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2020年05月11日

1990年代後半のスポーツカーを思い出す

1990年代後半のスポーツカーを思い出す Yahooで、1990年代のスポーツカーの記事を見つけました。
(記事は、こちら

記事の内容は、1990年代のマイナーなスポーツカー3台について説明されたものです。
この年代を扱った記事を読むと、どうしてもMTが全盛だった頃を思い出します。

自動車メーカーも複数のスポーツカーを販売していて。そして各メーカーごとに思想というか思いを込めた車を生産していました。

また、スポーツカーの駆動方式を見ても、
FF・FR・4WD・MR

と、駆動方式ごとに数多くのスポーツカーがラインナップされていた、あの時代。

今現在の新車MT車のブログは、以前に書きました。
(以前の記事は、こちら

私は2000年初頭にかけて、S14シルビアとFTOを乗り継いできました。

学生から社会人になろうとしていた私が、車を買う候補にあげた1990年後半のスポーツカーを、自動車メーカーごとに分けて思い出してみたいと思います。
(主に、200馬力前後の車がメインです)

今回のブログでは各メーカーの車を全て見てみようと思いましたが…。トヨタとホンダ・日産の各車を取り上げていたら、車種が多くなり過ぎました。そのため今回は、トヨタ・ホンダ・日産だけを取り上げたいと思います。
(2020年の新車MTと比べたら、1990年代は車種が多すぎて。何とも素晴らしい時代でした)


注:今回使用したカタログは、中古車販売のグーネットさんのHPから拝借いたしました


1990年代後半の時代背景

私が学生時代を過ごした1990年代後半は、バブルの頃に開発されたスポーツカーが花開いた時代でした。各スポーツカーは、高出力のターボモデルと廉価版のノンターボモデルの、2つのグレードを用意してました。

私が当時、販売されているスポーツカーを調べるには、雑誌またはべストモータリングのビデオ(笑)を購入して、筑波サーキットのラップタイムを参考にしていました。YouTubeやSNSといったものが無く、お金を出さないと情報が得られない時代でした。



トヨタ


<MR2>
MR車、NAエンジン、2000cc




あのお堅いトヨタが販売していた、ミッドシップエンジン車。価格も手が届きやすく、当時も中古車が数多く販売されていました。

2020年の今、この車のカタログスペックと価格をみると、すごく魅力的ですね。ただ、当時MR2のNAモデルはコントロールがピーキーで難しく、腕がないとどこかに飛んでいってしまいそうなイメージがあったので。購入対象には挙がったもののパスした記憶があります。

今思い出すと、もったいないことをしたな、と思ってます(^^;


<セリカSSーⅢ>
FF車、NAエンジン、2000cc



こちらの高出力版には、セリカGT-FOURの4WDターボモデルが存在します。

私が学生・社会人当時に住んでいた名古屋では、トヨタのおひざ元であるだけあって、数多くのセリカを街中で見かけました。私がFTOを乗っていた時にセリカの後ろにつくと、同じ馬力のため、喜んで後ろを付いていった記憶があります(笑)


<カレン>
FF車、NAエンジン、2000cc



セリカの姉妹車。ノンターボモデルのみのラインナップです。

この車種はかなりマイナーなはずなのですが、名古屋ではちらほら見かけた事があります。しかし雑誌やベスモでも取り上げられる事が無かったように記憶しています。見た目はカッコよくて好きでしたが、いかんせん、車の情報が少なすぎました(^^;



<スプリンタートレノ BZ-R>
FF車、NAエンジン、1600cc



スプリンタートレノの最終版です。テンロクで165馬力の6速MT。競合はホンダのシビックといったところでしょうか。

この車もマイナーな車種ですが、テンロクでは珍しい6速MTと、打倒シビックといった思いがひしひしと伝わってくる車だったので、記憶に残っています。ただ、こちらの車種は、トヨタのおひざ元の名古屋でも滅多にお目にかかれない車でした(^^;



<スープラSZ>
FR車、NAエンジン、3000cc



高出力版では、トヨタの看板を背負ったA80スープラRZが存在します。
当時は「ターボモデルであらずはスープラであらず」という風潮がありました。しかもNAスープラの値段は、他の車種のターボモデルを購入できる金額になります。よっぽどスープラに思い入れがないと、購入できるグレードではなかったです。

ただ最近、ベスモのYouTubeを見ていると、街中で運転するには十分すぎる程のトルクと楽しさがあったようです。速さにこだわらず、車の雰囲気と運転を楽しめる事ができるようになった今は、NAスープラも乗ってみたかったなと思っています。




