1
筑波を走ってから暫く経ちますが、エア抜きもしてなければ、フルードも褐色になっていたので、いい加減交換及びエア抜きを遂行。
何日か前にやるつもりだったのですが、雨が降ってきたので断念。
今回は走りこみやらでの交換スパンが短くなっているので、高価なフルードは避け、以前原付用に買ったフルードのあまりを使用。
一応DoT4ですが、どうせまた少ししたら抜くので、高い品質には執着してません。
ちゃんとブレーキが機能すればよいだけです。
今回使用したフルードは。
ゴールデンクルーザー とかいう、非常に安っぽいフルード。
間違ってもスピマスだのガルフだの使う気にはなれませんでした。
2
まずは右フロントから。
タイヤをいちいち外すのが面倒なので、いつもどおりインパクトでドカドカ緩めてしまい、さっさと作業をします。
この前買ってきたワンウエイバルブが大活躍する時です。
やり方はいたって簡単。
ブリーダーを適度に緩めて、ゆっくりとフルードを押し出すようにブレーキペダルを踏むだけ。
この車両、フロントのエア抜きには高い技術やコツは必要ないので、フルード量を確認しながら踏むだけです。
ちなみに、リザーブタンクひたひたまで入れておけば、10回くらいは押し出せるので得に問題も無いと思われます。
3
続いて左リア。
先に右側を前後やったのですが、この車後輪のエア抜きにはコツがあります。
普通のメガネを使用すると、ブリーダーのところでメガネがずらせないので、嫌でも回ってしまう状態になります。
緩めすぎると押し出すのは楽ですが、ブリーダーの隙間からフルードが溢れ、そこからエアが混入するので、少し緩めてはペダルを踏みに行き、フルードが押し出せるか否かを細かく確認しながらならなければなりません。
多少踏みごたえがある位の硬い感じのところで、ブリーダーからの漏れを確認しつつ、メガネを針金などで動かないように固定し、作業をします。
プラグが短いので、レンチを薄く加工して抜くか固定するかしないと、プラグが回ってしまうので、リアはワンマン作業で手抜きをすると100%エアを噛ませてしまうので注意。
欲を言えば、リアだけでも2人でやったほうが確実。
ワンウエイをつけた受けを使えば、多少プラグの締めが遅くなっても大した問題にはならないので、とにかくリアはプラグの緩めすぎから来るエアの噛みを注意。
4
排出し終わった廃液。
見事にウーロン茶になっています。
一概にそれがダメだとは言えないわけですが、2月にホースの交換と同時にやって以来ないので、サーキットも走ってるし、それでエアも結構噛んでいましたし。
エア抜きだけであれば、500mlのボトルが一杯になるほどのフルードは使用しませんが、今回は交換もメニューに入っていたので、キッチリ量は抜きました。
5
最後にリザーブタンクの蓋を閉め、清掃をして終了。
最初はウーロン茶が入っているのがタンクを見ても解る感じでしたが、随分と綺麗になりました。
1回の交換で500mlくらい使えば余裕で全交換できてしまうので、1L缶で購入してくれば2回はやれるってことですね。
今回は1箇所につき10~12回の押し出し作業をしているので、全部ではないかもしれませんが、9割は入れ替わったことと思います。
6
せっかくホイールを外したので、一緒に内側の清掃もしました。
専用のクリーナーとか持ってないので、シャンプーで普通に洗っただけですけど、随分とホイールも綺麗になったことでしょう。
ついでにリアショックの減衰も4→2に下げて、快適性重視に設定を変更。
本日インパクトを使用し、微妙に壊れてきたのを感じます。
まだ使えるのでしょうけど、少し疑問を感じる動きをするときがあるので、そろそろ買い替えかもしれません。
FC乗ってる頃から使ってるインパクトですから、そろそろ壊れてきても単純な寿命ですかね。
ちなみに、私のインパクトはAC→DC変換の12Vでは動作しませんでした。
めんどくさかったのでバッ直で作業しちゃいましたが、どんだけこのアイテム電気使うんですか・・・。
7
組みあがったらロードテスト。
最初踏みが軟らかかったので気になったんですが、別に問題はなかったです。
ABSもちゃんと動作しましたし、ブリーダーなどからの漏れも今のところは確認できていないので、今回のフルード交換作業はこれにて終了。
1箇所づつパンタで上げ、タイヤを外してエア抜き交換を行い、ホイールを洗って組み付けという一連の作業で、1箇所おおよそ30~40分。
なんにせよ、1箇所づつパンタで上げて・・・というのが何よりもメンドクサイのです。
いいかげんフロアジャッキ買おうかな。
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