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慣らし運転も終わり、1回目のオイル交換を行いましたので…

早速、エンジンをレブまで回したいと思います！(見せてもらおうか！K15Bの性能とやらを！)



先ずはエンジンのスペックから

エンジン型式 K15B
エンジン種類 水冷 4サイクル 直列4気筒
弁機構 DOHC16バルブ 吸気VVT
内径（mm）×行程（mm） 74.0×84.9
総排気量（cc） 1,460
ボアストローク比 1.15
圧縮比：10.0
燃料供給：PFI（ポート噴射）
最高出力：102ps（75kW）/6000rpm
最大トルク：130Nm/4000rpm

普通にNAエンジンとしてトルクを求めるロングストロークな設計ですね！

そこに全装備重量の1500kgを加味すると…

パワーウエイトレシオ は14.7！


うん、乗る前からわかってるドン亀だろうなって…



がしかし！


実車に乗って慣らし運転として回転数を最大4000rpmまでとし、巡航を3500rpmとして運転してたら上記の通りであったのだが…

800kmを超えた辺りから変化が現れてきた

どんな変化かと言うと

・エンジン音の増大
・吹け上がりが良くなる
・低速トルクが少し太くなった

最初は気のせいかと思ったが、走行距離1000kmを超えたのでレブ6500rpmまで回してみると

体感のパワーバンドが3500回転から5500回転までと2000回転間が実によくパワーが立ち上がって来るではないか…

それにDOHC16バルブ吸気VVTが音とトルク感から4000rpm辺りから作動していると思われる。

2速レブで90km/h、3速5200rpmで100km/h
5速3000rpmで100km/h

このギヤ比がまたちょうど良く
しっかりと上まで回してシフトチェンジすると意外な事に実に素直でスムーズな加速をしてくれた！

ずっと、ターボ車に乗っていた為にNAの加速が滑らかなのを思い出させてくれるくらいにスポーティーなフィーリングとエンジンサウンドについニンマリと笑ってしまったw

良い意味で予想を裏切られたが、出足は遅いのは変わらずであるが、雪道を走行するので最初からトルクフルだと扱いにくいのでコレでいい…

高速走行時はホイールベースの延長の恩恵が如実にあらわれ、再設計された足回りは路面を確実に捉えバンプや凹みに対して、完全に対応しておりスタビリティの変化は殆どない。


ピッチングやロール
風の影響は暴風はまだ未評価だが、強風程度なら特に車体が揺れてコントールに影響が出るような事はなかった。
ただし、以前にも書いたようにバンクがついてるコーナリング中にウェーブがあるとスタビリティは一気に崩壊し、修正舵が必要な乱れが出てくる。特にアンダー傾向が強いです。


コーナリング性能について
タイトコーナーにおいては車重の重さから頭の入りは悪いが、荷重移動と姿勢さえ作れればソレナリに曲がってくれる。
峠はキツイがワインディングなら行ける程度の性能を有する。


総評
K15Bエンジン ありです。◎です。
足回りの再設計がよく出来てる。
スズキの底力を感じるバランスとれた設計でしたね！
スイフトスポーツで長年、培ってきたNAエンジンの開発と運用ノウハウは確かにジムニーノマドに活かされている。

高速道路とワインディングで他車の邪魔になるどころか、パワー不足もなく荒れた路面でも安定して走行し法定速度内であればシッカリと適切なギアに落として引っ張ってやれば問題ないどころか悪路であればリードできる性能を持っています。

オフロードでの仕様は雪道以外はしないため冬まで未評価だが、警報級の豪雨で道が川になってても普通に走行できることから期待値は凄く高い(笑)


乗れば乗るほど、ジムニーノマドの魅力にハマってしまう！
燃費もコンスタントに高速走行13km/Lはある為、不満はない。
下道なら15km/Lも行けそうである。14km/Lは行ったので休みの日にでもテストしたい。


以上、慣らし運転後の走行インプレッションでした！
それでは、またお会いしましょう！
スカーレットでした！