ホンダ


<インテグラtype-R>
FF車、NAエンジン、1800cc



説明もいらない程の有名な、FF最速の車です。

街中でも、かなりの台数を見かけました。私的には速い車に乗りたいよりも、速い車を追いかけたいと思う気持ちが強かったので…。この車の購入をパスした記憶があります。


<シビックtype-R>
FF車、NAエンジン、1600cc



この車は、もし乗れるのなら今乗りたいと思っている車です(笑)

この車重の軽さで、8500rpmまでエンジンを回せる。まるでF1マシーンのような甲高いエンジンサウンド。大排気量車を、軽さとギア比で追い回せる車。

スポーツカーという見た目にこだわっていた当時、購入対象には入っていなかったですが、今にして思うともったいない事をしました。



<シビック>
FF車、NAエンジン、1600cc




タイプRではない、普通の1600ccシビックです。

しかしカタログを見ていると、2020年現在では、普通とは思えないくらいのスペックですね。このスペックをこの価格帯で購入できた当時は、贅沢のひと言ですね。



<アコード>
FF車、NAエンジン、2000cc



この車、このスペックと値段で今販売されていたら、きっと購入するだろうと思える一台です。

4ドアセダンで、排気量2000ccで200馬力。スポーツカーと言っても申し分ないくらいのスペックです。このような車がMTで販売されていたとは、何ともうらやましい時代です。





日産


<S15シルビア スペックS>
FR車、NAエンジン、2000cc




当時の日産といえばコレ、ドリフト車です。

NAモデルでは当時、この値段で購入できたのですね。普通ドリフト車と言えば、ターボモデルのシルビアを購入します。

しかし、当時お金がなかった私は、NAモデルの中古のS14を購入。イニシャルDのS14と同じく、雨が降ると喜んで広場に行ってくるくる回っていました(笑) スペック的にも安全に、FR車とはどういった挙動をするものなのか。教えてもらえた一台でした。



<S13シルビア K`s>
FR車、ターボエンジン、2000cc



1990年代前半の車種になりますが、参考として載せました。

車両重量が1170kgと軽い上に、馬力も200馬力あってトルクもある。これは人気があるという意味がよく分かるスペックですね。



<ワンエイティSX>
FR車、ターボエンジン、2000cc



シルビアの兄弟車です。

私は180やシルビアはあまり詳しくはないのですが、見た目の違いでほぼ同じスペックの2つの車種を選べるっていいですね。

当時の日産の力を感じる、180とシルビアの2台です。



<R33スカイライン GTSータイプM>
FR車、ターボエンジン、2500cc



こちらは高出力版として、R33GT-Rが存在します。

GT-RではないFR車のR33。この車も中古でですが購入候補に挙がりました。しかし、この車を買うといずれ280馬力クラスが欲しくなるだろうなぁと容易に想像できたため、買うのを止めた記憶があります。

当時のスカイラインは、GT-Rを筆頭にターボモデルのGTSタイプM、そしてNAモデルも存在します。その上2ドアタイプと4ドアタイプもあって。日産全盛期とも言えるラインナップですね。



<パルサー VZ-R>
FF車、NAエンジン、1600cc




日産車にはめずらしい、テンロクFF車です。
スペック的にはシビックと競合でしょうか。

ただ、この車もトヨタのカレンと同様、車の情報が乏しかったので名前とスペックをチェックするくらいでした。



…以上が私の1990年代後半のMT車の振り返りです。

改めて、2020年の新車MTのブログ(記事はこちら)と比較しますと。

排ガス規制や衝突安全規制を考慮しても、2020年新車のMTには魅力があまり感じられません。1990年代のMT車は、FF・FR・MR・4WDが選び放題で、しかも各車種にターボとNAといった2つのエンジンを選ぶことができました。

そして同じ駆動方式・馬力であってもメーカーによって、車の特徴が全く異なる場合も多々ありました。この時代は、ユーザーが同じ予算内であっても、多くのMT車を選べる時代でした。

2020年の今は、少ない選択肢の中から予算と使用状況に合わせて、ユーザーがいかに妥協できるか、といったものに変わってしまいました。

外観や馬力・車重には目をつぶって、妥協の中でしか選べない今のMT。

スポーツカー全盛期を知っていると、今のメーカーは「メーカーの都合で、売りたい車しか作らない」という姿勢がはっきりと見て取れてしまいます。

「MT設定をしたからスポーツだ」なんて言っている今のメーカーを見ていると、笑ってしまいます。彼らに1990年代MT車の種類の多さと、値段・スペックを見せてあげたいくらいです。

今売れているスズキのスイフトスポーツに、競争を挑むメーカーが現れて欲しいですね。


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Posted at 2020/05/12 16:16:29

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この記事へのコメント

2020年5月12日 19:29
こんばんわ!

