エキマニ交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
作業日:2022/12/29
走行距離:161543km
日を改めてマフラー交換からの続き。触媒側のボルトを外した状態から。
2019年秋あたりから割れていたエキマニ、やっとこの夏に治してもらったので、車検直後のタイミングで交換します。
JUN AUTO MECHANIC製の中古品。ほぼ見たことないのでレア物?
マキシムのOEM品らしいです。形とか定価を見ると確かにそうかも…
写真はすでに交換後ですが、エキマニを外すための下準備があります。
ラジエーターにファンが2つ付いているのですが、先ずは赤矢印の方を外します。車両左側上下にカプラーが2つあり、上2点を10mmのボルトで留めています。
青矢印の方も外した方が良いのですが、上下はラジエーターホース、後方はクラッチのレリーズシリンダーが近いので、それらをバラさないと撤去不可能です。
ですが、クーラントのリザーブタンクをどかし、上下2点ずつの10mmボルトを外して車両右側に寄せるだけでも楽になります。
2
96純正は上下分割で外す前提なのですが、ボルトの錆びで見るからに分割できる気がしないので、一体で降ろします。
なので、写真のエキマニステー(エンジンブロックとバルクヘッドの間にあります)を先に外します。
ボルトは全て14mm。
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エキマニのボルトにCRCを噴き、浸透させる間に社外エキマニの装着準備をします。
排気ポート側の煤落としとガスケット面の掃除をし、O2センサーボルトに耐熱グリスを噴いてからエキマニに装着します。
センサーボルトの二面幅は22mmみたいです。
本当はバンデージも巻きたいのですが、割れ修理をしてくれたマフラー屋さん曰く、材質が相当キてるので熱を逃した方がいい、とのことなので、このまま行きます。
車が古ければパーツも古いので、落とし所が大切ですね。
4
エキマニのボルトを12mmで緩めます。まだ外しません。
このとき、ジワジワでは無く、工具を叩いて一気に緩める方が良いそうです。
CRCを信じましょう(笑)
前回、ボルトを丸洗いしてから耐熱グリスを噴いたおかげか、スムーズに外れてくれました。
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忘れがちなのが、ヘッダー下部をエンジンブロックに固定しているココ。
14mmのボルトです。
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エキマニ下をジャッキで支えてからボルトを外し、慎重に降ろしていきますが、いかんせん重いし、どうしても周りにぶつかります。
クラッチフルードのブリーダーとか、エアコンのコンプレッサーとか、エアコンホースとか、ラジファンのシュラウドとか…
ラジエーターのコアだけは潰さないように…
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総重量13.6kg。上下分割すれば楽なのでしょうが、真ん中は外せる気がしない。錆でボルト径が変わっていそうなレベル(笑)
ガスケットも入れ直さんならんし…
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メインのガスケットは板の凹凸とバネ力で密着させるタイプなので、線間接触するところさえ生きていれば大丈夫と判断し、使いまわしています。これで3回目?
一応新品もストックしていますが、まだイケる!
パーツクリーナーで表面錆を落としたあと、流水とハンドソープで汚れた手を洗いつつ脱脂します。
間違っても折り曲げないように…
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あとは逆順で組んでいくだけです。重さが純正の半分なので、人力でイケます。
付いたところから締め切ってしまうのではなく、変なストレスがかかっていないか確認しながら、先に全部のボルトナットを通してしまうのがベターと思います。
メインの9本は締め付けトルク30〜40Nmらしく、ビビり補正を加えて28Nmで。あまりにもビビって、一度トルクレンチが生きているか確認しました(笑)
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触媒の排気温度センサーは壌に返してキャンセルし、マフラーアースも繋ぎました。
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純正のヘッダー下部を留めていたところは、ボルトが着座する前に底付きしてしまうのでマスキングテープで塞いでおきました。
…リブの近くなのでブロック強度的には何か詰めた方が良いんでしょうけど、別にターボ過給1000psオーバーとかでも無いので?🤔
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トルク感UP云々より、鼻先の軽さを感じた部品なので、シェイクダウンが楽しみです。
次からは備忘録兼おまけです。
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ここのボルトがやけに締めにくかったな〜
次外すとき要注意かな。
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カーボンがごっそり堆積していて掃除したくなりますが、ドツボに嵌りそうなので我慢します。
どうせまた汚れるし…
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シフトリンケージのカバー破けてるの忘れてたな〜
車検のときに治してもらおうと思ってたのに。
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純正エキマニのガスケット面ですが、養生テープで保護して散々な目にあったので、剥がしやすそうなマスキングテープで錆止め。次回装着時、どうなるか?
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いかにも純正感漂う鋳鉄製のエキマニですが、実は管の集合角度などを見直したタイプR専用品。
中間パイプとテールピースもそうでしたが、コストがかかっています。エンジン屋と呼ばれたメーカーの意地でしょうね。
ちなみに98からは4-1のステンレスに変更され、純正流用チューン部品としては圧倒的人気!
無限におけるエキマニ開発時のボツ仕様がベースになっていると聞いたことがあります。
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