ちょと真面目？なお話し☆

コレは、オイラのセンターコンソールですが本来、時計が付いている所が、赤字で"０"となっています。
ここには、ターボタイマーが入っているのですが、最近とある考えから使う事がめっきり減ってしまいました。

と、言うのも、アフターアイドリングの必要性に疑問を感じたからです。

普通の考え方では、アイドリングでタービンを冷やし、オイルや冷却水の焼き付きを防ぐと言う訳なのですが、実際にタービンが焼ける迄エンジンを回すとなると、相当ブン回し、長時間走らなければいけません。
良く雑誌でベンチテストのエンジンのタービンが赤くなっていますが、あれはエンジンが全開かつタービンに冷却水が行ってない事が殆どです、仮にあの状態で冷却水が行ったら、一瞬で冷却ラインが飛ぶと思います。

実際に、車載状態であんなに焼けるなんて、レーシングシーン位しか無いと思います。
３０～４０年前のターボ車はともかく最近のターボ車、特に純正品は、オイルと冷却水でタービンを冷却しています、確かにエンジンを停止すれば、水とオイルの流れが無くなり、焼き付きそうですが、意外にそうならない様に工夫されています。
それに、アイドリング中でも４００℃近い燃焼ガスをタービンが受けている訳ですから、それ以下になる事も無い訳です。
通常が６００℃位だとして、４００℃位まで落ちるのに、大して時間は掛かりません、バックで駐車してる間には、大抵落ち着いています。

よって、オイラ的にはターボタイマーを使うって考え方が無くなりつつ有ります。

燃料費も馬鹿に出来ませんしね。
仮にノーマルＥＣＵのＺ３２の場合、アイドル750r/minとして…一時間で２㍑位のガソリンを消費する様です、という事は一回のドライブで４回位エンジンのオンオフ繰り返すと仮定して、週末海苔でアフターアイドリング一分とした場合、一年間で１９２分…３時間１２分…約６～７㍑のガソリンを消費して居る事になります。

意外に勿体無いと思いません？
コレが毎日とかなると、３～４倍になるので、無視は出来なくなると思います。

昔は、教えられた事が正しいと思ってましたが、最近の技術によって、昔の常識が通用しない事も有るのでは？と最近考える様になって来ました、技術って奴はヤッパリ凄いなと感じます。


ダラダラとした、長文、お付き合い頂き、有難うございます☆

※お前の考えで、タービンが故障した！みたいなクレームは責任が持てません、アフターアイドリングカットを実行する際は、自己責任でお願い致します。