オイラが結婚した90年代後半ですか。
確かに百花繚乱でしたね。
当時は、初代の愛車PF60ジェミニ(シャコタン、フルバランスエンジン、ストレートマフラー等の極悪仕様)に乗ってましたから、あまり気にしてませんでしたが、あらためてみると、どれもワクワクするような車ですね。
ちょっと変わり者のオイラが、この頃一番気にしてたのはストーリアX4!
まあ、許されぬ恋ではありましたが・・・(爆)
ああいう軽量コンパクトなMT車、欲を言えばFR車、再販されないかな?
コメントへの返答
2020年5月13日 7:54
けだまおやじさん、おはようございます(^-^)

けだまおやじさんの90年代後半は、ご結婚された年だったのですね。私も学生時代を過ごした年代なので、人生の節目の年は結構記憶に残りますね♪

けだまおやじさんの初代の愛車仕様は・・・。今では法律の規制が厳しくてなかなかできない仕様ですねw

あの時代は、各メーカーの車種が多くて、街中を走る車を見ているだけで楽しかった記憶があります。

ストーリアX4。私もけだまおやじさんに言われるまでは知らなかったので、ちょっとググってみました。その後継車のブーンX4は知っていたのですが、ストーリアX4も全日本ダートラAクラスで全勝とか、凄い記録を残したマシーンだったのですね。

軽量コンパクトなMT、いいですね♪ でもヤリスのGR仕様のような、200馬力を超えて価格も飛び抜けてしまう車はいらないですね。車重が1トン前後で150馬力くらいの車があるといいなぁと思ってます(^-^)
2020年5月12日 19:38
90年代はMT車、MT好きにとっては良かったですよね〜(^_^)

S13シルビアと180SXは姉妹車だけど排気量が違うのではなく、どっちも前期型と後期型で排気量が違いますよー

S13シルビア前期型
エンジン CA18DE(T) (1800cc)
型式 S13、KS13 (型式にKがつくのはHICAS付き。以下同じ)

S13シルビア後期型
エンジン SR20DE(T) (2000cc)
型式 PS13、KPS13

180SX 前期型
エンジン CA18DET (1800cc) ターボのみ
型式 RS13、KRS13

180SX 中期型、後期型
エンジン SR20DE(T)
型式 RPS13、KRPS13

画像にスペックが載ってるS13シルビアK'sはエンジンがSR20DET、SUPER HICAS付きなので後期型2000ccですね(^_^) (KPS13)

1800ccのCA18はターボでも175psしかなかったです。
コメントへの返答
2020年5月13日 8:17
90年代はMT車にとって、まさしく夢のような年代でしたね♪

S13シルビアは前期と後期で排気量が違っていたのですね。詳しく教えていただきありがとうございましたm(_ _)m

S13シルビアは1800ccという思い込みがあったので、画像のスペック表が2000ccと書いてあるにもかかわらず、ブログでは1800ccと書いてしまいました。

訂正しておきます(汗)

私が走行会に行っていた2000年は、まだまだS13やS14が多かった記憶があります。販売台数が多くてチューニングパーツも多い車種は、長く乗れますし先人の経験も聞けて、長く愛される車になりますね♪
2020年6月23日 19:19
お邪魔します。
この五年前くらい
S13にR32スカイライン、FDのセブン等々何でも欲しがる真美ちゃん。
しかしお金がなくて日産エクサの中古(*´∀`)♪
そのあと社会人になってMR2 GTSを最短で買うべく断食しましたね(^o^;)
結局S14シルビアQ's MTが某雑誌の景品で当たると言う波乱なカーライフでした(笑)
コメントへの返答
2020年6月24日 20:39
Ocean5さん、こんばんは(^-^)

MR2を買うために断食、分かりますw 私や私より上の世代は、車が最優先って感じでしたものね。

雑誌の景品でS14が当たるって、Ocean5さんのくじ運も凄いですし、車1台プレゼントできる雑誌社も凄いです。車業界も雑誌社も、いい時代でしたね(^-^)

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