様々な人たちと接する事が多い僕の仕事。
コミュニケーションをとるという事自体が仕事の一環でもあるので、
仕事の事のみならずプライベートな話もよく聞かされます。
で、その度にいつも思うのですが、
「世の中、不満だらけだな」という事。
仕事、家庭、お金、人間関係など・・・
みんな、それで生きててツラくないのか?って思ってしまいます。
僕はそんなに悩みを抱えながら生きていくのは無理だ。
・・・で。
この「みんカラ」でも良く見るのが日常の不満を爆発させてる記事。
「イイネ」が数多くついた記事をナナメ読みしてるのですが、
よくもまぁ、そんなに不平不満が出るもんだ、と。
その中でも気になったのが「みんカラ」についての不満の記事。
新しい機能が不便だの写真貼りにくいだのナンバー消しがどうのこうのだの・・・
なんか、もう、ケツの穴小さい人ばかりだなぁ、とw
嫌ならヤメればいいのに・・・
誰かに頼まれてみんカラやってるのでしょうか?
みんカラだってアソビでやってるワケじゃないんだから、企業として利益を上げなければいけない。
無料ユーザーのワガママにいちいち付き合ってられるわけありません。
クレーマーにカラまれるみんカラ事務局さんカワイソウw
記事を消されて「ブログは財産だ!返せ!」なんて言ってる人・・・
自分の財産は自分で管理しましょう。
財産って思うならローカルで保存しとけよw
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まぁ、ともあれ、世の中はとにかく不満だらけ。
テンションの低い人ばかり。
社会全体が滅入ってます。
で、僕はというと、相変わらずの天国モード。
最近は仕事が忙しくて時間が全然足らないのですが、
それでも僕ほど人生楽しんでる人はなかなかいないでしょう。
が、少々テンションが上がりすぎてるのも事実。
このままでは近いうちに「天罰」とやらが降ってくるかも、です。
なので、上がりすぎたテンションを下げる為・・・
「観ると気が滅入る、後味の悪い欝映画ベスト3」を借りてきました。
その3本とは
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
「ミスト」
「ミリオンダラー・ベイビー」
欝映画では超有名な三作。
観られた人も多い事でしょう。
アマゾンのレビューなんかでも、
「気分悪い」とか
「1週間病んだ」とか
「いまだにトラウマ」だとかw
こんな欝映画を観て滅入ってみよう♪
・・・ってのが今回の趣旨。
家で観ようかとも思ったのですが、そういえばまだX1でDVD観た事がない。
そんな訳で、まずは車内ダンサー・イン・ザ・ダーク。
さて、この新型iDriveの画面ですが、画面解像度が1280×480ピクセル、
アスペクト比が16:6という超横長画面。
通常のハイビジョンは16:9。
なので、普通のDVDを観ると両端が切れてブラックアウトしてしまいます。
が、映画はシネマスコープサイズで収録されてる事が多い。
映画館のスクリーンによくあるサイズです。
シネスコは2.35:1(16:6.5)
このiDriveの画面にピッタリ!!
なので
ピッタリ。
映画館独特の横長い感じが再現されてます。
まぁ、シネスコサイズで8.8インチなので大画面の迫力・・・というワケにはいきませんが。
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で。
とりあえず観終わっての感想。
少しネタバレもあるので、観た事がない人は今すぐPCや携帯を窓から捨てて
ココから先を見ないようにして下さい。
アメリカのとある田舎町。
町工場に勤める弱視のセルマ(ビョーク)
親一人、子一人。
息子ジーンも手術を受けないと同じ運命をたどるのだがそれには莫大な費用がかかる。
少ないながらもコツコツと貯金するセルマ。
唯一の趣味は、アマチュアの劇団員。
そしてだんだんと視力が弱くなり、とうとう失明してしまう。
ある日、知人で大家の警察官ビルに貯金を盗まれてしまう。
とりかえそうとするセルマ。ビルは拳銃を取り出す。
もみ合ってるうちにビルを撃ち殺してしまう(ビル「金を取り返したいなら俺を殺せ!」)
裁判にかけられるセルマ。
何故か「ビルの貯金を盗んで殺した残忍な女」とのレッテルを貼られる。
息子の手術費用を守る為、息子に心配させないため、そして自分を裏切った盗人である
ビルとの約束を守る為、裁判で自分が有利になる真実を一切語らないセルマ。
そのまま死刑確定。
癖である妄想にふけながら、歌いながら・・・
絞首刑用のロープにぶら下がって動かないセルマをバックに、ラストシーン。
・・・と。
よくもまぁ、ここまで救いようの無いストーリーを組み立てたもんだw
この映画の登場人物、全員が不幸になります。
誰も幸せにならない。
で、これ実はミュージカル映画なんです。
随所に散りばめられたミュージカルシーン。
ビョークの圧倒的な歌唱力と表現力がこの映画の全て。
歌っている時のセルマは、まるで別人のよう。ここまで陰と陽の落差を表現できるのは
ビョークぐらいでしょう。
ときには呟くような、そして時には圧倒されるほどの力強さを感じるような、
ビョークの神掛った歌声が観る者を感動させます。
で。
観て思ったこと。
「弱きは罪」
自分を守る為には強くならなければならない。
弱き者は淘汰される。
救いようのないラストでしたが、特に気が滅入るという事はありませんでした。
ただ、「やっぱ強いモン勝ち」だな、と。
Posted at 2010/11/23 18:28:11 | |
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