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2017年10月10日 イイね!

新型スイフトスポーツを試乗してきました

昨日、新型スイフトスポーツの6速MTを、やっと試乗することができました(^-^)


助手席にディーラーの方を乗せて。時速60kmまでで幹線道路を走る、といった試乗内容です。今回の新型スイフトスポーツと比較対象するのは、私が現在乗っている5速MTの1600ccインプレッサスポーツ(馬力110ps トルク15kg)と、2ヶ月前に20分程自由に試乗した6速MTの WRX STIです。また、ファミリーユースとしての視点でも見てみました。


(以下の画像は、スズキの公式HPからお借りしました)


<外観>






外観はパッと見た目は、ノーマルのスイフトとほぼ同じように感じました。「外観は目立たず、車の中身が違う」ことを好む私にとって、このスタイルは嬉しいです。

ただし、後部座席のドアを開閉するための、ドアノブは低い位置にはありません。後部Cピラー枠内の高い位置にドアノブがあります。このドアノブの位置はノーマルもスイフトスポーツも同じようです。小学校低学年の子供は、後部ドアノブに手が届かないかもしれないので、注意が必要です。




<内装・後部座席・収納>






内装はあまり興味がなかったのですが・・・(^^; とりあえず、ステアリングとシフトノブは革製品です。私の乗っている先代GPインプレッサは、「内装は必要最小限にし極力簡素化する代わり、販売価格を抑える」車でしたので。無駄に革製品を使っていない、シンプルなスイフトスポーツの内装に、好感が持てました。

後部座席に座ってみると。コンパクトカーの割には足元も狭くは感じず。頭上から天井までの高さもゆとりがあるように感じました。後部座席に座っていても圧迫感は感じない印象でした。

後部ハッチバックを開けてみると。思いのほか収納スペースがあることに驚きました。海外旅行で持っていく大きめのキャリーケースが寝かせて置くことができる程の、スペースがあるように感じました。ファミリーユースとして、この収納の良さはポイントが高いです(^-^)


さて、いよいよ運転席に座ってエンジンをかけて。車を走らせてみます。


<MTのクラッチ・ブレーキ・アクセルについて>


(この画像は、公式HPにあった走行中の動画からキャプチャーしました)




クラッチペダルを踏んでみると、軽い力で踏み込むことができました。私のNAインプと同じくらいの軽さだと思います。半クラッチの位置も手前すぎず奥すぎず。扱いやすかったです。

クラッチ横の、足を置くためのフットレスト。普通の車のようにしっかりと盛り上がったフットレスではありません。足を置けるように滑り止めの薄いフットレストがあるといった感じでした。また、クラッチとフットレストの間隔は、やや狭めです。ただ、私のGPインプはもっと狭いので(笑)。このスイフトスポーツのフットレストは、クラッチに足を置き換える動きをしても、クラッチに必ず足が当たってしまうというような狭さでは無いように感じます。気を付けることに慣れれば、問題ないように感じました。

ブレーキペダルの感触について。法定速度内での走行で、助手席に座るディーラーの人を怖がらせたくもなかったので、たいしたテストはできませんでしたが。0.1Gや0.2Gの弱い減速G一定をしても、ブレーキのフィーリング的には、違和感を感じることもなかったです。


アクセルレスポンスについて。最近の車は特にスバル車はそうなのですが、電子スロットルのアクセル開度と実際のスロットル開度にズレがある場合があります。弱いブリッピングでの回転数合わせてのシフトダウンをすると、このズレが顕著に分かります。私のインプレッサスポーツでも新型WRX STIでも、電子スロットルのズレをはっきりと感じました。今回のスイフトスポーツでは、そういった電子スロットルの開度のズレを感じることはなく。ブリッピングでの回転数合わせも、比較的容易にできました。



<MTのペダルレイアウトについて>





スイフトスポーツのペダルは、一般的な乗用車のように足を前に伸ばした先にペダルがあるタイプではなく。椅子に座って足が下に伸びた所にペダルがある。ペダルを上から踏むような、コンパクトカーによくある運転姿勢になります。慣れれば問題ないのでしょうが、慣れるまではペダルを踏むことに、少し違和感があります。

ヒール&トーについて。アクセルとブレーキペダルの間隔は、ヒール&トーをするには丁度よい隙間となっています。しかし、弱ブレーキをしながらでは、右足のかかとがアクセルに届きにくかったです。これは、サーキット等での強いブレーキングをした時にヒール&トーがしやすいように、アクセルペダルがブレーキペダルよりも若干奥の位置にあるからだろうと推測します。

ブレーキとアクセルの横の間隔は問題ないので、あとはアクセルの奥行の調節(例えば、ペダルに厚みを付ける等)をすれば、弱ブレーキでもヒール&トーができると思われます。



<加速性能 (過給圧を掛けた場合と掛けなかった場合)>





陸橋の上り坂をスイフトスポーツで、速度60kmで6速1500rpmで走行中の場合。

私の1600ccのインプの場合は、5速1500rpmではエンジン回転数が低すぎて、陸橋上り坂では失速していきます。それが新型スイフトスポーツの場合は、6速1500rpmからでもアクセル開度15パーセントの過給圧がかからない量でも、しっかりと加速していきました。過給圧がかけていない低回転の領域でも、しっかりとトルクがあることに驚きました。


