自分がやっている方法を説明します。
1.用意する物
1) 2mアルミ角パイプ
2) メジャー(2mまで測れる物)
3) クレヨン(地面に印をつける筆記具)
4) 1mの角材
5) その他筆記具とタイロッドが回せる工具(12,17,19mmのスパナ)
2.測定場所の確保
車体の回りを動き回れるスペースと平らな地面のあるところ
前後方向は全長+&(前輪軸+2m分)
3.測定
1) ハンドルを真っ直ぐにして、車を前後に動かす⇒タイヤを1回転以上回すこと
2) 前輪に2mの棒を当てがう
①右輪であれば後端はタイヤ後端、先端を地面につける
この時棒はホイール中心に合わせる(重要)
本来端面の出ているホイールに棒を当てるのが良いが、
ホイール面が出っ張っていたりセンターキャップがあると棒が端面にあたらないので
自分の場合はタイヤに当てている 尚、タイヤに当たる部分だけ棒を2重にしている
②地面に棒の先端中心位置をマーキングする⇒マークは逆T字にすると棒先端が明確になる
③棒を前後入れ替えて棒の先端を後方にし同じようにマーキング
3) 後輪に1mの棒を 当てがい、前記③のマークの横にマーキング
ホイールセンターに当てがう必要は無く単なる前記③マークとのズレを見るだけ
4) 反対側の前輪前後地面にもマーキングをする
5) 測定
①前輪前方の左右のマーク間隔をメジャーにて測りメモる⇒A
メジャー先端は合わせ難いので自分は100ミリ位置をゼロとしてる
②前輪前方の左右のマーク間隔をメジャーにて測りメモる⇒B
③前記 2)の③と 3)のマークとのズレを左右それぞれ測りメモる⇒Cl、Cr
6) トーイン量算出
①トーイン=B-A、プラスであればトーイン、マイナスであればトーアウト
一般的なトーイン量はタイヤ外径部分で言うので、
2mを使っている場合4倍に増幅されて現れる(測定誤差は1/4)
7) ハンドルのズレ確認
ClとCrはそのままハンドルのセンターズレを現している
その差5mm以内であれば良しとしている
4.トーイン調整
大事なことは現状はどうだったかと狙うトーイン量を明確にすることである
1) 調整したい側の反対方向にハンドルを目一杯切る
2) タイロッドのロックナットを緩める⇒工具を確実に当て、なめり・怪我に注意
3) タイロッドエンドを19mmスパナで押さえながらタイロッド本体を回す(重要)
トーイン方向にするならばタイロッドが伸びる方向にまわす
六角断面の1辺を最小単位とし、回した(回す)量をメモる
4) ロックナットは最後に締めるので調整途中は手で締める程度でよい
5) 必要に応じて反対側も同じようにタイロッドを回す
5.再度測定
前記3.の測定を納得のいくまで繰り返す
6.決定及び再チェック
1) 最後にロックナットを本締めし測定(これで大きく変わるようでは異常)
2) 試走した後に再度測定し、大きな変化がないことを確認する
7.トーイン量
①一般的にはゼロないし若干の-キャンバーであればトーインは0~2mm
2度くらいの-キャンバーをつけたらトーインは-2~0mm(トーアウト)
②トーイン量とサイドスリップ量は違うので混同には注意を
③トーインと挙動
トーイン気味あるいはトーアウト気味それぞれ挙動(フィーリング)に違いはあるが
実際に身を持って体感するのが良い
8.アライメント(キャンバー、キャスター、トーイン、その他)
話が長くなるので割愛(笑)
9.その他
① 何かあったら前の状態(元の状態)に戻せるようにメモ(数値)は必ず取るように
② 測定値に再現性がなかったり、不条理なデータが出たらボルトの緩み等ガタが生じてる可能性あり
文字だけの説明は難しいですが、不明な点等ありましたら聞いてください