
さて、本日から夏休みに突入したスカーレットです!
まず、タイトル通りにジムニーノマド(紅魔ちゃん2号機)のオーディオについて考察したいと思います。
私の知識では純正のスピーカーはクソ中のクソ
神コーンならぬ紙コーンで音は薄っぺらく音域も狭いクソコーンのイメージしかありませんでした。
聞けばなんですが…ジムニーの純正スピーカーは13cmって言うじゃないですが…
もうね、これは交換必須でクソ音質確定じゃねぇかと思っていました。
はい、クソって言いすぎですね
そしてナメてました。
技術の進歩を
それについてお話したいと思います。
では良い意味で予想を遥かに超える裏切りをかました紅魔ちゃん2号機です。
純正の潜在能力について解説していきたいと思います。
まず、音質について影響を与えるものは
➀スピーカー
②ボディ剛性
③静音性
④ヘッドユニット(アンプ)
⑤ソース音源
スカーレット的にはコレが音質に対して多くの影響を与える所と考えてます。
純正の➀〜⑤について見ていきましょう。
➀について
はい、この時点でスカーレットの前提としてあったクソスピーカーではないです。
紙コーンなんですが、なんですかこれ?
オーディオレスのくせして、なんでバッフルにスポンジ巻いてあるんですか?
なんで、コアキシャルスピーカーなんです?
え?ボディと密着させるためにビス受けが自由かつ柔軟性持たせてあるんですか?
えーと…
ヘッドユニットをテキトーにポン付けしてタイムアライメントとイコライザー弄って好みの音にしたら良い音するなって理由がこれか…
低音から高音まで良くなるとは思ったが、コアキシャルか…通りで…
②&③について
ジムニーは鉄板(ドア)と車内の間には遮音材とかなくて剥き出し多いから期待してなかったんですが、ノマドは違いましたね。
内装の内張りは増えてて、中には遮音材が追加されてます。

天井の内張りには吸音材が

ドア周りのパネルからピラー内も
それに合わせてラダーフレームのクロス部による剛性強化とドア追加によるフレームの追加、天井部分も分割されフレーム追加と剛性が上がってます。
遮音するのにも制震するにも十分なポテンシャルがありました。
④について
オーディオレスの為、各オーナーの嗜好で変わる所でしょう。
スカーレットはパイオニアのDMH-SF700を選択しました。

特徴としては
Hi-Res再生可能
タイムアライメントなどのDSP機能
マスターサウンドリバイブという圧縮音源をHi-Res相当にする補完処理機能
と言った事ができます。
アンプの出力は50wの4chと普通です。
細かい調整が必要ですが、音のセパレート能力とタイムアライメントのステレオがとても良い
⑤について
前はWALKMANからAUXで繋いで再生していたのですが、Android Autoを使用する都合上、CDレコというアプリを使って再生する様になりました。
スカーレットの良く聴く音楽は…まぁ…なんですか…
同人サークルのアレンジCDメインなんで、デジタル音源とか有名サークルやボーカルの人以外は無いので大容量の外部メモリ(SD)に無圧縮で保存して再生しています。
なので、殆どの楽曲はCD音源となり、ソース音源の音質は頭打ちがあります。
ヘッドユニットの補完処理機能は凄く良くできていると思います。(これないと買わなかった)
と言う感じで➀〜③までは純正の所になりますが、色々と予想を超えた車でした。
これらのポテンシャル及び機材をデッドニングをせずに聞いてみた評価ですが…
ハッキリいいましょう!
ヘッドユニットがソレナリならもう、スピーカー交換も必要無いくらい十分な音質です!
ポータブルオーディオやホームオーディオで少し齧った程度(金額は聞くな)のスカーレットですが満足です。
たぶん、私が満足できるのでコリのない人はそれ以上やっても、コスパ悪いと思います()
一般的な音質に拘りない人は十分です。
スピーカー交換もデッドニングも必要ありません。
〜完〜
といきたい所ですが、
スカーレットは拙速の呼吸の使い手
かつ、(人)柱なので…
買っちゃってるんですよね…

オーディオ類を少々…(金額は聞くな)
純正スピーカーに満足してしまいましたが、気を取り直してデッドニングから始めます。

天井デッドニング

制震シートは重くなるので、ソレナリに

断熱・防音シート

リアゲートデッドニング

ニードルフェルトを詰めます。

アルミテープで塞ぎます。

レアルシルト・ディフュージョン

スピーカー裏に配して拡散させます。

拡散した音を吸音します。

形状が異なるので使い分け

サービスホールは

デカイやつで

封します

リアスピーカーもコアキシャルですよ

シエラより高級なだけはある

内装パネルもビビるので制震

リアドアを仕上げ

内装パネルも断熱&防音!

余った部材をボンネットに追加

エンジン音を聞く必要あるので程々に

蓋して完了!
紙コーンの純正オーディオに対してここまでデッドニングしてポテンシャル検証したので、参考になれば良いかなぁ〜
考察
デッドニング後の純正オーディオについて
既にデッドニング前から満足いくって言った手前、あんまり変わらないんじゃ?って思った人
はい、そんな事はありません
かなり変わります(おい、さっきと言ってる事違うぞ)
いや、確かにヘッドユニット追加で満足いく出来の車でしたが…
デッドニングとは何ていうんですかね…
ナメック星の長老に潜在能力を開放して貰った悟飯くらいに変わるんですよ()
音として下から上までシッカリと鳴っているのがヘッドユニット追加までの話ですが、デッドニングを行うと余計な音が削ぎ落とされ
クリアでキレの良い音となります。
制震シートで余計な共振からくる音を消し
拡散された余分な音(スピーカー裏やドアホール内部)を吸音
ボンネットや外部の騒音を遮音
デッドニングすると野外のライブ会場からコンサートホールくらいの変化があります。
と、デッドニングを行う事で余計な不純物をできる限り排し、純正スピーカーのポテンシャルを100%引き出し聞いてみると…
なんて言うことでしょう…
紙コーン、コアキシャル4スピーカー…
大満足なんですけど…
いや〜社外スピーカーとかアンプあるから組みますけど
技術の進歩って凄いですね()
むしろ、フロアデッドニングしてV174Sをマルチアンプシステムでネットワーク接続したらどんな事になるのか…
末恐ろしいわ…
最後に聴感で合わせたタイムアライメントのスピーカーの距離間を出しておきます。
各人によって変わるでしょうが、参考までに
you tubeにタイムアライメント調整動画とか沢山あるんですが、博多のオヤジさんのちゃんねるの動画が合わせたり確認したりするのにも役に立ちました(感謝)
純正スピーカーで満足しちゃってるけど
買っちまったもんはつけるしかないよね!
それでは、またお会いしましょう!
悟りの境地にいるスカーレットでした!