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昨日、昼前に父が逝きました。



主たる原因は「肺がん」でしたが

1月の中旬に、腹部の張りを感じ受診した病院で発覚したときには

肝臓、膵臓、骨髄、リンパへの転移が見受けられる

ステージ4の末期癌でした。



最初に受診した病院から、専門外臓器への転移が見られるため専門医の受診を紹介され

総合病院の外来受診まで1週間待たされてようやく受診したものの

次の検査までまだ1週間待たされ、ようやく検査を受け、また数日待って結果は「治療の方法既に無し」。

緩和医療を専門とする施設を紹介され、3軒目の病院に受診したのが2月4日で即入院。

即日入院したものの、自分の足で歩き病院にたどり着いたはいいが秒単位で容体が悪くなっていき

5日目の未明には意識不明となり

意識を失った後9時間で命の炎は消えてしまった。



20年前に胃がんの摘出手術を受けてからは毎年欠かさずがん検診は受けていた父だが

1年前のCT scanには全く映っていなかった癌が

今年のCT scanにはまるで別人の画像を見ているように大増殖していた。

癌の種類は「小細胞癌」。

進行が遅いと言われる老人の肉体をも

わずか1年で命を奪ってしまうほど進行が早い癌の種類だそう。




がん検診は年に1度では間に合わないことがある…

そんな種類の癌があると言うことを

皆さんも覚えておいてほしい。



今日、父を荼毘に付します。