フロントフォークオーバーホール
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
※今回の整備はSBS長岡東さんで実施して頂きました
愛しのマイSV650
何度か紹介している通り、現状販売で入手しているため車両の状態が分からないので、消耗部品は基本的に状態が良くないものとして扱っています。
フロントフォークの状態としてはダストシールに少々ひび割れが見られ、若干のオイル滲みがある状態。走行に支障はありませんでしたが、22年間ノーメンテの可能性も捨てられない以上、今回オーバーホールすることにしました。
個人で整備できる所から手を入れている関係で、難易度の高そうな所やメンテナンスの為に追加投資が必要な所は後回しになっていました。
この機会に専用工具や前後スタンドを揃える事も検討しましたが、しょせん素人なので慢心せず大人しくプロにやって頂きました。
2
※画像はショップさんより
摺動部品とシール関係は全て新品に交換して、サービスマニュアル通りの仕様に組み直しています。
スズキといえば部品が長く出る印象がありますが、最近はスズキも古い部品の入手性が悪くなってきたとのお話しがあったので、まだ新品部品を揃えられるうちにお願いして良かったと思いました。
3
フォークスプリングは1.5mm短くなっていた程度でまだ使用可能でしたが、新品に交換しました。
4
上下スライドブッシュ。
まだテフロンコーティングは残っているものの削れており、それなりに摩耗が進んでいました。この感じだとオーバーホールは正解だったということでしょう。
5
フォークオイルは左が黒く濁った状態、右はまだ透明感のある緑色のオイルが出てきました。ええ…
思い当たる節があるのでこれについての考察は後ほど。
なんだかブレーキフルードを交換した時に、フロントは透明な飴色だったのにリアには茶色く濁ったフルードが入っていたことを思い出します。
こういう事があるから中古車は面白い、いや怖いんだ。
普通に走行できる車両だと乗っていて分からない部分は大丈夫だろうと思ってしまいがちですが、結局は自分の目で見ないと分からないんだ。
6
フォークオイルの劣化が左右で違う件についてですが、ヘッドライトステー上部に歪みがある事やタンク右側にエクボがある事から、一度右側のフォークが駄目になるような事故を経ているのではないかとの予想が出来ます。
そして無事だった左側はそのままに右側のフォークのみを交換したのではないかと。
中古車をお乗りの皆さんはまさか自分の愛車に限って…と思っていませんか?予想外な事になっているかも知れないので点検整備はしましょうね。
7
さて、フロントフォークをオーバーホールをして肝心の乗り味がどう変わったかという部分ですが、
…全然分からない(^_^;)
というのも、SV650を預けている間の半月間、代車のジクサー150でフラットダートを走ったりキャンツーに行ったりしていたので(バイク乗りの屑)、
身体が150ccのジクサーに慣れてしまった結果、違いを感じる以前にSV650に違和感を感じてしまい「こんなに重かったっけ」「こんなにトルクあったっけ」と、もはや些細な違いなど分からない身体になっていたのでした(自業自得)。
一応、フロントがしなやかに動くようになったりコーナーで姿勢を乱し難くなった感じはあります。多分。
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