてきました。
紫立ちたる雲を見ながら海老名SAに5:50AM着。
　パーキング内には、Z4の方々やロータス軍団、ナローポルシェの人、さらにはSA入路直前で張り付いたパトカーをくっつけたままのスカイラインの方（はじめは80km/hで走る自車の後ろにパトカーがいたのに、まとめてすごい勢いで抜かしていきゃあまあ、ターゲットは自然に変更になります）などで結構な賑わいがありまして、有明会の方を見つけられなかったらどうしようとそわそわしっぱなしでした。
　トイレを済まして待つこと少し、黒Spitさん到着。テールランプのチェックなどしつつ、６時半になるやいなや「じゃぁ行きましょうか」とSpitさん。えっ？２台だけですか？の問いかけを飲み込み、そういえば集合場所は芦ノ湖畔だったと思い出しつつSAを出発。
　漠然と「小田原厚木道路」から「裏街道」で宮ノ下かな、と思っていたら、先行するSpitさんすぱっと厚木インターをパスして御殿場に登ります。4000rpm持続はちょっときついかなあと遅れ気味になったところ、Spitさんがペースを落としてくれて何とか追いつき、やれやれはぐれずに高速を降りられました。
　あとは主催のURAさんが作ってくれたコースを逆行して芦ノ湖まで直ぐだなと油断をしていたら、Spitさんさくっと「芦ノ湖スカイライン」に進みます。７時半前だったので無料通行。時間調整と足慣らしとはさすがはSpitさん。唯一難点は朝日直射逆光だったために、サンバイザーの無い車にはカーブの度に目くらまし状態で、かなりの安全マージンが必要だった事くらいでしょうか。
　駅伝博物館前の駐車場でURAさん発見。朝日に輝く真っ赤なMk3、かっこいい。

　その後のツーリング本番はSpitさんのページに詳しいのであまり書きませんが、自分で撮った写真は載っけときます。

　オレンジツリーから厚木へ下る途中でコンビニ脇駐車場で「お弁当（持ち込み給油）」していたらURAさんに写真を撮られてしまいました。URAさんと別れた後、教えてもらった通りに厚木へ出て246経由で渋谷、溜池、晴海と走り、357で帰りました。

　久しぶりに、心うきうき、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
URAさんSpitさんをはじめ、MさんIさんNOBさん、そして急なお誘いにも関わらず立ち寄って下さった白MiniのTさん、有り難うございました。
翌日はもう全身筋肉痛でぱんぱん。