冬至目前ですが雪は降らず…最低気温も0℃を下回らない日が続き…
ドライ路面の通勤でスタッドレスタイヤを擦り減らしているそれぃゆです。
さて今回は度々登場していたMRワゴンのヘッドライトの話題
使いまわしの写真で申し訳ないです
免許取って最初に運転した車だから思い入れのある我が家の軽。
大学生1年生当時所属していた自動車部ではみんな車持ってて、たくさんいじってある車ばかりでした。
当時まったく車いじりの知識がなかった私ですが、「俺もなんかやりたい!」と思いました。
すると同じく自動車部の同級生にアドバイスをもらいました。
「ヘッドライトのHID化は車いじりの第一歩だよ」と。
それでHID化をやってみることにしました。
方法は2つ。
①市販のHIDキットを使う
②同じ車種のHIDヘッドライトを流用する
今なら「③LEDキットを使う」がありそうですが4年前はあったかどうかも定かではない…
友人からは「①はモノを選ばないとすぐ壊れるし、グレア光とか(以下略)」とまぁ②を勧められました。純正品なら間違いないだろうと決断。
というわけでヤフオクで購入。左右で2万円でしたかね。今考えると結構高い(笑)

4年前の携帯で撮影したものなので粗いですね(;'∀')
課題はここから。
ハロゲン仕様車(H4)にそのままHIDヘッドライトを取り付けるとどうなるか。
①バイキセノンヘッドライトの場合
Loビーム→点きます
Hiビーム→点きません
②4灯式の場合
Loビーム→点きます
Hiビーム→点きますがLoビームが消えてしまいます。
H4電球の場合、LoビームとHiビームで点灯するフィラメントが違うのでこのような現象が起きます。

簡単に言うとLoビームとHiビームの配線に同時に電気が流れるように加工すればH4ハロゲン仕様車に純正HIDヘッドライトを取り付けできます。
うーん4灯式ハロゲン仕様車はどうかわからないけど。そのまま流用できるのかな?施工実績がないのでわかりません。
事前知識としてH4ヘッドライトカプラーのピンアサイン一例

車種依存なのでもし加工するときはここをよく確認していただきたいです。
ポジションの配線はそのままの場合が多い。
我が家のMRワゴンはレベライザが搭載されていないので1つ空いています。
取り付けたHIDヘッドライトはカプラーが6つ埋まっていたのでおそらくその配線かと。
レベライザ搭載車は加工後にレベライザの動作も要確認です。
具体的にどういう加工をするかというと、Hiビーム配線からLoビーム配線に整流ダイオードをつなげます。左側がヘッドライト本体。
黒い「凸」は汎用のカプラーです。先ほどのLoビーム、Hiビーム、アースがつながります。

整流ダイオードではなくただの導線をつなぐと、たぶん常時Hiビームになる…
ダイオードは6Aを使ってます。
これでも問題ないと思いますがLoビームに関しては安定した電力を供給できるように、バッテリーから直接配線を引っ張りいわゆるバッ直配線にします。

Hiビームはそうそう使わないのでコストカット(;-_-)
リレーはエーモンのこちらを使用
というわけで加工して取り付けるとこうなります。

私自身どれがどうなっているかちょっとこんがらがりそう(; ・`д・´)
ちなみに(当然ですが)メーター内のHiビームインジケータも点灯します。
純正流用なので問題なく車検も通ります。バーナーのケルビン数だけ気を付ければ。
注意としては配線の確実な接続はもちろんなのですが、リレーの取り付け処理です。
振動に晒されているうちに動作不良となり、点灯しないことや点灯しっぱなしになる場合があります。最初はその症状に悩まされました…。振動対策はしっかりやったほうが良いかと思います。
あと光軸調整もすべきです。HIDキット取り付けてそのまんま走っている(であろう)めちゃめちゃ眩しい軽自動車よくいますよね。
以上友人に教えてもらいながらやったことそのままブログにしてしまいました。Thanks for 友人氏m(_ _)m
MRワゴンというカテゴリーで書きましたが、基本この方法でどの車種でもできるかと。
友人氏のワゴンRのバイキセノンプロ目HIDも同様の方法です。
最近はE12前期ユーザーに衝撃を走らせた後期LEDヘッドライトもありますしね(笑)

わかりにくい図にお付き合いいただきありがとうございました。