この車は1500ccと言う排気量の中でターボで武装しタイヤサイズもパワーを失わないサイズまでに大きくし走ることを楽しむ為に造られた
ラリーアートがコルトをベースに徹底的に走ることに関してトライ&エラーを繰り返し限られたコストの中で完成したのが
コルト ラリーアート バージョンR
コルトのRは従来のコンパクトスポーツに革命(Revolution)を起こしたいという願いから、「Version-R」と命名されました。
正直に言って、ノーマルで十分な走行性能を有していて運転する楽しみを存分に味わう事の出来る名車です。
ただし、この車が発売された時は悪くも三菱の評判は最悪の極み…
故にコルトのスポーツグレードとしてラリーアートの手がけたこの車を知る人は少ない
この車を買う時に考えた事が一つ
限られたコストと言う枷を外してやりたい
これがコルトを買った時の夢でした(笑)
あまり、本気で実現しようとか思っていた訳でなく、いつかそうなると良いな~とゆるーく考えていた事でした。
では何がコルトの性能を制限しているのか?
ターボ車において大事なのは何か?
車の知識という物は当時は多くなく、ぱっと思いつく物を並べてみると
マフラー
エアクリーナー
サクセションパイプ
インテークパイプ
ロアパイプ
ブローオフバルブ
インタークーラー
エキゾーストマニホールド
タービンアウトレットパイプ
つまり吸排気のみでターボ車は大きく性能が変わる
調べるほどにターボ車という物がどんな感じなのか
コルトのパーツを見てるとやはり配管がコスト削減の為に仕方なしに簡単な構造となっている
つまり効率が悪い
でも、パワーが出てくると足が追いつかない
それに足回りもコストカットされる部分
サスペンション
以上がコルトちゃんを縛る枷
コルトを買って1年、友人の進めでみんカラを開始した。
その時には既にエアクリーナー、インテークパイプ、サクセションパイプ、ロアパイプ、ブローオフバルブとヤフオクでセットで転がってたので購入して取り付けしてました(笑)
足りないホース類を買うときにショップの人からヤフオクで出てたやつでしょ?と言われて話を聞くと左フロントを潰して廃車にしたお客さんの物と言う話を聞きました。
亡きコルトより縁あって私の所に来たパーツ達を引き継ぎ、ついでにロアパイプも購入してコルトのチューニングの第一歩を踏み出しました。
その後は特に進展もなくてチューニングは進まずコルトに夢中になり、ひたすら走り回ってました。
走ってると純正足での限界を感じ足回りをリフレッシュ兼ねて交換しようと思ったのが去年の8月
探して調べて出した答えがコレ
先進のテクノロジーを結集して車を造ってきた三菱に相応しいTEINの新しいサスペンションシステム
Electric
Dumping
Force
Controller
EDFC Active Proとストリートフレックス
これが二歩め
その年の11月に悲劇が起きる
尊い命、憎き存在、感謝と様々な感情が入り交じる存在
タヌキチ
奴が左フロントに吸い込まれていく刹那の時に思った
コルトちゃん大丈夫、壊れても直すから…
その時に破損した部品
フロントバンパー
左ヘッドライト
左フォグランプ
左フェンダー
左タイヤハウス
アンダーパネル
インタークーラー
壊れたからには仕方ないよね
インタークーラー前置き&大型化
予期せぬ三歩め
そして、今年の10月私の所に来て丸4年の時が過ぎ2回目の車検を受けるに至り
コルトちゃんのエキマニは限界を迎えた
製造されて7年、走行距離にして14万kmを超え、廃熱用ダクトから落ちる水に晒され続けてた純正エキマニは役目を全うした(`・ω・´)ゞ
そして、アウトレットパイプも限界を迎えた…
ならば…
最後の一歩
踏み出しちゃうよね
これでコルトちゃんを縛る枷は外れた
秘められた潜在能力を解放しよう
装着直後
エンジンが掛かり少し熱が入った頃
シェイクダウン後にきっちり上までぶん回した後
買った時は弄るとは考えてなかった
乗ってみて思ったコイツは枷を外したら楽しいのだろうか
今、全てのチューニングが終わって思うのは
やって良かった
全てにおいてパーツ選びと順序に間違いはなかった(*´ω`*)
では改めてチューニング一覧
スポーツマフラー
RALLIART
エアクリーナー
サクセションパイプ
インテークパイプ
ロアパイプ
YR-Advance
ブローオフバルブ
エボⅨ純正流用
インタークーラー
BLITZ
エキゾーストマニホールド
COLT SPEED
タービンアウトレットパイプ
R's Racing Parts
ストリートフレックスサスペンションキット
EDFCActivePro
TEIN
これが私が思うにラリーアートの描いていたコルトの姿だったであろう
…それでは仕上がったコルトちゃんの感想…
今までは高回転の域ではパワーとトルクが落ちていき、伸びが無くふけ上がりに欠けていた。
今回エキマニとアウトレットを入れた結果は綺麗にパワーが出てきっちりふけ上がり最後まで力強い。
コルトのエンジンは4G15MIVECターボ
MIVECが復活した初の車種である。
低速トルクが強く、高回転域もMIVECにより伸びのある加速
その特徴を余すこと無く引き出すことができた。
その力強さはスタッドレスに履き替えたとは言え、前期型の重いアルミホイールに195 50 16Rのタイヤでも、三速に入れての走行中アクセルを踏み込むとASC(トラコン)のランプは点滅してタイヤが滑っていることを知らせる事からも確かである。
走れば走るほどにエンジンから出る排気ガスが綺麗に抜けてタービンを回しスムーズに排気されていく流れが実感できてニヤけが止まりませんでした(*´ω`*)
そして、個人的に嬉しかったことはMIVECの音色が澄んで綺麗に聞こえる…
三菱らしい音といいますか、4G15の鉄のエンジンから力を振り絞るコルトの叫びが走る事の…
ドライブのワンシーンを彩っていく…
もう、これ以上はチューニングする所ない
強いて言えば、フロントの剛性くらい
コンピュータもコレだけやるとチェックランプが点灯するかと思ったら、なんと出ない
エンジンのパワーを全て出したし、足回りも動く、ブレーキも十分
コルトちゃんの潜在能力を解放する調整(チューニング)は本日をもって完了したことを報告します(`・ω・´)ゞ
Posted at 2017/11/12 02:39:39 | |
トラックバック(0) | 日記