陸橋の上り坂を過給圧を掛けて加速した場合。

私は普段の走行の時から、アクセルはどれだけ踏んでもアクセル開度50~60%での走行をしています。今回の試乗も、上り坂を50~60%のアクセル開度で走行してみました。

その結果。

アクセル開度50%でも、回転数3000rpmを超えればしっかりと過給圧がかかります。しかも1速では0.3Gの加速Gがでるのですが、それが2速に上げても1速と変わらない0.3Gの加速Gをかけられる事が体感的に感じとれました。私のインプでは、上り坂を2速で0.3G加速はできないです(^^; 2速でも背中から押される加速感。これはしびれますね(^-^)

ちなみに3速での加速感は、簡単に速度オーバーになってしまうので試していません。


なお、この加速性能に関連して。

FF車でこれだけ加速性能がよくて、トルクがあるとなると。昔のベスモのビデオでしていたような、パイロンの間をジグザグに走行するテストや、鋭角コーナーの脱出時において。

ステアリングを戻しながら瞬時のアクセルonの時に、トルクがあり過ぎてリアタイヤにトラクションが移って、フロントのトラクションが抜ける。トラクションが抜けてフロントタイヤが空転しそうになって、トラクションコントロールが作動する。結果スロットルが電子制御で絞られる、といった事がこの車では起きないのかなぁと心配してしまいます(^^; 

(ベスモのDVDを見ていた時、確かFF車でターボを積んだ「マツダスピードアクセラ」が、同じようにトラクションコントロールで苦しんでいる様子を見た記憶があるもので^^;)

そのようなテストはさすがに公道ではできないので。サーキットでの試乗動画等で、確かめたいポイントです。




<ステアリング インフォメーション>





私は、定速走行をしながらステアリングを切っても、そこから伝わる情報を感じ取る感性はありません(笑) そのため、交差点を曲がる時のステアリングインフォメーションに、重きをおいて試乗するのですが・・・。今回交差点を曲がる時は、ほぼ信号待ちからの発進となってしまって。減速しながら交差点を曲がる事は、1回しかできませんでした。

その貴重な1回の、減速からのステアリング操作を思い出すと。私のインプ(フロントにタワーバー、リアにアンダーブレースで補強)の感覚と同じようなステアリング感覚を、スイフトスポーツから感じました。ステアリングを切っても、一瞬の間が空いてからヨーモーメントが発生する、そんな感覚です。

ちなみにWRX STIは、ステアリングを切った瞬間にヨーモーメントが発生するという感覚でした。また、STIはインプよりも小さなステアリング舵角で曲がることができました。

今回のスイフトスポーツは、交差点を曲がる時のステアリング舵角も、インプとほぼ同じ量だったと思われます。

このステアリングインフォメーションに関連して。スイフトスポーツの足回りは、WRX STIのように固いという印象ではありませんでした。助手席や後部座席に人を乗せても、それほど乗り心地に気を使わなくても、ドライバーは普段通りの運転ができそうでした。


<シフトフィール>





私は先代のスイフトスポーツも試乗した事があります。その時のシフトを入れた時のフィーリングは、柔らかいというか。素早く次の段速に入れることができました。

今回のスイフトスポーツでは、シフトフィールがカッチリとした、1速1速をしっかり入れる必要があるように感じました。スイフトスポーツのシフトフィールも、私のインプと似ているという印象を持ちました。


・・・試乗体験記は、以上になります。




普段は試乗体験記は書かない私ですが、どうして今回書いてみたかというと。



今のMTインプレッサの後継車として、新型スイフトスポーツを検討したいと思ったためです♪

(ただし、今のインプもまだ3~4年は乗りたいと思いますので。その後ということになりますが)

これだけの軽い車体に、ターボを付けて。6速MTで軽快なステアリング操作と、走りを楽しめる。それでいて、トランクルームの収納は結構あって、後部座席も狭くはない。しかも、車両価格は200万を切っている。見た目はおとなしいスイフトに見えて、走ると化ける。私好みの1台です(^-^)

ガソリンタンク容量は37Lと少ないですが、昔のガス喰い虫のRX-7と比べると、走行距離は伸びてますし。MT車は長距離走行をすると、JC08モード燃費なんて簡単に上回る燃費を出せますし。

デメリットを差し引いても、メリットの方が大きいというのが、今の新型スイフトスポーツでの印象です。


今乗っているGPインプレッサスポーツも、収納や走る歓びといったものは十分満足できる車です(^-^) これからもインプを楽しむ気持ちに変わりはありません。しかし、次期車という考えを頭の片隅に残しておこうと思い、今回のブログに書いてみました。


まだ3~4年先になりますが、大きい車が好きな妻との意見調整が大変になります(^^;

恐らく妻は、次の車はSUVといった大きな車を希望してくると思います。かたや私は、コンパクトで走りを楽しむスイフトスポーツのマニュアル車(笑)

車の方向性が真逆です(^^; 将来を考えただけでも恐ろしいので。

今はGPインプでどうやって運転操作向上に努めようか。その事だけを考えていこうと思います♪

Posted at 2017/10/10 17:01:58 | コメント(5) | トラックバック(0) | 自分のこと | 日記

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はじめまして、「そう」と申します。 スバルインプレッサスポーツ1.6i-Lに乗っています。 エコドライブを楽しんでいます。 親子一緒にドライブする事が...

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