(最近、ガンダムネタばかりで申し訳ありません。
ただ、娘との会話がおもしろいので。どうしてもブログのネタにしてしまいます^^;)
先日のこと。
小学1年生の娘が、学習塾の宿題で分からないところがあると言って、パパに質問してきました。
算数の文章題です。
「5人でみかんを1こづつ食べて、まだ4こ残っています。みかんは全部で何個あったでしょうか。」
という問題です。娘は小学校で「食べました」は「引く」のキーワードとして習いました。
そのため娘は、この問題の計算式を「5-4=1」として答えを1個としました。
学校で習ったことが逆にあだとなる。正確に文章の意味を理解していないと解けない問題。さすが学習塾です(^^;
そのため、パパは娘に「5個食べたから減ったのだけれど、問題文は『(最初に)みかんは何個あったでしょうか』と聞いてきているのだから、食べたみかんの数と残ったみかんの数を足さないと、最初にあったみかんの数は出てこないよ」
と教えたのですが・・・娘はなかなかイメージできず、理解できません(^^;
そこでパパは考えました。他の事で、娘にイメージしやすいものがないかと。
そしてひらめきました♪ 娘の好きなガンダムを問題に登場させよう、と(笑)
パパが「じゃあ、ガンダムの算数の問題はできるかな?」と娘に聞くと、
「うん、問題だして(^-^)」と、パパのもくろみ通り、娘は喰いついてきました。
「じゃあ、問題。ホワイトベースにザクが攻めてきました。ガンダム・ガンキャノン・ガンタンクの3機がザクを1機づつ倒しました。ザクはまだ4機います。ザクは何機でホワイトベースに攻めてきましたか。」
と、問題をだすと。娘はすかさず、
「1機づつ倒したのだからザクを3機倒して。残ったザクは4機だから3+4=7 答えは7機♪」
と即答でした(^^; たまたま正解だったかもしれないので、もう1問、問題を出しました。
「じゃあ、問題。ホワイトベースにザクが攻めてきました。ガンダム・ガンキャノン・ガンタンクの3機がザクを3機づつ倒しました。ザクはまだ4機います。ザクは何機でホワイトベースに攻めてきましたか。」
この問題は、「ザクを3機づつ倒した」という、ひねった問題です。
しかし、この問題も娘は、
「ガンダム・ガンキャノン・ガンタンクがザクを3機づつ倒したのだから、3+3+3=9。そしてまだザクが4機残っているのだから、9+4=13 答え13機!」
正解です。
・・・娘よ。ガンダムになると、頭がさえるのね(^^; しっかりと、攻めてきたザクの様子をイメージできています。ザクならイメージできるのに、どうして食べ物の問題になるとイメージできないのか。パパには分かりません(^^;
しかも、この問題を出したあと、娘から問題の中身についてクレームが入りました。
娘 「ガンダム・ガンキャノン・ガンタンクが3機づつザクを倒すのはおかしいよ。ガンダムは強いから5機倒したんじゃないの? それにガンタンクは動きが鈍いから1機しか倒せないと思うし。そうするとガンキャノンは3機倒したことになるね。」
・・・娘よ、鋭いところを突いてくるね。たしかに娘の言うとおりです。ただ、そんなことしたら「3機づつ倒す」という、ひねりの問題ではなくなってしまう(^^;
まだクレームは続きます。
娘 「あ、もしかしたら、ガンダム1機でザク9機を倒したのかもしれないよ。」
・・・娘よ、ガンダム1機でザクを倒したら、パパの意図する算数の問題にならないって(^^;
まだまだ娘のクレームは続きます。
娘 「どうしてザクばかりが攻めてくるの? ドムは攻めてこないの?」
・・・娘よ、弱いザクだからこそ、合計したザクの数を増やせるのではないか。もしザクより強いドムがたくさん攻めてきたら、ガンキャノンやガンタンクがドムにやられてしまうよ(^^; そんな事になったら、これまた、パパの意図する算数の問題が成り立たない(^^;
パパは心の中で叫びました。
「・・・娘よ。ガンダムだとできる計算のイメージとその豊富な想像力。それを、頼むからそのまま他の文章題でも活かしてくれ!」と。
ちなみに次の日。娘が分からなかったみかんの問題を、再び出題してみました。すると、娘はしっかりと正しい計算式と、式の理由を説明できました。ガンダムの問題のおかげで娘の頭の中でも、問題の意味をイメージできるようになったみたいです(^-^)
Posted at 2017/01/31 17:28:54 | |
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娘とガンダムとの関わり | 日記