真紅の笛吹カプーのブログ一覧

仕事からの帰り　エアコンをONにして走行中　カチカチエアコンコンプレッサーがON/OFFするので、あれまた何か壊れたかと思ったてた矢先

水温計の針が。。なんと１１５℃あたりを指しており。。。慌ててエアコンOFF
窓全開でヒーターフルに回して、事なきを得ました。

ストップアンドGOが多い市内では無く、幹線道路だったので水温はすぐに９５℃付近まで下がりました。赤信号待ち時にエアコンをONにすると、どうやら電動ファンが回って無い、、

自宅になんとかたどり着き、エアコンを入れるが電動ファンが回ってません。

あちゃ～と思いましたが、一体何が壊れたのかトラブルシュートします。

まず簡単なところからで、ヒューズ切れを疑い　見てみましたが大丈夫でした。
次レシーバータンク裏にリレーがあるので、テスターで信号線コイルの抵抗値を計測して見ると導通が有り問題無さそう。

次ラジエーターファン側の電圧を測定しようと、二極のコネクターを引っ張り上げると、突然ファンが回り出しました。どうやら断線気味のようです。
どうせワークスファンに交換するつもりなので、何日か耐えてもらえればOKなので今回はそのままです。

だんだん暑くなつきましたね、
サブクールエアコンのほうは、キンキンに冷えるようになりました。
ですが、コンデンサ－をサンドイッチする方式で追加したので、水温が走行時はまぁ冷えるますがアイドル時に、水温が100度を超える兆候が顕著になりました。

原因は、恐らくコンデンサー追加による、ラジエーターファンの圧力損失です。また、ラジエーターを社外純正のアルミラジエーターに交換した為に冷却性能が銅のラジエーターより足りない為だと思います。
対策としては、純正の銅ラジエーターとワークスRの11枚ファンを使用するなどの変更をしたいと思います。

とりあえず、形だけは出来た ワークスのサブクールコンデンサー方式のエアコンですが、前回低圧配管からの冷媒ガス漏れを、手直ししました。アリーエキスプレス内で使える低圧配管の部材を探しまくり、個人輸入しました。
どうやら日立のユンボ用のようですが太いほうがドンピシャでした。

ヤフオクで簡易カシメ工具を落札し夜なべしてやり直ししました。💦

狙ったようにドンピシャ✨
アルミスリーブはAmazonが安かったので購入

外気温度

走行時 温度

アイドル時はラジエーターファンの風量が足らず、14度前後でした。今後の課題です。
ファンは、どうやら11枚羽根がスズキには有るらしく、今後探して装着するつもりです。

前回、なんとか形にはしたものの、自家ロウ付けした自作配管の巣あなからガス漏れしたので、分子構造のデカいブタンガス放り込んで凌いでますが、イソブタンとは違い蒸発温度がマイナス0.5℃なので、エアコンの風は生ぬるいままです。
現在大陸から部材を輸入手配をしてますので、そのうち手直しします。
さて、今日は手の空いた時間で、前からやるつもりで放置していた、ワイパーアームの錆取りと、塗装です。

既にサビ取り、塗装が終わってるアームとの比較

適当な棒にぶら下げて黒くぬりました。

以外にも、エアコンについて反響が合ったので、新しく追記

2023年には冷媒ガスがHFO1234yfに変わる事が予想されてます。実際DAIHATSU　タントやトヨタのクラウン、レクサスは既に新型冷媒に移しています。

このHFO1234yfが癖物です。134aより気化時の潜熱量が少なく、（134aの約90%）134aエアコンシステムにHFO1234yfを入れると、必然的に冷えない事に成ります。それと、長期使用により冷媒が分解され、ホース等ゴム製品が酸により劣化する事が判ってます。
以下横浜ゴムのHPから抜粋

HFO-1234yfは長期使用により徐々に分解が進み、酸を発生させる性質があるため、最内面に樹脂層を持つホースでは樹脂が腐食してしまうという問題があった。この対策として、樹脂材を改良する方法※と樹脂と冷媒との接触を防ぐ方法があるが、北米カーメーカーの要望に応えるため、樹脂層の内面にゴム層を有するホース構造を採用。樹脂との接着性を改善した内面ゴムを開発することで、冷媒と樹脂との直接の接触を防ぎ、樹脂の腐食・冷媒の漏えいを防ぐカーエアコン用ホースを開発した。

との事なので今後134aの入手が大変になった場合は、エアコンシステムに使われてるゴムホースを交換するか、冷媒HFO-1234yfを定期的に入れ替えしなくてはならない事になります。
更に厳密にはエアコンオイルも違うので、混和性の有るオイルを添加しなくてはならないかも知れませんが、現在デンゲン社から共用オイルが、発売されていますので、それほど気にしなくても良いのかもと、私は判断しています。

私は、これらの情報から、R-12冷媒のエアコンから今回自然冷媒である、炭化水素系の冷媒ガスで冷えるエアコンを実験しました。

R-600a等の液化石油ガスは、エアコンオイルとの混和性が良く、スニソオイルにも、PAG、PAOとも良く混和するので、混和不良からコンプレッサーの潤滑不良を起こしにくく、分子サイズが134aより大きいので、漏れにくい特徴が有ります。
ただ一つ問題点が有るとすれば、可燃ガスであり、事故等で一気に漏れ出た場合は引火する可能性が高い面です。