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人生初のゲレンデ。

少し乗ってみて出てきた感想は山ほどありますが、まず驚いたのはその静粛性。
窓を閉め切って走ると、不気味なくらい外界の音がシャットアウトされます。

堅牢なボディ自体、遮音性が高いものと思われますが、ウインドウを観察すると二重アコースティックガラスが採用されていることが分かります。



窓を閉めていればロードノイズもほぼ皆無。
ちなみに純正タイヤはピレリ スコーピオンゼロという、オールシーズンタイヤです。


音もさることながら、乗り心地もとても良いです。

走行中で最も大きな外音はフロントから聞こえてくるエンジン音でしょう。
本来、カラカラディーゼル音は好みではないのですが、このエンジンは雰囲気のある重低音を発しており、安っぽいカラカラ音は無し(窓を開けると多少聞こえてきますが)。
ディーゼルエンジン音に感動したのは生まれて初めてです。




正直、ゲレンデってマニア向けのイカついクルマってイメージがありましたが、
室内空間の雰囲気はトップクラスのショーファードリブンカーなんですね。
もっとも、これほど乗り降りしにくいクルマはないので、VIP向きではないですが...

ちなみに、この静粛性の対極をなすのがロックの音。
一切の丸みがない大音量の"ガチャッ"音は無骨そのもの。密集住宅街での深夜・早朝時間帯のロック開閉に気を遣うことになろうとは...
これは演出の一環だと思いますが、車内の雰囲気との対比が違いすぎて笑えるレベルです。
こんな摩訶不思議なところもゲレンデの魅力なのかな?