ユニフレームの金字塔 ユニセラTGを現行モデルのユニセラTG3化する

今年1月から放送されたアニメ【ゆるキャン△】の影響で、世の中すっかりキャンプブームとなりまして、こんなネタもたまには良いかなと思いちょこっとアップ(笑)



と、可愛いイラストを入れてみたところで、そっち系のネタではございません。(^^;)

タイトルにもある通り、ユニフレームの金字塔、フォールディンググリルの先駆けとなったユニセラTGの改造話です。

ユニセラTGと言えば、高級アウトドアブランドのユニフレームが世に送るおよそ30年にわたりフォールディンググリルの先駆者となり、折りたたみグリルなるものをこの世に知らしめた名機中の名機！(ここで名器と書くとちょっとまずい感じがするのであえて名機と… w)


そう、これが現在販売されているユニセラ TG3。
30年の時を経てもこの洗練されたスタイルは全く古さを感じません。

一方こちらが私が所有する先代のユニセラTG。
正確には２代目ユニセラTGですが、どこが違うかわかる方いますか?


ユニフレームのエンブレムが誇らしげです。


なかなか違いがわかりにくいかと思いますが、実はこの２代目と３代目には大きな違いがあり、３代目は「２代目と違って」洗うことができるんです。
あとは、短辺のプレートも２代目はセラミックが入っているけれど３代目はただの鉄板に成り下がってます。

細かいところを言えば、足の形もちょっと変わってます。

そもそも、

洗えない焼肉グリルってどうなの？ (笑)
もうその時点でアウトですよね？

バッチリ化粧したのに口紅塗り忘れて幽霊みたいな顔になっちゃった女みたいな感じですよね。

せっかく彼氏に手編みのマフラー作ったのに、最後にイニシャルとLOVEとか入れちゃって、絶対ダメな感じにしちゃった的なやつですよね。

油で汚れない焼肉グリルなんてあるわけがありません。
なのに、２代目ユニセラTGは

洗う事ができないんです。(T-T)

バカですか？
こんな小さなA4版の焼肉グリルが、14,000円もする焼肉グリルが洗えないとか、ダメダメぢゃん！

その理由がこちら。





わかりにくいかもですが、本体のステンレスと内側のセラミックプレートの隙間に、断熱の為にセラミックウールが敷き詰められているわけです。
大変凝った作りです。お値段張るわけです(笑)

で、現行モデルのTG３がどうなっているかと言うと、これ私の手元にないので何ともお見せできないのですが

セラミックウールの代わりにスプリングが入っているだけと言うことがわかりましたので、そんなものならいっちょ自分で改造しちゃいましょう！ってことで簡単な工作をします。



こんなものを買って来て

ダイヤモンドカッターで


ジョキジョキ切ります。



切ったらこんな波型にして




こんなふうにセラミックプレートを支えます。



あっという間に
出来上がり。



短辺側も




チョチョイのチョイ。

で、完成(^^)



短辺側もセラミックで覆われた

ユニセラTG3 うさぎスペシャルの完成！



ついでに今はこんな便利なものがあるんですよね。




網の目に編まれた繊維にシリコン製の物質が塗布された、焼肉グリル用ノンスティック(くっつかない)ネット。




これをこんなふうに敷いて、上で焼き鳥とかすると、今まで焼き網に焼き鳥がくっついてひっくり返そうとした時に焼き鳥がもげて落ちちゃったりしたのが嘘のように、コロコロ転がすことができるようになります。

これオススメですよ。
反復使用できると書いてありましたが、あまり高温の炭火に晒すとたった1度の使用でネットがボロボロになりますからご注意を(笑)

まぁ買ってもこれが3枚ぐらい取れる大きさで200円位のものなので、毎回捨てても良いんですけどね。

うさぎさんの往年のキャンプ装備「ユニセラTG」を
現行モデルの「ユニセラTG3」化する！の巻でした。