ラジエーター交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
作業日:2023/4/28〜29
走行距離:162326km
アッパータンクひび割れでダダ漏れしたので、左のKOYORAD製の新品へ交換!
みんカラでの評価も良さげ。
複層の強化品も作っていることと、何より国産なのが安心ポイントです
あまり純正キープに拘らないようにします。
2
詳しい手順は先人達の整備手帳を参照いただくとして、気づいたポイントやアイデアなどをメモ代わりに残しておきます。
ロアタンクのドレンコックから出たクーラントが、バンパーのベロに当たってとっ散らかるので、ペットボトルの口から受けるようにします。
フロントをエマーソン?のウマ一段上げで、2Lペットボトル一本半+空っぽのリザーブタンクいっぱいまで抜けました。
3
クーラントを再利用するための、自作のクーラント受けツール(ペットボトルの横っ腹ぶち抜いただけのガラクタとも言う)。
もうちょい上に穴開けたほうが受けられる量増えるな〜と思いましたが、実際これくらいのほうが注ぎ直ししやすいです。
満タンのペットボトルからコップに注ぐのが難しいのと同じ。
4
クーラントが抜けてからアッパーとロアのホースを抜くのですが、難儀したのはロア側。
クランプを掴めるスペースが無かったのと、自分では一回も触ったことがなく固着気味だったので、アッパーホースを抜いてからラジエーターごとコアサポートまで持ち上げました。
かなりのパワープレイ(笑)
ウォーターポンププライヤーがあればまだ楽に作業できたかな〜
ホースプラッカー的なやつも無いので、ホースは力ずくで抜きました。
ここで疲労と寒さで心が折れ、作業中断。翌朝へ…
この翌日(というか当日)の早朝、サーキットのライセンスを取りに行く予定だったので、仕事帰りの夜に慌てて作業したわけです。
(諸事情でこのタイミングしか車を触れず)
結局力尽きて、翌朝に大人しく延期を申し入れ…
向こうもサーキット事務局とあり、スムーズに事情が伝わったので良かったです。
5
納期が無くなったので、ここからのんびり作業。
ラジエーター下側のゴムブッシュも付いてきたので、水洗い+ラバープロテクタントを吹いておきました。
新しいゴム部品じゃないと意味無さげですが、気休めです(笑)
6
ラバープロテクタントの浸透を待つ間、移植準備にかかります。
初期不良確認+内部洗浄を兼ねて、新品ラジエーターの中に水を入れて濯ぎます。
…不良品かどうかはテープから漏れてくるのでよくわかりませんでしたけどね(笑)
検査はしてるでしょうから信じることにします。
抜けた水は約1L。油やゴミも入っていなさそうでした。
7
ラジエーターを新品に移植しますが、ラジファンもASSYしてしまうのではなく、ラジエーターだけ先に付けた方ががいい気がします。
こちらの方がファンのシュラウドやステーがない分、多少ロアホースの挿し込みとクランプの締め直しがやりやすかったです。
クランプは元の向きになる(ホースの凹みに合わせる)ように組んだ方が良いそうですが、後からファンのステーとクランプが干渉しないように位置関係をよく確認しておく必要があります。
私の車は最初からクリアランスギリギリでしたので、後からクランプ位置を微調整しました。
8
カプラー3つは外すのに難儀したので、オスメスとも綿棒にCRCを染み込ませて軽く掃除しておきました。
特に助手席側の下側は埃被りまくりで、指がズタズタ笑
エキマニ交換のときに外さんかったっけ?
9
各部の締結、固定を確認してクーラントを注ぎ、エンジンをかけてエア抜きします。
このとき、初爆の振動で、幾分かクーラントが飛び散ります。
やっぱりジュラコンマウントの振動は強烈(^^;)
ヒーターコアまで水を回せるように、ヒーター全開です。
時折エアが排出されて液面が下がるので、液面が見えている間に都度補充していきます。
10
11分後。水温はテクトム表示で70℃。
エアの排出が減ると溢れてくるので、慌ててトイレットペーパーで包囲。
はじめからこうしておきましょう(笑)
こういうことがあるので、掃除は後からが吉です。
どこまでアイドリングさせればいいのか分かりませんが、とりあえず75℃までアイドリングさせ、キャップを締めて、残りのクーラントはリザーブタンクに全部注ぎました。
このときMAXを超えても、クーラントが冷めるときの収縮や、上がってきたエアとの交換で吸われるようです。
ひとまず様子見中…一晩おいてまた追記します。
11
おまけ
外した純正ラジエーター。アッパータンクが見事に割れています。
エンジンに熱されたクーラントが一番集まるところ、かつ水の圧力が集中する平面部なので、典型的な経年劣化。
部品として天寿を全うしてくれた感じです。
新車時から付いていたとすれば、かなりの長持ち?
ひとまず、お疲れさまでした。
経年部品として貴重なサンプル(笑)なので、場所が許す限り捨てずに置いておこうと思います。
12
…実は割れかけていることは3月に気付いていたのですが、色々手直ししたあとなので後回しにしてしまったのが正直なところ。
あと付け水温センサーからの漏れを修理したあとなので、圧の逃げ場が減ってココに来た感じですかね?
とすれば、次はホース周りが来るかもしれない…
幸いなのは自宅駐車場で気づけたこと。出先でブローされると敵いませんから(^^;)
いらちには旧車の維持は難しいですね(_ _)
反省します。
13
〜翌日追記〜
23時間後のリザーブタンク。
前日の液面(緑線)から減っているので、ある程度水廻りは密閉できているようです。
怪しい漏れ痕もないので一安心。
しばらく水量と水温に注意しながら走行します。
もし走行中にトラブったら、また追記します。
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