
年ごとに規模が小さくなるこの手のショーに今のアメリカ経済の一面が見えるのですよね。
それと同時に車の開発も少しズレて来ているのではないかと感じるのです。
例えば家内に一番見せてやりたかったのがこの新しいベンツのEクラスワゴンだったのです。

毎日彼女の乗っている車の最新版にどの様な評価を示すのか楽しみでした。
果せるかな新しいと言ってもこんな車は欲しくないと言うのが彼女の評価でした。
2004年のEクラスでも彼女にとっては最新なのですがこの車には理解に苦しむギミックがいっぱい詰まっていて何が何だか分からないと言うのですよね。
確かに他社の車を見てもセンターコンソール上には数多くのスイッチやダイアルが並んで実際に運転しながらこれらを正確に操作出来るのか心配です。
家内は34年間無事故無違反の優良ドライバーですがフリーウェイでは80~85マイルで走りワインディングロードでは「アロンソ―」と雄たけびを挙げながらコーナーリングしていくホットなおばちゃんドライバーなのです。
このおばちゃんドライバーのポリシーは前方に注意を向け、3つのミラーで他の車の動きに注意して走るのが一番安全だと言うのです。
それが訳の分からないスイッチやスクリーンに注意する様になると絶対に事故を起こしてしまうだろうだから今のEクラスワゴンで充分、新しい車に乗り換える必要は無いと宣言しました。
実は私の今年のメーカーに対するスピーチはシンプルイズベストでした。
私のスピーチの後各メーカーのVIPやデザイナーが私のスピーチに対して目から鱗が落ちる思いだったと言ってくれました。
では如何したら良いのか後日HQに来てもらって具体的に話をして貰いたいと言われました。
目の前にあるメーターはスピードに燃料、水温計が付いている昔のビートルの様なもので充分なのですよね。
年をとると老眼になり中々表示が見にくくなるので表示の改良をしてくれれば充分です。
勿論スマホドライブなどしないからオーディオなども最小限度のモノで良いのですよね。
ショーで拾ったその他の車達です。

会場の外でシガーを喫っている老人です。
Posted at 2016/11/18 14:19:03 | |
トラックバック(0) |
日記 | 日記